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福島県・安達太良山のふもと、岳温泉と沼尻温泉エリアの魅力を味わう2泊3日モニターツアー/体験レポート2日目後編・3日目

「エクストリーム温泉」を目指して山を歩き、“生きる”山のチカラをたっぷりと堪能した前回(2日目前編)。下山した私たちは、2日目のお宿「沼尻高原ロッジ」へ。

Day2/登山家・田部井淳子さんの愛した宿

女性で世界初のエベレスト登頂に成功し、七大陸の最高峰登頂も成し遂げたのが、登山家・田部井淳子氏。福島県出身の田部井さんが愛した山が、安達太良山であり、そのふもとでオーナーを務めていたのが「沼尻高原ロッジ」。おなじように山を愛する人をはじめ、たくさんの人たちが訪れ、心と体を癒す場所です。

2019年に再オープンした館内には、田部井さんの偉業を伝える写真や、当時使用していた登山道具、思い出の品などが飾られています。その使い込まれた道具を目の前にすると、心の奥が熱くなる人も多いはず。

お部屋は、木のぬくもりを感じるスタンダードツインのほか、和モダンツイン、人類初のエベレスト登頂に成功した登山家エドモンド・ヒラリー卿が宿泊した部屋、半露天風呂付きスイートルームなど。静かで、ゆったりとした特別な滞在ができます。

▲自由に利用できるラウンジでは、ウイスキーや白ワイン、コーヒーなどのフリードリンクもあり。

夕食には、地元食材を活かした創作和食会席をいただきます。この日の料理は、「西郷村メープルサーモンサラダ仕立て」(上)と、「北塩原村桧原在来種そば」(下)など。会津のおいしさを堪能しました!

▲こちらは品数豊富な朝食。体がしっかりと目覚めるおいしさです!

そして、お宿の自慢はやはり温泉!昨日「エクストリーム温泉」を体験した場所にある源泉から引いた、酸性泉の白濁したお湯が、湯船にたっぷりと注ぎます。露天風呂は、沼尻高原の豊かな自然を眺めることができ、心も体も癒されること間違いなし。

▲シャワーと洗い場のある内風呂も雰囲気があり、滞在中に何度も入りたくなるお風呂です!

Day3/ヘリコプターで百名山を周遊

モニターツアー最終日。ジャパンフライトサービスが行なう「ヘリ遊覧ボルケーノ周遊」でなんと、ヘリコプターに乗ることに!(人生初!)。飛行時間はおよそ20分。普段は決して見ることのできない、活火山であり日本百名山の安達太良山や吾妻山、磐梯山を上空から(飛行機よりも近い距離で)眺めるという贅沢。操縦するパイロットさんの後ろの席に座り、シートベルトを締め、ヘッドセットを装着して、いざフライトへ。

旋回しながら高度がぐんぐんと上がり、あっというまに、目の前には安達太良連峰が(眼下の谷間は、エクストリーム温泉スポットです!)。すごい……。

そして、この美しい山は、小さな富士山を思わせる「吾妻小富士」。地元の人に愛される名山です。大きく空いた火口をこんなにもはっきり眺められるのは、ヘリコプター遊覧だからこそ!火口の周りに続く登山道を歩く人の姿も、見ることができます。すごすぎる……。と、思うと同時に、この山を今度は歩いてみたいと思わずにいられないのが、山好きの性ですね。

「あれは天国なのか……」と、錯覚してしまうほど美しかったのは、蓬莱山や東吾妻に囲まれた鎌沼。透き通る水面や、その周りの景色を形成する自然の緑、そのなかに敷かれた木道……。まだまだ知らない風景が日本には溢れていると、このツアーで実感。来年の雪解けを迎えたころ、絶対に歩きに行こうと決めました。

▲裏磐梯にある秋元湖や桧原湖、五色沼を経由して、着陸へ。福島の自然って美しい……。

何度も訪れている安達太良山の周辺も、過ごし方や楽しみ方を変えてみると、新しい発見や知らなかった出会いの連続。いつもよりも少しだけ刺激的な今回の旅は、また新しい旅に出たいと思うきっかけを与えてくれたのでした。

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PROFILE

安仁屋 円香

ランドネ / ランドネ編集部

安仁屋 円香

旅と山歩きをミックスした“山旅”が定番のスタイル。訪れた土地で見つけたお土産(コーヒー、布のもの、クラフトビール、郷土玩具、焼き物など)をたっぷりと買いがち。クルマ、スノボ、白濁した温泉も好き。ホームマウンテンは尾瀬。

安仁屋 円香の記事一覧

旅と山歩きをミックスした“山旅”が定番のスタイル。訪れた土地で見つけたお土産(コーヒー、布のもの、クラフトビール、郷土玩具、焼き物など)をたっぷりと買いがち。クルマ、スノボ、白濁した温泉も好き。ホームマウンテンは尾瀬。

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