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憧れのキハダへの最短距離!? 相模湾エビング最前線!【前編】

相模湾ではキハダ狙いのワンスタイルとして定着、多くの実績を積み上げているエビング。現状ではコマセ船のミヨシ部分で行われることが多く、キャスティング愛好家は洋上で目撃しても、身近に感じる機会が少ないかもしれない。ここではエビングを自身のテーマにすえて釣行を繰り返している、ダイワフィールドスタッフ、栗山佳尚のエビング最新スタイルを紹介する。

今期はモンスターのキャッチがテーマ

ダイワフィールドスタッフの栗山佳尚は、師とあおぐ村越正海のすすめもあり、近年のテーマとしてエビングでの相模湾キハダゲームを展開している。

「ルアーというくくりであれば、個人的にエビングはヒットへの最短距離の釣り方だと思っています。狙うタナ(レンジ)、スピード、ハリスの太さなどの要素をチェンジすることで、結果に差も出る。ゲーム性が高いところも魅力です」

▲コマセ釣りにヒットするまでの朝一番が勝負。以降は中だるむことが多く、沖あがり間際にまたヒット率がアップするのが相模湾の特徴だ。

昨年は3本のキハダのキャッチに成功した。基本的に週末釣行、乗合船に乗船する一般アングラーと同じスタイルなので、釣果実績はなかなかのものだ。乗合船での釣りをベースにしたエビングは、コマセ釣りの船に同船して釣るのが一般的となる。それはなぜか?

「コマセが必要なわけではないですが、キャスティングがメインの船では、船が止まってジグを落としてタナまで届いたと思ったら移動、ということが多くなってしまう。釣りのリズムが違うんですね。エビング専用船の利用がベストですが出船する船が少ない。現実的にはコマセの乗合船に同船するのがベターですね」

もちろんチャーターで楽しむ場合には何らの制約はない。

相模湾でコマセ釣りが解禁されるのは8月。シーズンは長くても11月初旬までが目安。エビングでは8月、9月の前半戦が好期で、後期になればなるほど擬似餌で狙うのは難しくなる。とりわけキハダがコマセを完全に学習する以前の8月上旬はあらゆる釣法のなかでも最強といっていいほど威力を発揮することもある、と栗山。

「湾内に回遊しているけれど、水面には出ない。イワシなどのベイトを追って、止まらずに群れで泳いでいるキハダを、ソナーで追いかけたり待ち伏せしたりする釣り方の場合にはとくに強いと思いますよ」

前半戦にあたる8月、9月は20~40m、後半戦はやや深く50~60mの指示ダナが基本だが、前半戦に特有のヒットパターンもある。

「お盆くらいまでは浅ダナと深ダナ、二極化するのが特徴です。水深70mくらいからキハダが一気に浅いレンジに上がってくる傾向があり、そのときにヒットすることも多いですね」

後半戦に特徴的なパターンもある。

「10月、11月といった後期は、キハダも警戒心が強くなるためか、圧倒的にコマセ釣りが強くなります。しかも、彼らはハリスを長くして自然に漂わせるようにして釣果を上げています。これは後半戦の特徴のひとつ。僕自身苦戦することも多いですが、この状況を打破するためにも、今年は指示ダナで動かさずに放っておくパターンを試してみたい。特に昨年は終盤に『小田原モンスター』と呼ばれた70~80㎏クラスが回遊していた。今年はぜひこのサイズをキャッチしてみたいですね」

▲エビングにはコマセが必要なわけではないが、キャスティングとは釣りのリズムが異なる。それゆえ現状では、専門船かコマセ船のミヨシ部分での釣りが基本となる。
▲ハリスをセットしたフックを用意しておけばセッティングはイージー。茅ケ崎港「一俊丸」は、エビングに理解のある船のひとつだ。

タックルは強度に優れた専用タイプがおすすめ

エビングは気軽にトライできるビッグゲーム。まずはタックルを万全にしておくことが第一。アップデートを続ける栗山のエビング用タックルを紹介していこう。

基本はスピニングタックルだ。使用するジグのメインウエイト200~250g を考慮し、長さに関してはジギング併用の場合は6ft台の短め、キャスティングにも対応したい場合は7~8ft台の長めのロッド、というのがスタンダード。流用でも十分に楽しめる。

しかし、本気で挑戦するなら専用ロッドの選択が間違いない。ソルティガエビング62HS&74HSは、ダイワからリリースされている、現状、唯一のエビング専用ロッドだ。ショートロッドにするか、ロングロッドにするかは好みもあるが、乗船する船や釣り座の違いによる場合も大きい。両方用意できればベストだ。

リールはソルティガ8000‐P、10000‐Pを使用している。62HSには8000‐P、74HSには10000‐PもしくはHをセットする。

ラインはメインがPE4号、リーダーが60lbというシステム(62HS&8000‐P用)と、PE5号、リーダーが60~80lbというシステム(74HS&10000‐P、H)を使い分けている。

メインのPEラインには、SG12ブレイドEXを使用。リーダーの素材はフロロカーボン製を基本にし、長さは3mを標準とする。リーダーにはソルティガリーダーType Fを使用している。

エビングのリグは、ジギングに比較すると少々複雑だ。リーダーの先端にメタルジグを装着した天ビンを結節。リーダーとは反対側のテンビンの先にハリスをセット、先端には1本のフックを結び、これにワームを装着するという形が基本だ。

テンビンは市販のほとんどのものがエサ釣りを前提に作られている。操作性に劣るし、キハダ相手には強度不足のものも多い。専用テンビンを使うのが賢明だ。セイカイコレクションからリリースされている「エビング専用直線テンビン」が栗山のおすすめだ。

テンビンに装着するジグは、いくつかを使い分けている。ロッドワークで動かすタイプのシンプルなものが使いやすい、と栗山。

メインウエイトは200~250g。多用するのはムラジグV2、MMジグII。60~70mレンジを釣る場合にはソルティガTGベイトロジー260、330g を使用することもある。カラーにはこだわらない。

ハリスはフロロカーボン製の20~24号を、2回手繰ってちょうどよい長さ、約3mにセットする。ハリスに巻き癖が付いていると喰いが落ちる傾向があるので、しっかり癖を取っておくことが大切だ。フックはムツサークルフックの2/0をメインに使用。いわゆるネムリ形状のフックでなければ呑まれてハリス切れを起こしてしまうので要注意。潮流が速いときは3/0を使うこともある。

ワームは1つか2つを、チョン掛けで使用する。同じワームを2つ掛けてもよいし、異なるカラー、サイズを組み合わせてもよい。

▲コマセ船団の近くでファイトを展開! 晴れがましくもあり、緊張する場面でもある。セカンドランをしのげばアングラーの勝利は目前!?
▲ハリスを手繰ってのランディングは慣れが必要で、ケガの危険もある。ランディングは船長や助手など、プロの手に委ねるのが賢明だ。

憧れのキハダへの最短距離!? 相模湾エビング最前線!【後編】はこちら>>>

憧れのキハダへの最短距離!? 相模湾エビング最前線!【後編】

憧れのキハダへの最短距離!? 相模湾エビング最前線!【後編】

2021年11月10日

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SALT WORLD 編集部

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近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

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