初冬の真鶴沖スロージギング 珍客・アンコウも登場!【PART3】
SALT WORLD 編集部
- 2021年11月28日
フラッグシップモデルに迫る高性能と買い求めやすい価格でソルトアングラーから支持されているダイワ・キャタリナシリーズ。その2020年モデルとなるスロージギングタックルを手に、清水一成さんと富樫祐毅さんが真鶴沖の中深海に挑んだ。
前回は高い完成度を持つキャタリナシリーズの特徴に焦点を当てた。いよいよ今回から実際にキャタリナを持ち込んだ実釣の様子を紹介する。
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爆風のなか水深250mからジギングを開始
実釣は水深250mからスタート。清水さんと富樫さんはPE1.2号にフロロカーボン20lbのリーダーというセッティングでスタートした。ジグは清水さんがソルティガTGベイトロジー260g のオレンジゼブラグロー、富樫さんは同じくロジーのライムゼブラグローをチョイスしている。
ジグのカラーは「とくに『これ!』と決めてはいませんが、しいて言えばチャート系やオレンジ系とグローのコンビネーションがアカムツ的かな」と、清水さん。まだ早朝であることや、悪天候で空が暗く、光線量が少ないこともあり、二人は明色系のカラーを結んでいた。
潮の流れは上潮が速く、底の潮はそれほど流れていない状態。一般的に潮は流れているほうが良いが、速すぎたり、2枚潮だったりすると底を取るのが難しくなるもの。この日は風も強かったが、船長が細かく船を立て直してくれるおかげで底は問題なく取れているようだ。
8時を回り、270mへと駆け下がっていく地形を探っていると、「乗った!」と清水さんの声。上がってきたのは小型のギンメだったが、250mも下の海底で、この魚が喰ったのが分かるスロージギングの奥深さを改めて実感する。その後もユメカサゴやギンメ、キンメなど様々な魚が飽きない程度に釣れてくるが、本命はまだ顔を出さない。
それから1時間半ほど経過したとき、ダイワスタッフの畠中さんがソルティガFKジグ250gで良型のオニカサゴをキャッチ。続いて同じくダイワスタッフの﨑山さんがスルメイカをヒット。こちらもソルティガFKジグの250g だ。ここまでに釣れたのは5種。このシケのなか、アタリ自体は途切れない。
10時を回ると潮の流れが変わり、ジグが斜めに払い出されて着底感が曖昧になる。しかしそのなかでも清水さんがキンメダイをヒット。これを皮切りに船中でヒットが続き、サメ2本が上がった後に富樫さんの竿が曲がった。大きくしなるロッドに「これもサメかな?」というムードが流れるが、上がってきたのはこれまた予想外のメダイ。それほど大型とは言えないが、最後まで力強く抵抗して楽しませてくれた。
【この記事は2020年1月現在の情報です】
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近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。
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