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憧れのキハダへの最短距離!? 相模湾エビング最前線!【後編】

相模湾ではキハダ狙いのワンスタイルとして定着、多くの実績を積み上げているエビング。前編に引き続き、エビングを自身のテーマにすえて釣行を繰り返している、ダイワフィールドスタッフ、栗山佳尚のエビング最新スタイルを紹介する。

憧れのキハダへの最短距離!? 相模湾エビング最前線!【前編】はこちら>>>

憧れのキハダへの最短距離!? 相模湾エビング最前線!【前編】

憧れのキハダへの最短距離!? 相模湾エビング最前線!【前編】

2021年11月10日

常にハリスが張るように。これがヒットへの近道!

相模湾でエビングを楽しむ場合、メインステージはコマセ船のミヨシ部分だ。この釣り座を前提に実釣面のあれこれを紹介していく。

投入に関しては、船から少し離すように、アンダーハンドで軽くキャストするのが基本だ。着水する直前に強めにサミングし、ラインの放出を止めるのが、エビングならではのコツ。着水するときにジグとワームが離れることでフォール中の絡みを軽減できる。

攻めるべきタナ(レンジ)は、コマセの釣り人への指示がベースとなる。例外もあるが、シーズン初期(8~9月)は水面下20~40m、後期(10~11月)は50~60mの間で船長から指示が出される。これを目安に、エビングの場合は、その下の10~20mをスタートに探り上げてくるのが基本だ。

任意の深さまで落としたら、ハリスが潮に馴染むまで少し待ってからジャークへと移る。この動作で、ハリスが天ビンに絡むことを防止できる。 ロッドワークはシンプルでよい。ロングロッドを使ったギンバルジャークでは、スロースピード気味のワンピッチジャークを基本に、ショートロッドを使っての脇挟みジャークの場合は、細かくチョコチョコとジャークしたりすることもある。

「ジグを操作する、というよりは仕掛けをまっすぐ張るというイメージで振っています。ワンピッチのストローク幅を潮の状況によって変えていますが、それはワーム自体を動かそうとしているのではない。ハリスが3mあるので、直線的な移動はしてもワームにトリッキーな動きは期待できない。目の前でちょっとでも動いてくれればキハダは喰ってきます」

▲相手にしっかりプレッシャーをかけて、なるべく早くランディングするのが基本。サイズにもよるが、乗合の場合は必要以上に長い時間のやり取りは避けたいところだ。

ハリスがピンっと張っている状態にする、というのがひとつのキーワードだ。

フッキングにはコツがある。違和感を感じたら瞬時にリールを巻いてラインを張ること。その後もラインを巻き続け、キハダが走ってドラグが滑り、ラインが引き出されるまで何度も繰り返しアワセを入れることが大切。飲み込んだムツサークルをしっかり口の端まで引きずり出して掛けないと、歯でラインブレイクしてしまうからだ。

ファイトに関しては、ジギングやキャスティングと同様。エビングだからといって大きく変わるところはない。ただし、テンビンとハリスが存在するエビングでは、ランディング時に特別な配慮が必要となる。

船縁までキハダを寄せたら、ロッドで操作し、玉網に入れてくれる船長などにジグ、テンビンを掴んでもらう。その後はハリスを手繰って玉網に誘導してもらう、という流れになる。慣れない方はあらかじめランディングの手順を確認しておいたほうがよいだろう。

最後の瞬間まで気を抜かないことが確実なキャッチへの重要ポイントだ。※文中敬称略

▲2019年の終盤戦、9月21日にキャッチした31kg。

2020栗山佳尚使用エビング最新タックル

ロッド、リール&ライン

ソルティガEBING74HS&10000-P&H、ソルティガEBING62HS&ソルティガ8000-Pを使い分ける。専用ロッドと最新鋭のソルティガの組み合わせは最強。メインラインは62HS&8000-PにSG12ブレイドEX 4号、74HS&10000-P&Hには同5号を使用、リーダーはソルティガリーダーTypeFの60Lbを4号に、80lb(キャスティングと併用する場合はTypeNの100~130lb)を5号にセットしている。

テンビン

テンビンはセイカイコレクションから販売されているエビング専用テンビンが栗山のおすすめ。ストレート形状で水中抵抗が少ないため、ジグ単体でジャークしているかのような使用感。ジグが絡みにくく、かつ回転しないように設計されており、ストレスなく釣りを楽しめる。リーダーにセットすればOKのフルセットや遠征に重宝するモバイルタイプなど、バリエーションも豊富だ。

エビングキハダセットエビング専用モバイルテンビン

メタルジグ

メタルジグはフォールスピードが速く、引き抵抗が少ない形状が使いやすい。基本ジグとしてはムラジグV2、MMジグの200~250gを多用。60~70mラインを攻める時はソルティガTGベイトロジー260、330gを使用する。

ムラジグV2ソルティガ TGベイト ロジー

ワーム

ワームはエビングスティックスーパーハード&ノーマルの3.5inc、4.2inc、DRスティック3.5inc、快適リアルオキアミワームLL、3Lを使い分ける。エビングスティックは基本であり万能。イワシなど、速い動きをするベイトを追っているときはDRスティック。リリースされたばかりの快適リアルオキアミワームLL、3Lは、指示ダナ付近で漂わせる攻略での活躍に期待したい超リアルベイトだ。

エビングスティックスーパーハードDRスティック

出典

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SALT WORLD 編集部

SALT WORLD 編集部

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

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