ロープウェイで行く! 立山室堂の楽しみ方

見どころ満載の立山室堂

高い山の頂上までビュン!と連れていってくれるロープウェイ。時間にも体力にもゆとりが持てるから、山でのひとときをのんびりと心ゆくまで堪能できる。今回目指すのは、北アルプスは立山連峰の登山の拠点、立山室堂エリア。日本最高所の温泉、雷鳥が棲むハイマツの遊歩道と見どころが満載なうえ、立山黒部アルペンルートを駆使すれば、標高2450メートルの室堂までほぼ歩かずに行けるというアクセスのよさも魅力! 懐深き信仰の山で、登って、泊まって、食べて、散策して……ロープウェイを使うからこそ楽しめるプランをご紹介しよう。

道中にもお楽しみいろいろ! 立山黒部アルペンルート

立山黒部アルペンルートは、長野県大町市の扇沢駅から室堂、さらに富山県立山長の立山駅までを公共交通機関で結ぶ山岳観光ルート。標高3000メートル級の山々の核心部を貫くルート内には、後立山連峰や堤高日本一の黒部ダムなど、目を見張るような絶景がたくさん。お見逃しなく!
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標高1433メートルに位置する長野側の出発点、扇沢駅。黒部ダム行きの関電トンネルトロリーバスが運行されており、総合案内センターやお土産などが揃う売店も併設されている。
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黒部ダム駅に着いたら、黒部ダムの堰堤(えんてい)の上を15分ほど歩いて黒部湖駅まで。10月15日まで行われる観光放水は迫力満点!
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黒部湖駅からは、黒部ケーブルカーに乗って標高1828メートルの黒部平駅へ。標高約370メートルを5分で一気に昇る。前線地下式のケーブルカーは日本で唯一なのだそう。
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黒部平駅から大観峰(だいかんぼう)駅までは、立山ロープウェイに揺られて7分。標高差500メートルの上昇中は、後立山連峰や黒部湖のダイナミックな景観を楽しんで!
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最後に立山トンネルトロリーバスに乗り換えたら、室堂まではあと10分。途中、立山連峰の一座、雄山山頂の直下を走るという、ほかではできない体験も。
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標高2450メートルの室堂に到着! 乗り換えがスムーズにいけば、扇沢駅から標高差約1000メートル、12.3キロの距離を1時間25分ほどで移動できる。

【DATA】
●扇沢~室堂
運行期間:2017年は11月30日(木)まで
時間:7:30~16:00 ※20分間隔運行、季節や乗り物により変動あり
料金:片道5860円、往復9050円
問い合わせ:立山黒部貫光 営業促進部
電話:076-432-2819

雷鳥や逆さ富士も! 風光明媚な「みくりが池」

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室堂ターミナルから、緑がかった紺碧の水面が神秘的なみくりが池へ。秋には池の青と立山の紅葉が、それは美しいコントラストを見せる。周囲には遊歩道が整備され、散策にはもってこい。道の脇にはハイマツが茂り、朝夕は雷鳥に出会えることもあるのだそう。風のない日には水面に浄土山や雄山のほか、 “逆さ立山”が映ることも! みくりが池温泉の「喫茶みくり」に立ち寄り、レアチーズケーキとコーヒーで一息いれるのも◎。歩行時間は1時間。

湿原の中をのんびり山さんぽ「弥陀ヶ原」

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室堂から立山高原バスで15分のところにある、ゼリービーンズのような池塘(ちとう)が3000個以上も点在する高層湿原。木道が整備され、歩行時間に合わせていろいろなコースが選べるのがうれしい。木道には富山湾や大日連山が一望できるスポットも。9月下旬~10月上旬はチングルマやナナカマドなどの紅葉が楽しめる。時間があるなら、松尾峠展望台まで足を延ばしたり、弥陀ヶ原ホテルに一泊したり。夕方に気象条件が整えば、夕日に染まる雲海が見渡せるのだそう! 歩行時間は1時間20分(外回りコース)。

立山ならではの、おいしいもの&かわいいものを発見!

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アルプスカレー
室堂ターミナル2階(ホテル立山3階)にある「ティーラウンジりんどう」で、11:00~14:30限定で提供している名物カレー(スープ付き1400円)。6月中旬~11月は玉殿の湧水で淹れた水出しコーヒーもおすすめ。
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オリジナルタンブラー(1200円)に入れてテイクアウトにしても◎。

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雷鳥はがき
雷鳥のかたちをした木製のはがき(480円)。120円切手を貼れば郵送できるので、家族や友人に送ってみては? 室堂ターミナル1階の立山山頂簡易郵便局で購入できる。
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Yamasanka 登頂てぬぐい 剱岳・立山
デザインがとにかくかわいい、Yamasankaのてぬぐいシリーズ。各648円。ほかに槍ヶ岳や穂高岳などの絵柄も。お土産としてはもちろん、登山の際の汗拭きや日よけとしても重宝する。室堂ターミナル2階の売店などで販売している。

ご紹介した以外にも、落差日本一を誇る「称名滝」、立山杉やブナの巨木がそびえる「美女平」など、立山黒部アルペンルートには見どころがいっぱい。乗り物を使っての山旅、いろいろなプランで楽しんでみよう。

(出典:『ランドネ 2017年10月号 No.92』)

(エイサイト編集部 ヨシダ)

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