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初冬の真鶴沖スロージギング 珍客・アンコウも登場!【PART3】

フラッグシップモデルに迫る高性能と買い求めやすい価格でソルトアングラーから支持されているダイワ・キャタリナシリーズ。その2020年モデルとなるスロージギングタックルを手に、清水一成さんと富樫祐毅さんが真鶴沖の中深海に挑んだ。

前回は高い完成度を持つキャタリナシリーズの特徴に焦点を当てた。いよいよ今回から実際にキャタリナを持ち込んだ実釣の様子を紹介する。

初冬の真鶴沖 スロージギング 珍客・アンコウも登場!【PART1】>>>

初冬の真鶴沖スロージギング 珍客・アンコウも登場!【PART1】

初冬の真鶴沖スロージギング 珍客・アンコウも登場!【PART1】

2021年11月27日


初冬の真鶴沖 スロージギング 珍客・アンコウも登場!【PART2】>>>
初冬の真鶴沖スロージギング 珍客・アンコウも登場!【PART2】

初冬の真鶴沖スロージギング 珍客・アンコウも登場!【PART2】

2021年11月27日

爆風のなか水深250mからジギングを開始

実釣は水深250mからスタート。清水さんと富樫さんはPE1.2号にフロロカーボン20lbのリーダーというセッティングでスタートした。ジグは清水さんがソルティガTGベイトロジー260g のオレンジゼブラグロー、富樫さんは同じくロジーのライムゼブラグローをチョイスしている。

▲水深250mからこの日の釣りをスタート。背後に伊豆の山々を控えた急深な地形のおかげか、ポイントは陸地からそう遠くない。

ジグのカラーは「とくに『これ!』と決めてはいませんが、しいて言えばチャート系やオレンジ系とグローのコンビネーションがアカムツ的かな」と、清水さん。まだ早朝であることや、悪天候で空が暗く、光線量が少ないこともあり、二人は明色系のカラーを結んでいた。
 
潮の流れは上潮が速く、底の潮はそれほど流れていない状態。一般的に潮は流れているほうが良いが、速すぎたり、2枚潮だったりすると底を取るのが難しくなるもの。この日は風も強かったが、船長が細かく船を立て直してくれるおかげで底は問題なく取れているようだ。
 
8時を回り、270mへと駆け下がっていく地形を探っていると、「乗った!」と清水さんの声。上がってきたのは小型のギンメだったが、250mも下の海底で、この魚が喰ったのが分かるスロージギングの奥深さを改めて実感する。その後もユメカサゴやギンメ、キンメなど様々な魚が飽きない程度に釣れてくるが、本命はまだ顔を出さない。

▲250m下のジグに動きを与える清水さん。「根のあるポイントや傾斜のあるポイントでは優しく丁寧に誘ってピンで食わせるイメージ。なだらかなポイントではジグの入力を強めにして広い範囲から魚を呼ぶイメージで動かす」。

▲小型のキンメ、さらに小さなギンメを釣り上げる。この釣りの定番外道だ。「250mも下の海底で、この魚が付いたのが分かるのがスロージギングの奥深さです」

▲小型の魚でも丁寧に巻き上げる。魚の大小だけでは語れない魅力がそこにある。

それから1時間半ほど経過したとき、ダイワスタッフの畠中さんがソルティガFKジグ250gで良型のオニカサゴをキャッチ。続いて同じくダイワスタッフの﨑山さんがスルメイカをヒット。こちらもソルティガFKジグの250g だ。ここまでに釣れたのは5種。このシケのなか、アタリ自体は途切れない。
 
10時を回ると潮の流れが変わり、ジグが斜めに払い出されて着底感が曖昧になる。しかしそのなかでも清水さんがキンメダイをヒット。これを皮切りに船中でヒットが続き、サメ2本が上がった後に富樫さんの竿が曲がった。大きくしなるロッドに「これもサメかな?」というムードが流れるが、上がってきたのはこれまた予想外のメダイ。それほど大型とは言えないが、最後まで力強く抵抗して楽しませてくれた。

▲上は富樫さんがキャッチしたキンメとメダイ。下は﨑山さんがヒットさせたスルメイカと畠中さんのオニカサゴ。本命ではないが一日を通して飽きない程度にアタリが来ていた。

【この記事は2020年1月現在の情報です】
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2021年11月27日


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2021年11月27日


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初冬の真鶴沖スロージギング 珍客・アンコウも登場!【PART4】

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2021年11月29日

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SALT WORLD 編集部

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近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

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