ランドネ編集部のおうちでアウトドア #01

ランドネ編集部のさとう、あにや、にのみやの3人が自宅でアウトドア気分を楽しめたり、山を感じられたりするアイデアをご紹介するWEB限定企画です。

読書や片付け、料理など、暮らしのなかで簡単にできるものばかりなので、悪天候で外に出かけられない日などにもぜひ参考にしてみてくださいね。

読書で広がるアウトドア

週末に都市型の遊びを楽しんできた方も、これからは「三密」を避けるために、山登りやキャンプに興味をもち始めるはずだと思っています。そんな友だちをすかさずアウトドアの世界へと誘い込もうと、読み始めたのがこの一冊。

自然のなかで過ごすことで頭がスッキリしたり、幸福感が高まったりーー。これまでフィールドで体感してきたことの、理論づけをしてくれる内容です。

先日、ランドネ編集部からのプレゼントとして、オンライン会議などで使っていただける画像をアップしましたが、その企画もこの本を読んで思いついたアイデアです。（さとう）

https://funq.jp/randonnee/article/586038/

先日ふと、本を通じて自然を感じ、旅気分を味わう方法として思いついたのは、旅するたびに持ち帰ってきた包装紙などをブックカバーにするというアイデア。

次は山小屋の手ぬぐいでもブックカバーを作ってみるつもりです。

暮らしに寄り添う、アウトドアアイテムと片付け

こんなに長い時間を家で過ごすことは、人生のなかで初めてで、家の中を見渡し、整理整頓をするなかで、改めて自分の暮らしは、アウトドア道具や山旅の思い出に囲まれていると再認識。そんな愛すべきアイテムたちを、家でどのように置いていたり、活用しているのかを紹介させていただきます。なにかのヒントになれば！（あにや）

vol.1　アウトドアカップ

少しずつ増えていった、アウトドア用のカップやシェラカップ、保温ボトルは、カゴにひとまとめにして、このままキッチンに置いています。このカゴも、雨巻山のある益子旅（栃木県）のときに買ったお土産品。山に行くときは、ここから必要なものを選び、キャンプのときは、カゴごと持ち出します。

ほこりがかぶらないように、普段はカゴに手ぬぐいをかけています。この手ぬぐいも、益子のパン屋さんオリジナルのもの。真っ白な生地に、スタンプのようにパン柄が描かれていてお気に入り。　　　

ずぼらさんの簡単山ごはん

家にいる時間が多くなるいま、山に思いを馳せる時間も長くなりますね。

食いしん坊な私が山について考えるとき、同時に山ごはんのことも考えます。自粛期間が終わったら、どこの山で何を作って食べようかな。すぼらで料理が苦手な私でも手軽に作れて、腹もちのいいものって何だろう……。

そこからたどり着いたのが「ブリトー」です。

在宅ワーク中のお昼ごはんのバリエーションのひとつとして食べていたのですが、「これは山でも作れる！」と思ったので、紹介します。（にのみや）

必要なもの
・フライパン　※テフロン加工がおすすめ
・ガスバーナー
・食器（ノダテマグ）とカトラリー
・食材類

食材
A
薄力粉……大さじ3
水……大さじ3
オリーブオイル……小さじ½
塩……少々

B
ハム……2～4枚
チーズ……1～2枚
※それぞれお好みで！

作り方
１）ボウルに薄力粉と水を入れ、ダマがなくなるまで混ぜる。
２）オリーブオイルと塩を加え、よく混ぜたら生地が完成。
※山に行くときは密閉容器に移し替える

３）フライパンに生地を流し弱火で5分ほど焼く。片面に焼き色がついたら、焼いていないほうを表にしてお皿やカッティングボードに移す。

４）好みの具材を生地の上にのせ、くるくると巻いたら完成！

生地の中身をバナナなどのフルーツにして、デザートとして楽しむのもおすすめです。しょっぱい系でも甘い系でもマッチするので、自分好みにアレンジしてみてください！