最重要は足とのフィット感!雪山用登山靴18選、足幅を3段階に分けてご紹介!
PEAKS 編集部
- 2022年02月28日
INDEX
厳しい雪山で足や身を守ってくれる雪山用登山靴。しかし雪山用登山靴は重くて硬い靴なので、選び方によっては体力や精神力を消耗してしまいます。集中力が低下し、怪我の原因になる可能性も少なくありません。
そこで今回は、雪山用登山靴に必須の条件や選ぶポイント、おすすめの靴を3タイプに分けて18足ご紹介。あなたの足に合う靴を選びやすいように、足幅の目安も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
雪山用登山靴の必須条件は2つ
雪山用登山靴に必須となる条件は2つです。
- 足の保温性を高めていること
- 硬いソールを備えていること
雪山で足から冷えないように、靴の保温性が高いことは重要です。そしてソールが柔らかい靴では、雪にしっかり食い込まないので歩行が不安定になります。また、靴底に装着するクランポンを付けることも難しくなるため、ソールは板のように硬い靴を選びます。
雪山の登山用に選ぶ靴には、身を守るためにも高い保温性と硬いソールが必要です。
雪山用登山靴を選ぶポイント
雪山用の登山靴を選ぶときは、自分の足に合っているかどうかを重視するのがおすすめです。雪山用登山靴は一般に重く硬いので、足に合っていない靴を履き続けるとストレスが大きくなってしまいます。
細かな機能やデザイン、タイプの差よりも、足型の違いのほうが実用上の影響が大きいです。購入時はできるだけたくさんの靴を履き比べてみて、いちばん足にしっくりくるものを選びましょう。
雪山用の登山靴は3種類!特徴をつかもう
雪山用登山靴は、大きく分けると3つのタイプがあります。
- オールラウンドタイプ
- ライトタイプ
- ゲイタータイプ
まずはそれぞれの特徴をつかみましょう!
1.オールラウンドタイプ
オールラウンドタイプは、国内の雪山ならこれ一足でカバーできる基本の雪山用登山靴です。厳冬期3000m級の山でも耐えられる保温性の高さを持ちます。
また、多くの場合はワンタッチタイプを含むすべてのクランポンが装着可能です。軽さや特殊機能などに特化していないため、縦走からクライミングまで用途も問いません。
2.ライトタイプ
ライトタイプは、オールラウンドタイプより重量を抑えて歩行の軽快感を高めたモデルです。保温性やサポート性が落ちることもありますが、標高2000m以下の雪山や残雪期ならライトタイプが使いやすいです。ワンタッチクランポンに対応していないものもあるので、手持ちのクランポンとの相性には注意しましょう。
3.ゲイタータイプ
ゲイタータイプは、靴と一体化したゲイターが足首から靴全体を覆うようにカバーするタイプです。二重構造になっているので、重量のわりに保温性を高くできます。足さばきの軽さを求めるアルパインクライミング用に作られたものが多いですが、一般の縦走登山で使うメリットも大きい靴です。
【足幅の目安付き】おすすめの雪山用登山靴18選
ここからはおすすめの雪山用登山靴を、ポイントやクランポンとの相性と併せて紹介します。今回は足幅をざっくり3段階に分けて表示してみましたので、靴選びの目安にしてみてください!
※足幅:★=細め ★★=普通 ★★★=広め
オールラウンドタイプ7選
おすすめするオールラウンドタイプの靴はこちら。
- スカルパ/モンブランGTX
- アゾロ/6B+ GV
- スポルティバ/ネパールEVO GTX
- モンベル/アルパインクルーザー3000
- ローバー/アルパインエクスパートⅡ GT
- ザンバラン/マウンテンプロEVO GT RR
- マムート/ノードワンドニット ハイGTX
では一足ずつ、詳しく紹介していきます!
スカルパ/モンブランGTX
商品情報 | |
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価格 | ¥61,600(税込) |
サイズ | EU37~48(23.0~32.0cm) |
重量 | 990g(EU42/片足) |
足幅 | ★★★ |
対応 クランポン |
ワンタッチタイプ含めすべてのクランポンに対応 |
スカルパの登山用雪山靴のベンチマークとなっている定番モデルです。目立つ機能や特別な素材を採用しているわけではなく、きわめてオーソドックスな一足。しかし、それだけにクセがなく歩行中心の登山からクライミングまで幅広く対応してくれます。
よりクライミング性を高めて軽量化した「モンブランプロGTX」という上位モデルもあります。
★注目点
力をかけてもほぼ曲がらない硬いソールを備えているため、クランポンのフィットも良好です。
アゾロ/6B+ GV
商品情報 | |
---|---|
価格 | ¥51,700(税込) |
サイズ | メンズ:UK6.0~10.0(25.0~29.0cm) ウィメンズ:UK4.5~7.0(23.5~26.0) |
重量 | 910g(UK8.0/メンズ/片足) |
足幅 | ★★ |
対応 クランポン |
ワンタッチタイプ含めすべてのクランポンに対応 |
軽量なシンセティックアッパーで足首も低め。クライミングなどのハードユースよりも、おだやかな歩行中心の登山に向いているモデルです。とはいえ厳冬期にも対応する保温性を持ち、ワンタッチクランポンにも対応します。
シーズンを通してオールラウンドに使えるのが魅力的です。厳冬期用ブーツとしては、最安置といえるお手頃価格にも注目したい一足となっています。
スポルティバ/ネパールEVO GTX
商品情報 | |
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価格 | ¥75,350(税込) |
サイズ | EU36~48(23.1~30.3cm) |
重量 | 1040g(EU42/片足) |
足幅 | ★★ |
対応 クランポン |
ワンタッチタイプ含めすべてのクランポンに対応 |
長らく冬季用登山靴のベンチマークとなってきた大人気モデルです。足と一体化するようなフィットのよさが最大の特徴で、雪山縦走からアルパインクライミングまで幅広く対応します。
足首は高めですが、動きは非常にスムーズで、歩行の邪魔をしません。履き口はやわらかい素材で、足首に隙間なくフィットします。雪の侵入を防ぎ、靴内部の暖気も逃さない一足です。
モンベル/アルパインクルーザー3000
商品情報 | |
---|---|
価格 | ¥54,780(税込) |
サイズ | 22.0~29.0cm |
重量 | 930g(25.5cm/片足) |
足幅 | ★★(※ワイドモデルもあり) |
対応 クランポン |
ワンタッチタイプ含めすべてのクランポンに対応 |
数少ない日本メーカー製の冬季用登山靴となっています。しっくりフィットする計算された足型の妙が大きな特徴です。足幅の広い人のためにワイドモデルもラインナップするという念の入れようは、さすが日本メーカー。
ローラーを使ったアイレットなどディテールも凝っていて、アッパーの縮まりがとてもよいです。縦走登山を中心に、簡単なクライミングまで対応します。
ローバー/アルパインエクスパートⅡ GT
商品情報 | |
---|---|
価格 | ¥64,900(税込) |
サイズ | メンズ:UK6.0~11.0(24.7~29.0cm) ウィメンズ:UK4.0~7.0(23.0~25.6cm) |
重量 | 900g(UK8.0/メンズ/片足) |
足幅 | ★★★ |
対応 クランポン |
ワンタッチタイプ含めすべてのクランポンに対応 |
質のよいレザーを使い、比較的ゆったりとした足幅です。履いた感じはゴージャスという言葉がふさわしいほどの履き心地。タンを固定できるローバー独自のシステムや、ローラーアイレット、足の形に合わせたアッパーやタンの裁断など、ディテールのつくりも上質です。
オールラウンドで使える靴ですが、よじのぼるような登攀より歩行中心の山行に向いています。
ザンバラン/マウンテンプロEVO GT RR
商品情報 | |
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価格 | ¥69,300(税込) |
サイズ | メンズ:EU40~48(約25.0~29.0cm) ウィメンズ:EU37~43(約23.5~26.5cm) |
重量 | 915g(EU42/メンズ/片足) |
足幅 | ★ |
対応 クランポン |
ワンタッチタイプ含めすべてのクランポンに対応 |
レザーアッパーでワンタッチクランポンにも対応するフルスペックなモデルです。しかし無駄のないシャープなルックスで、手に持ったときに軽く感じます。
機能的には凝っていて、ローラー式のアイレットを採用して軽い力でアッパーを締められたり、インナータンが可動してフィット感を調整できたりします。作り込みの質感がとても高い一足です。
マムート/ノードワンドニット ハイGTX
商品情報 | |
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価格 | ¥82,500(税込) |
サイズ | メンズ:UK6.5~10.5(25.0~29.0cm) ウィメンズ:UK5.5~7.0(24.0~25.5cm) |
重量 | 790g(UK8.5/メンズ/片足) |
足幅 | ★★ |
対応 クランポン |
ワンタッチタイプ含めすべてのクランポンに対応 |
足首部分がやわらかなニット製で、それを合成皮革で覆うという、独創的な構造を持ったブーツです。こうした構造のため、足首の動きは非常にスムーズで、繊細な足さばきを可能にしてくれます。
見た目からはサポート性が弱いように感じますが、甲部分は通常の冬季用登山靴と同じ構造で剛性は十分です。ワンタッチクランポンにも対応する本格仕様となっています。
ライトタイプ6選
おすすめするライトタイプの靴はこちら。
- ザンバラン/ブレンヴァGT RR
- シリオ/P.F.731
- スカルパ/マンタテックGTX
- モンベル/アルパインクルーザー2800
- ローバー/チベットSW ウインターGT
- スポルティバ/トランゴタワーエクストリームGTX
では一足ずつ、詳しく紹介していきます!
ザンバラン/ブレンヴァGT RR
商品情報 | |
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価格 | ¥49,500(税込) |
サイズ | メンズ:EU40~48(約25.0~29.0cm) ウィメンズ:EU37~43(約23.5~26.5cm) |
重量 | 774g(EU42/メンズ/片足) |
足幅 | ★ |
対応 クランポン |
セミワンタッチ&ストラップタイプに対応 |
パッと見だと、無雪期用トレッキングブーツかと思うほどの軽快感があります。アッパーにレザーを使っていないため、片足700g台と無雪期用ブーツ並みの軽さを実現。しかし足を入れてみると、しっかりとした剛性感とアッパーの厚みが感じられます。
フィット感はかなり高く、足運びも軽快になりそうな一足です。
★注目点
つま先にコバがなく、ワンタッチクランポンは非対応です。セミワンタッチは装着できます。
シリオ/P.F.731
商品情報 | |
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価格 | ¥44,550(税込) |
サイズ | 23.5~29.0cm |
重量 | 760g(26.0cm/片足) |
足幅 | ★★★ |
対応 クランポン |
セミワンタッチ&ストラップタイプに対応 |
無雪期用ブーツ「P.F.730」に断熱材を入れて、冬季対応型にしたモデルです。幅広の足の人でも無理なく履ける足型に定評のあるシリオらしく、幅の広さは今回紹介しているブーツの中でいちばんとなっています。
重量はかなり軽く、足首も比較的低めで軽快な履き心地。厳冬期の高所にはあまり向いていませんが、標高が低めの雪山や残雪期登山にはぴったりです。
スカルパ/マンタテックGTX
商品情報 | |
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価格 | ¥43,450(税込) |
サイズ | メンズ:EU39~48(24.5~32.0cm) ウィメンズ:EU36~42(22.0~27.0cm) |
重量 | 880g(EU42/メンズ/片足) |
足幅 | ★★★ |
対応 クランポン |
セミワンタッチ&ストラップタイプに対応 |
保温性は維持しながら軽量化し、歩きやすいようにソールもしなやかにしたモデル。足幅は広めですが、しっかり締まるアッパーでフィット感は良好です。軽さもあいまって、履き味が非常に軽快となっています。
ワンタッチクランポンには対応しませんが、3000m級の縦走でも使えそうなしっかり感があります。歩行性能重視の人には、とくにおすすめできる一足です。
モンベル/アルパインクルーザー2800
商品情報 | |
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価格 | ¥47,080(税込) |
サイズ | 22.0~29.0cm |
重量 | 822g(25.5cm/片足) |
足幅 | ★★(※ワイドモデルもあり) |
対応 クランポン |
ワンタッチタイプ含めすべてのクランポンに対応 |
上級モデルの「アルパインクルーザー3000」のアッパーをシンセティック素材にして、ひとまわり軽くしたようなモデルです。ただし機能の省略はほとんどなく、ワンタッチクランポンにも対応しています。
足首の高さも十分にあって、822gの軽さながら機能的にはかなり本格仕様。中低山から八ヶ岳クラスの雪山にベストマッチで、残雪期にも向いています。
ローバー/チベットSW ウインターGT
商品情報 | |
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価格 | ¥52,800(税込) |
サイズ | メンズ:UK6.0~11.0(24.7~29.0cm) ウィメンズ:UK3.5~7.0(22.6~25.6cm) |
重量 | 910g(UK8.0/メンズ/片足) |
足幅 | ★★★ |
対応 クランポン |
基本的になし |
外観は普通のトレッキングブーツですが、断熱材が二重で入っていて、ソールは氷上のグリップ性に優れるヴィブラム・アークティックを採用。通常の雪山用登山靴とは一線を画すナチュラルな履き味が魅力です。
一部のものをのぞいて、クランポンは付けられません。しかし、チェーンスパイクを利用して登る低山の雪山などでは、とても履きやすいでしょう。
スポルティバ/トランゴタワーエクストリームGTX
商品情報 | |
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価格 | ¥63,800(税込) |
サイズ | メンズ:EU38~48(24.3~30.3cm) ウィメンズ:EU36~43(23.1~27.3cm) |
重量 | 745g(EU42/メンズ/片足) |
足幅 | ★★ |
対応 クランポン |
ワンタッチタイプ含めすべてのクランポンに対応 |
無雪期用ブーツとして人気の「トランゴタワー」に、断熱材を使用するなどして冬季対応にしたモデルです。無雪期用ブーツ並の軽さで、これが冬季用かと思うほど軽快な足運び。
厳冬期の3000m級で履くにはやや心許ないでしょう。しかし、軽量化を追求したアルパインクライミングや、2000m級の雪山登山、残雪期登山など、活躍範囲が幅広いブーツです。
ゲイタータイプ5選
おすすめするゲイタータイプの靴はこちら。
- スポルティバ/G5 EVO
- アゾロ/アイガーXT GV EVO
- ザンバラン/アイガーライトGT RR BOA
- スカルパ/ファントムテック
- マムート/タイスプロ ハイGTX
では一足ずつ、詳しく紹介していきます!
スポルティバ/G5 EVO
商品情報 | |
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価格 | ¥104,500(税込) |
サイズ | EU38~48(24.3~30.3cm) |
重量 | 850g(EU42/片足) |
足幅 | ★★ |
対応 クランポン |
ワンタッチタイプ含めすべてのクランポンに対応 |
片足850gと軽量ながら、国内の雪山から海外4000m級の登山まで対応。足首の動きに干渉しないように斜めに配置されたジッパーや、ワンアクションで締め具合の調整ができるBOAシステム採用など、ゲイターブーツの老舗らしく使い勝手の熟成が進んでいます。
今季からは新たにゴア社製の断熱材を採用し、保温性もアップしています。
★注目点
長靴のようなハイカットに見えますが、インナーブーツの高さは通常の登山靴と同等です。
アゾロ/アイガーXT GV EVO
商品情報 | |
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価格 | ¥71,500(税込) |
サイズ | UK6.5~10.0(25.5~29.0cm) |
重量 | 710g(UK8.0/片足) |
足幅 | ★★ |
対応 クランポン |
ワンタッチタイプ含めすべてのクランポンに対応 |
構造をシンプルにして、軽量な素材を使用することで驚くほどの軽さを実現したゲイターブーツです。全体にしなやかで、足にぴったりフィットします。履いたときの軽快感は雪山用登山靴と思えないほど。
スピードを追求したアルパインクライミングやアイスクライミングでは、これ以上ない頼れる相棒となるでしょう。
★注目点
ワンアクションで締められるシューレース。コードロック採用で紐を結ぶ必要もありません。
ザンバラン/アイガーライトGT RR BOA
商品情報 | |
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価格 | ¥93,500(税込) |
サイズ | EU40~48(約25.0~29.0cm) |
重量 | 883g(EU42/片足) |
足幅 | ★ |
対応 クランポン |
ワンタッチタイプ含めすべてのクランポンに対応 |
ザンバランはゲイターブーツを5モデルもラインナップしていて、これはそのうち2番目に軽いタイプです。日本の雪山登山にもっともマッチした一足となっています。
ザンバランらしく作り込みの質感が高く、ジッパーなどディテールの操作もスムーズで所有欲が高まります。BOAダイヤルで締める方式ですが、靴紐で締めるタイプもラインナップされています。
★注目点
インナーブーツの足首部分には太いベルクロストラップが付き、足首をしっかりホールドします。
スカルパ/ファントムテック
商品情報 | |
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価格 | ¥80,300(税込) |
サイズ | EU38~46(23.5~30.0cm) |
重量 | 730g(EU42/片足) |
足幅 | ★★ |
対応 クランポン |
ワンタッチタイプ含めすべてのクランポンに対応 |
片足730gと非常に軽く、全体にコンパクトでもあるため、雪山用登山靴特有の重たさをほとんど感じません。しかしインナーブーツにはアルミフィルムやプリマロフトなどが使われていて、防寒対策は万全です。
ソールの剛性もしっかりあり、ワンタッチクランポンにも対応。クライミングなどにはとくに有利な一足です。
★注目点
インナーブーツは紐締め式。中間部で固定できるので、テンションの調整がやりやすいです。
マムート/タイスプロ ハイGTX
商品情報 | |
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価格 | ¥71,500(税込) |
サイズ | UK7.0~10.5(25.5~29.0cm) |
重量 | 630g(UK8.5/片足) |
足幅 | ★★ |
対応 クランポン |
セミワンタッチ&ストラップタイプに対応 |
冬季用登山靴のイメージを変える、マムートらしいきわめて独自かつ先進的な一足です。片足630gという、へたすると無雪期用ブーツより軽い重量に加え、シューレースもタンもない未来的な構造となっています。
これは、装備を限界まで削ってスピードを追求するアルパインクライマーのためのスペシャルブーツでしょう。勝負の一足として使いたいものです。
★注目点
ソックスのようなゲイター。2箇所に設けられたBOAダイヤルで足にフィットさせます。
まとめ
これまで雪山用登山靴について紹介してきました。気になる靴は見つかりましたか?雪山用登山靴で重要な3つのポイントは、高い保温性・硬いソール・足にしっくりくるものです。できれば複数の靴を試し履きして履き味を体感し、長く共にできる靴を購入しましょう。
(出典:PEAKS 2021年12月号)
Info
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- PEAKS
- CREDIT :
-
文◉森山憲一 Text by Kenichi Moriyama
写真◉後藤武久 Photo by Takehisa Goto
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。