上高地観光の服装の選び方!季節別の注意点やおすすめアイテムも
FUNQスタッフ
- 2022年08月12日
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長野県の松本市にある上高地は、歩きやすい道が多く、初心者でも気軽にハイキングが楽しめるようになっています。自然の雄大さに触れられるのが魅力の上高地ですが、登山だけでなく旅行や写真撮影を目的として訪れる人や海外の観光客も多いことで有名です。そんな上高地の気温は東京と比べ8~9℃程度低くなるといわれており、服装には充分気をつける必要があります。
そこで今回は、上高地観光の際の服装の選び方について季節ごとに解説していきます。注意点も合わせて説明しますので、記事を参考に快適な観光を楽しんでくださいね!
上高地に行くときの服装の注意点
標高1,500mの山岳リゾート、上高地。夏でも地上より涼しい気温になっているため、季節に適した服装と充分な装備が必要です。
真夏でも気温は20度以下
上高地は麓の松本市とは1,000m近い標高の差があり、真夏でも最高気温が20℃以下、最低気温は10℃以下になる日もあります。さらに春や秋は日中でも10℃を下回り、朝晩は氷点下になる日もあるため、服装の選択を間違えるととても寒く、体調への影響も大きくなります。
地上での服装と同じ選び方では寒すぎることも想定されるため、真夏でも手軽に羽織れるシャツやジャケットを常備しておくようにしましょう。
山岳地帯であるため天候の急変の可能性も
山岳地帯である上高地は天候の変化が激しいため、急な雨にも対応できる服装が必要です。防寒具は調整しやすい重ね着を基本とし、雨具・防寒・防風に兼用できるレインウエアはどの季節であっても準備しておきましょう。
また服装だけでなく、水分補給による体温調整も重要です。荷物にはなりますが、お水を持参することも忘れないようにしましょう。
歩きやすい靴で
登山をする際に歩きやすい靴を選択しましょう。上高地は高低差がほとんどない歩きやすい道を歩くことが多いとはいえ、砂利道や傾斜もある山道になるためです。上記で説明した通り天候も変化しやすいため、雨などの水たまりのある道を歩くことも想定した靴選びをすると安心です。
基本の服装
上高地観光の際の基本の服装をご紹介します。
動きやすく調整しやすいものを
上高地は真夏でも気温が低くなることは説明しましたが、秋口は特に朝晩・日中の気温差が激しいため必要に応じて脱ぎ着できる調整しやすい服装をおすすめします。また、動きやすい服装を意識しましょう。1~2時間程度の軽い散策などであればジーンズでもOKですが、濡れたら乾きにくく、体温を奪ってしまう素材です。そのため長時間のトレッキングの場合はジーンズは避け、トレッキングパンツを着用しましょう。
歩きやすい靴
上高地のような歩きやすいスポットでも砂利道や傾斜はあります。そのため、歩きやすいスニーカーやトレッキングシューズをおすすめします。歩きにくいヒール、怪我や冷えのリスクのあるサンダルは危険なので避けるようにしましょう。また雨の日は水たまりで道がぬかるむため、防水性のあるトレッキングシューズだと安心です。
急な天候の変化に備えて雨具や防寒着を用意
山の天候は非常に変化しやすいです。天気予報が晴れだとしても雨具や防寒着は必ず持参しましょう。山岳地帯であるため風が強かったり、狭い道や砂利道もあるため長時間の散策の際は傘よりも両手が空くレインウエアが便利です。
季節別の注意点
上高地観光の服装は、季節によって必要なアイテムや注意点が変わります。ここでは3つのパターンに分けて注意点とおすすめアイテムをご紹介します。
4〜5月の上高地は朝晩の冷え込みに注意
通常暖かいと感じる4月・5月も、上高地の最高気温は10℃前後となっており、東京の3月下旬の気温になります。
そのため、街での服装に合わせて春服を着用しての登山は寒すぎるので、重ね着などで調整しやすい服装にしましょう。
まだ雪が残っていることや稀に雪が降るなど、朝晩は冷え込むため、ダウンジャケットやウインドブレーカーが必要になります。しかし、昼間は汗ばむといった寒暖差の激しい季節でもあるため、薄手のシャツにウインドブレーカーを羽織る程度でもすごしやすいです。インナーは速乾性があるものを着用しておくことで汗を吸ってくれるのでべたつく心配も回避されますよ。
【コロンビア】ヘイゼンジャケット
コンパクトに持ち運びができ、水滴や汚れを弾く撥水加工が施されたウインドジャケット。多少濡れても乾きが早く、ゆったりとしたシルエットなので重ね着にも最適です。
- メーカー参考価格:¥12,100(税込)
- 素材:ナイロン70%・ポリエステル30%
- 重量:約425g
- サイズ:S・M・L・XL・XXL
- カラー:ブラック・メープル・他3色
【ナンガ】オーロラダウンジャケット
ナンガの中でも人気の高いダウンジャケット。保温性だけでなく、高レベルの防水透過性を備えたオーロラテックを使用しているため、急な雨にも対応できる優れモノです。
- メーカー参考価格:¥47,300(税込)
- 素材:ナイロン・ダウン・フェザー
- 重量:150g(ダウン量)
- サイズ:S・M・L・XL
- カラー:ブラック・カーキ・他3色
6〜8月は防寒着・日焼け対策が必須
6・7月上旬は春~初夏の服装をベースにすると良いでしょう。しかし、朝晩の寒暖差や天候の差も激しいため、フリースや薄手の防寒着の準備が必要です。
7月下旬・8月は夏服が丁度良い服装になりますが、冷え込むことも想定して長袖シャツやウインドブレーカーなども準備しておきましょう。
また、日差しが強くなることも予想されるため、紫外線対策として帽子も必ず持参しておきましょう。天候の変化も意識して足元の対策も必須です。急な雨にも対応できるトレッキングシューズの準備をしておくとより安心ですよ。
【アウトドアリサーチ】レイダーポケットキャップ
ツバを折りたためる携帯性に優れたキャップ。紫外線カットが施されているのはもちろん、吸水素材を使ったヘッドバンドが汗の滴りを防いでくれるので頭部を快適に保ちます。さらに伸縮の良いストレッチ素材なので肌ざわりが良く長時間かぶっていても疲れません。
- メーカー参考価格:¥4,290(税込)
- 素材:リサイクルナイロン60%・ナイロン40%
- 重量51g
- サイズ:S・M・L・XL
- カラー:ブラック・ピューター・ファティーグ
【メレル】カメレオン8 ストームゴアテックス
防水性と透湿性に優れた素材ゴアテックスを採用したハイキングシューズ。砂利道でも足裏が痛くならず、突然の雨でもシューズ内を快適に保ってくれます。
- メーカー参考価格:¥18,480(税込)
- 素材:ナイロン
- 重量:約480g
- カラー:ブラック・ライケン・フレイム・ムーンビーム
- サイズ:25.0cm~28.0cm
9〜11月は雪が降ることも
9月中旬あたりからは気温が急に下がり、10月上旬にかけては朝の気温が1桁台になることも。さらに10月半ばは朝晩の気温が氷点下になることもあり、日中でも10℃前後とかなり低く、雪が降ることもあります。
時間帯や天候で寒暖差が大きくなるため重ね着を基本とすることをおすすめしますが、基本的には真冬の服装でOKです。分厚い靴下やトレッキングシューズ、保温性が高い防寒着を選んでおくと安心です。
【コロンビア】フリースジャケット
風を通しにくく、身体の熱を反射しながら高い保温性を保つフリースジャケット。春・秋のアウターとしても、冬の中間着としても活躍します。
- 素材:ポリエステル100%
- 重量:437g
- カラー:ブラック
- サイズ:XS・S・M・L・XL・XXL
【マムート】フリースジャケット
軽量かつ優れた保温性の100%リサイクルポリエステルを使用したフリースジャケット。寒い季節の中間着として最適です。
- メーカー参考価格:¥10,560(税込)
- 素材:ポリエステル100%
- 重量:227g
- カラー:ブラック・グラニット・イグアナ・アイス
- サイズ:M・L・XL・2XL・3XL
初心者向け!アルプスの自然を体感できる散策コース
緑に囲まれたアルプスの自然を堪能できる上高地には、周辺に魅力あふれる散策路がたくさんあります。初心者でも存分に楽しめる散策コースや途中で立ち寄りたくなるようなグルメスポットもぜひ行ってみてくださいね!
服装に気を付けて安全で楽しい上高地での時間を!
誰でも気軽に楽しめる上高地ですが、事前の情報なく普段の季節に合わせた服装で挑むと危険です。季節に合った正しい服装や必要なアイテムを知ることで安心して上高地観光を楽しんでいただければ幸いです。
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