
本州最南端・串本のスーパーライトジギング 冬の紀伊半島で根魚御三家に挑戦!【PART3】

SALT WORLD 編集部
- 2021年12月13日
本州最南端に位置し、すぐ沖を黒潮が流れる串本は変化に富んだ地形にも恵まれ、マグロ、カツオなどの回遊魚からマダイ、根魚まで多彩なターゲットを狙うことができる。
そんな串本で、おなじみヒロセマンがスーパーライトジギングによる根魚五目に挑戦。
取材時点で新作だったアイテムを使って良型を連発する様子を3回にわたってお送りする。
前回1時間足らずで目標となる根魚御三家を釣り上げミッションを達成してしまったヒロセマン。その後の釣行の様子とタックルの詳細を紹介する。
本州最南端・串本のスーパーライトジギング 冬の紀伊半島で根魚御三家に挑戦!【PART1】>>>
本州最南端・串本のスーパーライトジギング 冬の紀伊半島で根魚御三家に挑戦!【PART2】>>>
スピニングタックルも活躍!小気味良い引きを堪能
さて。ミッションを達成したあたりから予報通りに雨がポツポツと落ち始め、午前いっぱいも持ちそうもない空模様になってきた。いつ撤収になってもおかしくない状況を見て、ヒロセマンはそれまでのベイトタックルからスピニングタックルに持ち替えて釣りを再開。ルアーはジグパラTG32gのライブアジカラーだ。
32gはライブベイトカラーのなかでは最も軽いウエイトで、バーチカルのみならずスピニングタックルでのチョイ投げにも適している。
ヒロセマンは小型のベイトを捕食しているときの切り札として活用するだけでなく、キャストを併用して目先を変えたいときにも多用しているそうだ。
結果はすぐに出て、35㎝ほどのアオハタを筆頭に数匹の根魚を立て続けにゲット。竿をぐいぐい引き込む小気味よい引きの連続に、思わず笑顔がこぼれる。その後再びベイトタックルに戻すと、珍しい小型のホウキハタがヒットしてきた。
そしてこれを境に徐々に小型のヒットが目立ってきたため、少し早めにストップフィッシング。短時間ではあったが港から至近の海域で良い魚を多数釣ることができ、手軽で手堅いスーパーライトジギングの楽しさを満喫した一日だった。

Tackle
▲(左)【スピニング】
ロッド:CRXJ-S66SLJ
リール:バリスティック3000XH
ライン:弾丸ブレイドライトゲーム0.4号
リーダー:弾丸フロロ3号
(右)【ベイト】
ロッド:CRXJ-B66SLJ
リール:キャタリナ100PL-RM
ライン:弾丸ブレイドライトゲーム0.4号
リーダー:弾丸フロロ3号

スーパーライトジギングモデルはスピニングとベイト各1アイテム。いずれもチューブラーのブランクで、レギュラーファーストの素直な曲がりが特徴。同じクロステージのマイクロジギングモデルと比べると、よりジグの操作を意識した設計だ。「タダ巻きがメインのマイクロジギングモデルに対して、スーパーライトモデルはシャクリにも対応しやすく作りました。多彩な攻めが可能なので、積極的に誘って魚の引きを楽しんでください」(ヒロセマン)


タダ巻きにもシャクリにも対応するジグパラTGのライブベイトカラーはライブアジ、ライブイワシ、ライブサバ、ライブ金アジ、ライブ金イワシ、ライブ金サバの6色をラインナップ。またサイズ展開は32g~60gで、ノーマルカラー(右写真)同様32gはフロントとリアフックを標準装備、40g以上はフロントフックのみとなる。

別売のジグパラアシストフックには、魚皮をあしらった「鯖皮シングル」とタコベイトを装着した「ロックシングル」も追加。濁り潮や食い渋り時に効果がありそうだ。
【この記事は2020年1月現在の情報です】
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近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。
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