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登山ガイドオフィス「山志」でのクライミング講習。笠置山の岩場へ。|筆とまなざし#277

小雨舞う天気のなか、「笠置山レイバック」に向き合う。

少し前から、登山ガイドオフィス「山志」でオンライン講座とクライミング講習をさせていただいています。オンライン講座はこれまで2回行ないました。1回目のテーマは「2足目のクライミングシューズの選び方」。少し慣れてきた人がシューズを選ぶ際のポイントをお話ししました。2回目は「スケッチ山行のススメ」と題し、スケッチ山行の魅力や画材、おすすめ山域などをご紹介しました。

先々週の日曜日は岩場でクライミング講習を行ないました。本当は3月に予定していたのだけれど雨で中止になってしまい、初めての実地講習。初回はクライミング初心者を対象としました。ギアの説明からトップロープでのビレイ、そして実際に岩を登ってもらう内容です。事務所が募集してくれるので新しい参加者と知り合うきっかけになるのがありがたい。初めましての方ばかり、4名の方が参加してくれました。

最近は天気が安定しません。前日までは晴れ予報だったのだけれども、朝になると雨予報に激変。集合時間からパラっと小雨が舞う天気になってしまいました。この程度なら大丈夫と岩場へ。易しいルートを登りながらビレイの練習。なんとか午前中は天気も持ってくれたものの、午後にはスラブは濡れ始めました。最後の手段とばかりに、雨が降っていても登れる「笠置山レイバック 5.10a」にトップロープをかけました。

「笠置山レイバック」はメインエリアのほぼ中央に位置するコーナークラックです。左側の壁が前傾しているため直接雨が当たらず、降り始めなら濡れないのです。クラック自体も被っているのですが左右に足を開いて傾斜が殺せるため5.10aというグレードに落ち着いています。とはいえ、初めての岩場でのクライミングでこのクラックを登らされるのは、気の毒です。

森のなかはガスに包まれ、標高の高い山のような雰囲気に。体も冷えてきました。けれどもありがたかったのは「笠置山レイバック」に向き合う皆さんが少しずつ白熱してきてくれたこと。難しいからこそやってみたくなるし、落ちるのでビレイの練習にももってこいです。15時までの予定でしたが、雨脚が強くなるなかで17時すぎまで登っていたのでした。

先週の日曜日も山志の岩場講習だったのですが、なぜかその日だけ雨予報。何本かフェイスを登ったところで降り出し、ルーティーンのように「笠置山レイバック」へ。前週より雨脚が強く、予定より少し早めに終了しました。

それにしてもどうしてこんなに雨の日ばかりなのでしょうか。前後はすばらしい晴天の日だというのに。いまの季節はとても爽やかな笠置山。次回はぜひ気持ちの良い環境でクライミングを楽しんでもらいたいと、切に願います。

さて、今回の一枚はそんなクライミング講習での一コマ。自然な生成色のワトソン紙に描いてみました。水彩画って本当におもしろい。紙を変えるだけでずいぶん印象が変わります。ワトソンってこんなにも素直な紙だったでしょうか、それは自分の描き方が変わったからなのかもしれません。こんな何気ない風景も素敵なモチーフになってくれます。

ちなみに今月28日には恵那山富士見台高原でスケッチハイキング講座を行ないます。ぜひこちらもチェックしてみてください。→ 山志 https://guide-yamasane.com

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PROFILE

成瀬洋平

PEAKS / ライター・絵描き

成瀬洋平

1982年岐阜県生まれ。山でのできごとを絵や文章で表現することをライフワークとする。自作の小屋で制作に取り組みながら地元の笠置山クライミングエリアでは整備やイベント企画にも携わる

成瀬洋平の記事一覧

1982年岐阜県生まれ。山でのできごとを絵や文章で表現することをライフワークとする。自作の小屋で制作に取り組みながら地元の笠置山クライミングエリアでは整備やイベント企画にも携わる

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