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イラストレーター/トレイルランナー・佐々木寿江さん#2 │低山トラベラー、偏愛ハイカーに会いに行く#11

低山トラベラーの大内征さんが山好きさんと山を歩く、「偏愛ハイカーに会いに行く」連載がスタート。山の愛し方は人それぞれ、とはいうけれど。十人十色の偏愛ワールドをのぞいてみれば、これからの山の愛し方とその先の未来が見えてくる、かもね。

今回の偏愛さん

イラストレーター/トレイルランナー 佐々木寿江さん

トレイルランの世界に入ってから、知人を描くことをきっかけにプロのイラストレーターとなる。おしゃれな色使いとトレイルランナーへの愛あふれる作品はInstagramで公開中。タカオネでも展示されている。
Instagram @hisae_illustration

「かなり文系オタクで、ややコミュ障」を変えた、ランニングとの出会い

トレラン×イラスト、というナイスな偏愛ポジションを築きつつある彼女だけれど、もともとは極度なインドア派だったという。部屋ですごすことが大好きで、雑誌や映画、そして音楽などのカルチャーにどっぷりだったのが中学・高校時代。途中からは運動部をやめて美術部に所属したのは、幼少期から好きだった絵を描くことがベースにあってこそ。鑑賞した映画の感想をノートに書き溜めたり、新聞広告の裏面に自分が着たい服をまとった理想のお姫さまを描くことが日課で、そもそも(外の世界や人など)なにかとつながることを求めていなかったという。当時は、ひとりで遊ぶことに没頭していたわけだ。

▲弟さんとレースに出場。美男美女姉弟だ

ところが、自らを文系オタクでコミュ障だったと評する寿江さんが、突如として外に出るきっかけとなったのがランニングである。理由を聞くと「じつは人生いろいろありまして」と苦笑いしながらこう続けた。「部屋こそが居心地のいい自分だけの場所だと思っていたけど、いろいろあって部屋にもいられなくなっちゃって。その当時おろそかにしていた美容と健康のためにもいいだろうと考えて、これまでやったことがなかったし、走ってみようと思ったんです。すると不思議なことに、ひとりで走っている時間にこそ〝自分だけの居場所〞を見い出したというか。走る時間がほんとうに心地よくて、習慣になりました」。なんかわかるぞ、その感じ。人生が動いた瞬間だね。

▲山形県で開催されている「カムロトレイルランニング」で参加賞のTシャツをデザインしたそう
▲家族で弟が出場しているトレランの応援に。ウルトラトレイル・マウントフジ (FUJI)160㎞を完走するなど、あっという間にランナーからトレイルランナーに

低山トラベラー、山旅文筆家
大内征(おおうち・せい)

歴史や文化をたどって日本各地の低山を歩き、ローカルハイクの魅力を探究。NHKラジオ深夜便、LuckyFM茨城放送に出演中。著書に『低山トラベル』など。ライフワークは熊野古道

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ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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