BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

CAMMOCの「キャンプしてたら防災できた!」#15 みんなの「防災ポーチ」中身紹介/水漬けパスタパエリア

キャンプの道具や知識には、防災に役立つものがたくさんあります。でも、いくら優れた道具を揃えても、電源や水道のないストイックなキャンプ経験があっても、災害時には全く経験したことのないさまざまな問題が襲いかかってくるでしょう。予期せぬ事態を目の前にしたとき、道具や知識がいつものように使えないかもしれません。

そんな悔しい思いをしないために、災害時に役立つ情報やすぐに使える収納方法など、ちょっとしたヒントを知っておくとあなたの知識や道具がもしもの時にぐっと頼もしいものになってくれるはずです。

この連載では、無理なく無駄なく楽しくできる「SDGs防災キャンプ」を提唱するCAMMOCの防災士資格を持つメンバーから、アウトドア好きの皆さんへ、もしもの時に役立つ情報とレシピをお届けします。

外出先のもしもに備える‟防災ポーチ”

いつ起きるかわからないけれど、高い確率で起きると予測される大災害。それは家にいるときとは限らず、外出時の可能性も考えられます。たとえば通勤途中の電車内、子連れでのランチ中、出張や旅行先など、いつ発生してもおかしくない状況だけに、普段から最低限の備えを持ち歩くことが自分の身を守るための術となります。

また、防災ポーチが活躍するのは災害時だけではありません。実際に、渋滞で車内に閉じ込められたが携帯トイレが安心材料となった、外出先で爪が割れて小型ハサミが役立った、急な生理に対応できたなど、日常のなかで起きる緊急事態にも役立ちます。

ポーチならバッグを変えてもサッと入れ替え可能

最低限の備えをひとまとめにしておくことで、外出先に合わせてバッグを変える時に入れ替えがスムーズです。普段から持ち歩くことで、モバイルバッテリー残量や食品の減り具合などが把握しやすく、‟消費したら補充する”というローリングストックが日常的にできるようになります。

お気に入りを詰め込もう!

ポーチのデザインや中身は人それぞれ。濡れても中身を守る防水型や、肩から下げられるストラップ型など、防災ポーチならではの選び方はあるものの、毎日持ち歩きたくなるデザインやモノが入っていれば積極的にバッグへ入れたくなりませんか?

実際に、私たちCAMMOCメンバー3人が日頃から持ち歩いている防災ポーチを紹介します。ぜひ参考にしていただき、自分オリジナルの防災ポーチをつくってみましょう。

防災ポーチに何を入れてますか?

国内外旅するMAMIの防災ポーチ

ポーチ▶cotopaxi NIDO ACCESSORY BAG
活動範囲▶電車で都内打ち合わせ、車でキャンプ場撮影、飛行機で地方や海外への出張もあり、移動手段や活動範囲は不特定。

中身紹介

衛生用品:マスク、救急セット、常備薬、ホッカイロ、生理用品、携帯トイレ、マウスウォッシュ、アロマオイル、蜜蝋クリーム、ゴム手袋、ペットシーツ、ビニール袋、テッシュ、ウエットテッシュ、ヘアゴム

食料:お菓子、飴

貴重品:小銭、家族の写真や身元情報、名刺

衣類:コンパクトレインポンチョ

生活用品:携帯ラジオ、モバイルバッテリー、3in1ケーブル、エマージェンシーブランケット、輪ゴム、安全ピン、ソーイングセット、3色ボールペン、油性ペン赤&黒、マルチツール、ライト、笛

ポイント

・どこへ行くときもこのポーチひとつあれば安心。防災に役立つのはもちろん、キャンプ場や海外など、必要なものがすぐ手に入らない環境でも大活躍。
・なかでもウエットティッシュ・モバイルバッテリー・常備薬・生理用品はヘビーユース。防災に必要なもので普段使いしているものを同梱して使うことで、常にローリングストックができる。
・ペットシーツは、携帯トイレの代用になるほか、嘔吐物処理、足拭きマット、濡れた地面に荷物を置く時など、様々なシーンで役に立ちます。テントの中でジュースをこぼしたときにも活躍しました!

0歳ベビーのワーママHAPIの防災ポーチ

ポーチ▶ハイタイド nahe パッキングポーチ
活動範囲▶0歳の子供と車移動がメイン。短時間の移動や電車の場合はポーチのみ。キャンプや長距離の時はおむつバッグに入れて持ち歩く防災ポーチ。

中身紹介

衛生用品:紙おむつ、生理用品、おしりふき、消臭袋、アルコールジェル、携帯トイレ、救急セット、万能クリーム、爪切り、ヘアゴム、マスク、手拭い
食料:液体ミルク、粉ミルク、飴、キシリトールガム
貴重品:現金、家族写真(身元情報記載)、母子手帳・医療書・保険証のコピー
生活用品:マルチツールカード、ペン、マイクロランタン、モバイルバッテリー、笛 、キーホルダーライト

ポイント

・防災を意識しつつ、日常から乳幼児に必要なアイテムを中心にセレクト。
・持ち物が多くなりがちですが、中身が見えるクリアポーチで必要なものがすぐに取り出せます。
・普段持ち歩くおむつバックにこの防災ポーチをプラスすることで、乳児連れの外出がより安心に。

在宅ライターAYAの防災ポーチ

ポーチ▶Kiu エチケットポーチ
活動範囲▶在宅作業がメイン。撮影等で都内やキャンプ場への電車移動時に持ち歩く防災ポーチ。

中身紹介


衛生用品:マスク、圧縮タオル、目薬、マウスウォッシュ、除菌シート、救急セット(薬・絆創膏・綿棒など)、生理用品、携帯トイレ、消臭袋
※生理用品、携帯トイレ、消臭袋は1つにまとめてパッキング(右上の袋)
食料:清涼菓子
生活用品:モバイルバッテリー、3in1ケーブル、イヤホン、アルミブランケット、笛、ライト、マルチツール、蓄光キーホルダー、カラビナ

ポイント

・中身が濡れないようジッパー式ビニール袋で小分けしている
・1台で2役以上使えるものをセレクト(3種類の端子を備えたケーブル、イヤホンは耳栓代わりに、10機能を搭載したマルチツール)
・ポーチだけでも持ち歩けるように、肩掛けストラップ付き

自分オリジナルの防災ポーチを持ち歩こう

3人共通して備えているものはこちら

【マスク、救急セット、生理用品、携帯トイレ、飴、モバイルバッテリー、マルチツール、笛、ライト】

それぞれ緊急時を想定し、自分の生活に欠かせないモノをギュッと詰め込んだ防災ポーチ。身近な防災対策の第一歩として、まずは外出時の備えとなる防災ポーチを準備して常に持ち歩きましょう。

今月のレシピ/水漬けパスタパエリア

砕いたパスタを水漬けし短時間で焼き上げるお手軽パエリア。水やガスを節約し、缶詰や冷凍野菜を具材にした防災レシピです。

材料(1人前)

パスタ…100g
ホタテの缶詰…1缶
冷凍ブロッコリー…80g
プチトマト…2個
ニンニク…1かけ
オリーブ油…大さじ1
塩…小さじ1

作り方

① パスタを食べやすいサイズに砕き、ポリ袋や器に入れ、パスタがひたるくらいの水で1時間漬ける。
② フライパンにオリーブオイル、みじん切りにしたにんにくを入れ火にかけ、にんにくが香ったらブロッコリーを入れて軽く炒める。
③ フライパンに ①のパスタを水ごと、帆立の缶詰を汁ごと、4等分に切ったプチトマトを入れて中火にかけ、沸騰したら蓋をして1分茹でる。
④ 蓋を外し、水分がなくなりパスタの縁に焦げが出来たら火を止めて出来上がり。

クリエイターズユニット
CAMMOC(キャンモック)

左から、三沢真実、三宅香菜子、内舘綾子
「キャンプのある暮らし」をコンセプトに空間やフードのコーディネート、キャンプ撮影の監修、防災講演など、多数メディアで活躍するクリエイターズユニット。アウトドア・フードロス・防災などの観点からドライフードに注目し、初著書「うまみがギュッ!干すだけ簡単 はじめてのドライフード(山と溪谷社)」全国書店にて絶賛発売中。

https://cammoc.com
www.instagram.com/cammoc

SHARE

PROFILE

キャンモック

キャンモック

「キャンプのある暮らし」をコンセプトに空間やフードのコーディネート、キャンプ撮影の監修、防災講演など、多数メディアで活躍するクリエイターズユニット。無理なく無駄なく楽しくできる「SDGs防災キャンプ」を提唱。 https://cammoc.com/

キャンモックの記事一覧

「キャンプのある暮らし」をコンセプトに空間やフードのコーディネート、キャンプ撮影の監修、防災講演など、多数メディアで活躍するクリエイターズユニット。無理なく無駄なく楽しくできる「SDGs防災キャンプ」を提唱。 https://cammoc.com/

キャンモックの記事一覧

No more pages to load