テント泊用マットおすすめ30選!選ぶポイントや外付け収納法も解説
FUNQスタッフ
- 2023年05月31日
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アウトドアシーンで快適に寝るのに便利なのが「テント泊用マット」。軽量かつコンパクトな製品が多くあり、登山やソロキャンプなどのシーンでも手軽に持ち運べます。
しかし、テント泊用マットの種類はたくさんあるため、選ぶときに迷ってしまう方も多くいるでしょう。長く快適に使うためにも、シーンなどに適した製品を選ばなくてはなりません。
そこで今回は、テント泊用マットの選び方とおすすめ商品を紹介します。また最後のほうでは、テント泊用マットを外付けする方法も解説しているので、とくに初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
テント泊用マットとは
テント泊用マットは、別名スリーピングマットとも呼ばれており、おもにキャンプや登山などで寝るときに活用します。インナーマットとは異なり必須ではありませんが、使用したほうが快適に寝ることができます。
寝袋の下に敷いて使うのが一般的ですが、敷布団の代用としても役立てるので便利です。また、テント泊マットはクッション性に優れているため、長時間寝ても痛くならないのも魅力のひとつ。寝心地のよさを求めるのであれば、テント泊用マットは持っておいたほうがよいでしょう。
テント泊用マットの役割
テント泊用マットの役割は、以下の3つです。
- 地面の影響を緩和する
- テント内の断熱効果を高める
- テントの浸水を防ぐ
以下の項目で、それぞれ1つずつ解説しています。
地面の影響を緩和する
テント泊用マットは、地面の影響を緩和するので岩場・砂地などの場所でも快適に過ごせます。テント泊用マットを使用しないと、地面の硬さや凸凹が気になってしまい、体を痛めてしまう可能性も…。とくに登山では、凸凹した場所が多くあるので、テント泊用マットは必要不可欠と言っても過言ではありません。
テント泊用マットがあれば、岩場や砂地などの場所でも凸凹を気にせずに過ごせるので便利です。さらにフォーム材を採用している製品が多く、素材が柔らかいので岩場などの不安定な場所でも気にせず熟睡できるでしょう。
テント内の断熱効果を高める
山の中は冬だけでなく、夏の夜や早朝でも地面が冷えやすくなります。テント泊用マットは断熱効果があるので、冷えやすい時間帯でも暖かく過ごすことが可能です。
マットを使用しないで寝袋のみで寝てしまうと、底冷えして体調を崩す場合があるので注意しなければなりません。
マットがあれば、オールシーズンを快適にテント内で過ごせるため、初心者・経験者に限らずぜひ事前に購入しておくとよいでしょう。
テントの浸水を防ぐ
製品の多くは防水性に優れているものが多く、雨天時でもテントの中が浸水する心配がありません。とくに登山・キャンプ場などは山の中なので、天気が変わりやすく急な雨に対応しなければならないシーンもあります。
防水性に優れたテント泊用マットがあれば、テントの浸水を防ぐ役目もあるので、急な天候の変化でも快適に過ごせるでしょう。
テント泊用マットの使い方
テント泊用マットの使い方を知りたい方は、以下の2つを参考にしてください。
- 寝袋の下に敷く
- 敷布団として使う
まず、1つは寝袋の下に敷いて使うのが一般的です。インナーシートのみで使用している方もいますが、テント泊用マットがあればより快適に寝られるのでおすすめ。より質のよい睡眠を求めるなら、テント泊マットを寝袋の下に敷いてから寝るとよいです。
また、テント泊用マットは敷布団の代用としても役立ちます。クッション性に優れているので、テントの中だけでなく、車中泊などでも心地よく眠りにつけるでしょう。
テント泊用マットおすすめ30選
ここでは、テント泊用マットのおすすめ商品を紹介します。
種類ごとに紹介しているので、上記の選び方を把握したうえで、自分に合ったテント泊用マットを探してみてください。
軽量で使いやすい【クローズドセルマット】7選
まずは、登山やソロキャンプなどでも使いやすいクローズドセルマットから紹介します。軽量で持ち運びやすい商品が多くあるので、ぜひご覧になってください。
また、以下の記事では、軽量で折りたたみ可能なキャンプマットを紹介しています。持ち運びやすさを重視している方は、参考にしてみてくださいね!
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) キャンプマット
キャンプ・車中泊などのシーンで使用できるマット。クッション性に優れており、凸凹した場所の上でも安定した寝心地を実現できます。さらに保温性も高いので、寒い時期でもしっかりと冷気を遮断してくれます。
- メーカー参考価格:5,500円
- サイズ:展開時/幅56×長さ182×厚さ2cm、収納時/13×12.5×長さ56cm
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) シルバーキャンピングマット
軽量性・コンパクト性に優れたテント泊用マット。素材はポリエステル・発泡ポリエチレンを採用しており、厚みがあるので冷気を遮断してくれます。さらに地面が凸凹していても快適なので、登山中にテントで休みたいときに最適です。
- メーカー参考価格:4,000円
- サイズ:展開時/200cm×150cm×厚さ8mm
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) キャンプ用折りたたみマット
コンパクトに折りたためる、テント泊用マットです。スピーディーな設営・撤収が可能なので、初心者の方でも手軽に使用できます。カバー素材には防水性に優れたナイロンを採用しているため、雨の日でも安心して使用できるでしょう。
- メーカー参考価格:7,000円
- サイズ:展開時/100×200×厚さ1.5cm、収納時/100×11.5×31cm
- 重量:1.2g
THERMAREST(サーマレスト) アウトドアマットレス
軽量に優れたEVAフォームの素材を採用。収納時はコンパクトにできるので、持ち運ぶときも負担がかかりません。登山やキャンプはもちろん、ヨガなどのスポーツでも活用できるので便利です。
- サイズ:展開時/51×183×2cm、収納時/51×13×14cm
- 重量:410g
Mozambique(モザンビーク) キャンプマット
厚さは20㎜あり、保温性・クッション性に優れているので極寒地でも使用できます。高品質のアルミ素材を採用しており、耐久性に優れているため長く使用しても劣化しません。
- サイズ:183x56x2cm
- 重量:500g
THERMAREST(サーマレスト) クローズドセルマットレス
軽量性・コンパクト性に優れているので、登山やキャンプなど、さまざまなシーンで活用できます。クッション性が高いため、小石など凸凹した場所で使用しても快適に寝られるでしょう。
- サイズ:大きさ/51×183cm、厚さ/1.5cm
- 重量:400g
BUNDOK(バンドック) フォールディングマット
コンパクトに折りたたんで収納できるマット。厚みがあるので、寝袋の下に敷いて使うのはもちろん、敷布団としても代用可能です。持ち運びやすさに優れているため、キャンプや登山・お花見など、さまざまなシーンで使用してもよいでしょう。
- サイズ:展開時/180x60x1.0cm(突起まで約1.8cm)、収納時/60x13x15cm
- 重量:315g
収納性抜群の【エアーマット】7選
次は、収納性に優れたエアーマットのおすすめ商品を紹介します。ザックに収納できる商品もあるので、お気に入りのマットを探してみてください。
以下の記事では、エアータイプのテントマットに特化しています。選び方も詳しく解説しているので、ぜひご覧になってみてくださいね。
Coleman(コールマン) テントエアーマット
PVC加工を施しており、防水性に優れているので雨の日でも使用できます。電動ポンプが付いており、空気を入れるときも手間がかからないので、初心者でも手軽に扱えるでしょう。展開時のサイズは大きいため、寝返りを打ちやすいのも魅力のひとつです。
- メーカー参考価格:19,690円
- サイズ:展開時/約255×189×14(h)cm、収納時/約34×44×12(h)㎝
- 重量:約7.3kg
LOGOS(ロゴス) テントフィットウェーブマット
テントサイズを意識した、65×200サイズのテント泊用マット。ポンプが付いているので、別途で用意する必要がありません。収納時はコンパクトにできるため、手間なく持ち運べるでしょう。
- メーカー参考価格:5,900円
- サイズ:展開時/幅65×奥行200×高さ5cm、収納時/直径15×高さ35.5cm
- 重量:1.5kg
Gynyen(ジンイエン) エアーマット
収納袋付きのテント泊用マット。軽量かつコンパクトに優れており、持ち運ぶときも負担がかかりません。厚さは約10㎝もあり、クッション性・断熱性が高いので冷気をしっかりと遮断してくれます。
- サイズ:展開時/長さ195×横幅68×厚さ10㎝、収納時/13×28cm
- 重量:850g
Naturehike(ネイチャーハイク) キャンプ用エアーマット
厚みは約5㎝あり、凸凹した場所でも快適に過ごすことが可能。耐水加工を施しており、雨が降っても浸水する心配がありません。高品質の素材を採用していて、ふかふかしているので寝心地は抜群です。
- サイズ:展開時/長さ200cm×幅63cm×厚さ5cm、収納時/19×33cm
- 重量:約1.85kg
THERMAREST(サーマレスト) スリーピングパッド
カラフルなデザインが魅力のテント泊用マット。高品質のナイロンを採用しており、強度があるので長く愛用できます。さらに防水性も高いため、天候に左右されずに使用できる点も魅力のひとつです。
- サイズ:展開時/51×119cm、収納時/23×9cm
- 重量:230g
Gear Doctors(ギアドクターズ) エアーマット
厚みは約8㎝あり、クッション性が高いので凸凹した場所でも使用できます。軽量性かつコンパクト性に優れており、負担なく持ち運べるので便利です。持ち運びやすさと寝心地のよさを求めている方は、検討してみてくださいね。
- サイズ:展開時/183㎝×56×8.1cm、収納時/21.5×10㎝
- 重量:475g
FIELDOOR(フィールドア) ウルトラライトエアーマット
コンパクト・軽量に優れたテント泊用マット。登山やツーリングはもちろん、ソロキャンプでも手軽に持ち運びが可能。TPUコーティングを施しており、雨が降っていても浸水を気にせず使用できます。
- サイズ:使用時/(約)196cm×56cm×6cm、収納時/(約)直径10cm×22cm
- 重量:約520g
寝心地で選ぶなら【インフレーターマット】7選
次は、寝心地のよいインフレーターマットを紹介します。寝心地のよさを重視している方は、ぜひ参考にしてみましょう。
Coleman(コールマン) キャンパーインフレーターマット
カラフルな色が魅力的なテント泊用マット。素材はポリウレタンフォームを採用しており、柔らかい感触なので寝心地に優れています。連結できるため、夫婦や友人などと一緒に使いたいときに便利です。
- メーカー参考価格:10,450円
- サイズ:展開時/約63×195×5(h)cm、収納時/約15×70cm
- 重量:約1.8kg
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) インフレーティングマット
表地にはPVC加工を施しており、防水性に優れているので浸水する心配がありません。強度が高いため、砂利などがある場所で使用しても問題ないでしょう。大人2人が寝られるサイズなので、夫婦でキャンプへ行くときにおすすめです。
- メーカー参考価格:11,000円
- サイズ:展開時/幅110×長さ182×厚さ3.5cm、収納時/外径23×長さ59cm
- 重量:2.2kg
Coleman(コールマン) エアーマット
厚みは約10㎝あり、クッション性・断熱性に優れています。ふかふかしているので、寝心地のよさを重視している方におすすめです。さらに地面の影響を受けないため、凸凹した場所でも快適に使用できます。
- メーカー参考価格:24,970円
- サイズ:展開時/約200×128×10(h)cm、収納時/約31×70cm
- 重量:約5kg
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) インフレーティングマット
表地にはフロッキー加工を施しており、肌ざわりがいいので心地よく眠りにつけます。寝袋の下に敷くだけでなく、敷布団として使用するときも快適です。収納時はコンパクトにできるので、楽に持ち運びができます。
- メーカー参考価格:10,000円
- サイズ:展開時/幅63×長さ198×厚さ5cm、収納時/外径20×長さ65cm
- 重量:2.2kg
VASTLAND(ヴァストランド) インフレーターマット
約8㎝の厚みがあり、砂地などの場所でも快適な寝心地を実現できます。自動膨張式で、バルブを開けるだけで1分ほどで使用できるため手間がかりません。さらに複数のマットを連結できるので、夫婦や友人と一緒に過ごすときに便利です。
- サイズ:展開時/長さ192cm×幅65cm×厚さ8cm、収納時/長さ63cm×幅22cm×高さ22cm
- 重量:約2.7kg
MOBI GARDEN(モビガーデン)インフレーターマット
厚さは9cmで、弾力性があるのでキャンプ・登山などのシーンでも快適に使用できます。保温性に優れており、暖かいため極寒地で使用してもよいでしょう。中の素材はフォームを採用していて、ふわふわした肌ざわりなので心地よく眠りにつけます。
- サイズ:展開時/200×132×9cm、収納時/30×67cm
- 重量:5.3kg
VENTLAX(ベントラックス) キャンプマット
収納袋付きのテント泊用マット。収納時はコンパクトにまとまるので、ザックの中に入れて持ち運びができます。厚さ約8㎝のウレタンフォームを採用しており、ふわふわしているので、寝心地のよさを求めている方におすすめです。
- サイズ:展開時/190x66x8cm
- 重量:2.5kg
登山のお供におすすめテントマット3選
ここでは、登山向けのおすすめテントマットを紹介します。持ち運びやすいマットを厳選しているので、登山を趣味にしている方は参考にしてみてください。
snow peak(スノーピーク) キャンピングマット
軽量かつコンパクトに優れた、登山におすすめのテントマット。収納ケースが付いており、マットのバルブに接続すれば空気を簡単に注入できます。ポンプを別途で買う必要がないので、余計な荷物を増やす心配はありません。軽量・コンパクトにもかかわらず、クッション性があるので寝心地も抜群です。
- メーカー参考価格:30,800円
- サイズ:展開時/198×77×6.2(h)cm、収納時/20×85cm
- 重量:1.9kg
THERMAREST(サーマレスト) アウトドアマットレス
軽量に優れたEVAフォームを採用。とても軽いので、ザックに収納しても荷物の負担になりません。本製品は凸凹構造になっており、保温性・クッション性に優れているので使い勝手は抜群です。
- サイズ:展開時/51×183×1.5cm、収納時/長さ51×直径20cm
- 重量:400g
NEMO (ニーモ) スイッチバック
クローズドセルタイプのマットです。独自の硬さ、異なる2層のフォームを組み合わせており、快適な寝心地を実現できます。収納時はコンパクトに折りたためるので、ザックに入れて持ち運んでも負担はかからないでしょう。
- サイズ:展開時/53.31×15.82×14 cm
- 重量:415g
ファミリーサイズおすすめテントマット3選
次は、ファミリーサイズのおすすめテントマットを紹介します。
コールマン(Coleman) キャンパーインフレーターマット
2枚組のセットで、厚さは約5㎝あるので寝心地は抜群です。中の素材はポリウレタンフォームを採用しており、ふかふかしているので長時間寝ても体が痛くなりません。
ダブルサイズですがコンパクトに収納できるので、持ち運びやすさを求めている方にもおすすめできます。
- メーカー参考価格:19,580円
- サイズ:展開時/約63×195×5(h)cm、収納時/約20×70cm
- 重量:約3.5cm
LOGOS(ロゴス) 断熱防水ピクニックサーモマット
防水性・クッション性に優れたテントマット。サイズが大きいので、ファミリーで過ごすのにぴったりです。素材は質のよいオックスフォードを採用しており、肌ざわりがいいので快適に眠りにつけます。
- メーカー参考価格:4,980円
- サイズ:展開時/縦195×横155cm、収納時/直径15×長さ38cm
- 重量:900g
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) テントマット
厚さは1.5cmあり、凸凹した構造になっているのでクッション性に優れています。さらにマットや敷布団としてだけでなく、折りたたんで枕にも使用可能。キャンプ・車中泊やヨガなど、さまざまなシーンで活用できるので使い勝手は抜群です。
- メーカー参考価格:5,500円
- サイズ:展開時/幅56×長さ182×厚さ2cm、収納時/13×12.5×長さ56cm
快適性重視の厚手テントマット3選
最後に、厚手のテントマットを紹介します。快適さを重視している方は、ぜひ参考にしてみましょう!
awnec(オーネック) 銀マット
断熱性・クッション性に優れているテントマット。厚さは11㎜あり、凸凹した場所で使用しても地面の影響を受けません。サイズはありますが、ゴムバンドと収納袋が付いているので楽に持ち運べるでしょう。
- サイズ:展開時/200cmx200cmx1.1cm
- 重量:約970g
クイックキャンプ 厚手マット
厚さは5㎝もあり、厚手なので小石のある場所でも安定した寝心地を実現できます。さらに素材は、質のよい高反発ウレタンを採用。ふかふかしているため、アウトドアが初めての方でも安心して寝られるでしょう。
- サイズ:展開時/約203×137×5cm、収納時/約34×70cm
- 重量:4.4kg
BUNDOK(バンドック) フォールディングマット
クッション性の高い発泡ポリエチレンを採用しており、弾力があるので寝心地は最高です。さらに軽量性も優れているため、長時間持ち運んでも負担がかかりません。使わないときは折りたためるので、省スペースに保管できるのも魅力です。
- サイズ:展開時/180x60x1.0cm(突起まで約1.8cm)、収納時/60×13×15cm
- 重量:315g
テント泊用マットを選ぶポイント
テント泊用マットを選ぶポイントを知りたい方は、以下を参考にしてください。
- 種類
- 機能性
テント泊用マットの種類は豊富にあり、製品によって持ち運びやすさ・寝心地などが異なります。また、より快適に使用するなら、機能性はしっかり確認しておくのがおすすめです。
以下の項目で、選び方のポイントを詳しく解説しています。
1.種類
テント泊用マットの種類は、以下の3つがあります。
- クローズドセルマット
- エアーマット
- インフレーターマット
クローズドセルマット
別名、発泡マットとも呼ばれているのがクローズドセルマット。2千円台から販売されており、比較的安価なので初心者でも手に入れられます。軽量な製品が多く、軽さを求められる登山やバイクツーリングなどに最適です。
さらに空気を入れる必要がないので、すぐに使用できるのもポイントのひとつ。ただし、厚みは1~2cmほどしかないため、寝心地を重視している方には適していません。軽量さと安価なマットを求める方であれば、クローズドセルマットを選んでも問題ないでしょう。
エアーマット
手動で空気を入れて使うのがエアーマット。空気量を簡単に調整できるので、好みの柔らかさが作れます。ふかふかしており、寝心地がいいので砂利などの凸凹した場所でも快適です。
さらに断熱性に優れているため、冷えやすい冬や夏の早朝でも暖かく過ごせます。使わないときはコンパクトに収納できるので、登山・ソロキャンプなど、荷物をできるだけ最低限にしたいときにも最適です。
ただし、空気を入れたり抜いたりする手間がかかる難点があります。また、マットに穴があくと使えなくなってしまうので、扱うときは十分に注意してください。
インフレーターマット
バブルを開けるだけで空気が自動で入るのが、インフレーターマットです。ウレタン製の素材を採用している製品が多く、クッション性に優れているのが特長のひとつ。さらに厚みが5〜10cmほどあり、他の種類よりも断熱性に優れています。
冬はもちろん、冷えやすい夏の早朝でも暖かく過ごせるのでおすすめです。ただし、価格は1万円以上するタイプが多くあるため、低価格で手に入れたい方は注意しましょう。またサイズが大きいので、持ち運ぶときに負担がかかるのも難点のひとつです。
2.携行性
できる限り荷物を減らして持ち運ぶのなら、ザックに入れても負担がかからない収納サイズ・重量かを確認しておきましょう。目安として、収納サイズは30cm以下、重量は1kg以下の製品を探すのがおすすめです。
とくにエアーマットやインフレーターマットであれば、収納サイズが30cm以下の製品はたくさんあります。登山やキャンプをする方は、持ち運びやすい収納サイズかをみておくとよいでしょう。
また、車中泊で使用するのであれば、車内に合ったサイズを選ぶのがベスト。収納時はコンパクトにできても、使用時に大きすぎて使いづらく感じてしまう場合も…。シートを倒した状態で、縦幅・横幅のサイズを確認して、車内スペースに合う製品を探すのがおすすめです。
3.機能性
テントマットには、おもに以下の機能があります。
- 断熱性
- 防水性
以下の項目で、1つずつ解説しています。
断熱性
テント泊用マットの機能をみるとき、断熱性に優れているかを確認しておきましょう。断熱性が高ければ、冬だけでなく夏の早朝でも暖かく過ごせます。
断熱性は「R値」と表記されている場合が多く、夏・春に使用するなら2.0の製品がおすすめ。さらに秋・冬など、寒い季節で使用するなら余裕をもって4.0以上の製品を選ぶと良いでしょう。
また、R値が記載されていない場合は、推奨気温として表記されている可能性があるので注意してください。
防水性
キャンプ場や登山は山の中なので、急に天気が変わる可能性があります。天気に左右されずに過ごすのであれば、防水性の高いテント泊用マットを選ぶのがおすすめです。
防水性の高い製品には、おもにTPUコーティング・PVC加工を施したものがあります。TPUコーティングは防水性だけでなく、耐久性に優れているのが特長。熱に弱いため、秋や冬などの暑い季節に使用するのがよいでしょう。
さらにPVC加工を施した製品は防水性に加え耐候性に優れており、数年使用しても劣化しにくい特長があります。オールシーズン使用できるので、季節関係なくアウトドアを楽しみたい方に最適です。ただし、TPUコーティングを施した製品よりも強度に劣るため、扱う際は注意しましょう。
テント泊用マットの外付け収納法
テント泊用マットを外付けする収納法は、以下の3つを参考にしてください。
- ザックのボトムストラップに外付けする
- 雨蓋で挟む
- ザックのサイドベルトに取り付ける
ザックのボトムストラップに外付けする
1つはザックのボトムストラップに外付けする収納法。簡単に取り付け・取り外しができるので、初心者でも手間なく扱えます。すぐに使用できるので、短時間でマットを敷けるのも魅力ですね。
ただし、ボトムストラップ付きでないザックには使用できないので注意しましょう。さらに木の枝などに引っかかりやすいため、狭い道を歩くときにはおすすめできません。
雨蓋で挟む
雨蓋付きのザックにおすすめの外付け収納法。天候に左右されずに持ち運べるので、歩くのが基本の登山に適しています。マットのサイズが大きくても収納できるため、収納性を重視している方にも最適です。
ただし、ザックの荷物を取り出すたびに、マットも同時に取り出さなくてはならないのが難点。そのため、ザックから荷物を出し入れする機会が少ない方に適しています。
ザックのサイドベルトに取り付ける
最後は、ザックのサイドベルトに取り付けて持ち運ぶ方法です。安定してマットを取り付けられるので、登山・キャンプなど、さまざまなシーンで持ち運びできます。狭い道でも引っかかりにくいため、安心して登山などを楽しめるでしょう。
注意点は、マットに厚くて長さのある製品の場合、サイドベルトが足らず取り付けられない可能性があります。購入前に、マット・サイドベルトのサイズは適しているかを確認しておくとよいでしょう。
自分に合ったテント泊用マットで、快適な睡眠を手に入れよう!
テント泊用マットの選び方、おすすめ商品を紹介しました。テントマットには種類が豊富にあり、使う場所によっても寝心地などが異なるので慎重に選ぶ必要があります。
最近では、軽量にもかかわらず、クッション性の高い製品も多く販売しているので、一度探してみるとよいでしょう。今回の記事を参考にして、お気に入りのテント泊用マットを手に入れて快適な睡眠を体感してみてくださいね!
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「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。