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「ツアー・オブ・ジャパン 2025」開催決定!全8ステージのコースと出場16チームを発表

一般財団法人日本自転車普及協会は2025年3月27日、日本最大級の国際自転車ロードレース『ツアー・オブ・ジャパン 2025(TOJ2025)』を、2025年5月18日(日)から5月25日(日)までの8日間にわたり開催すると発表した。あわせて、全8ステージのコース概要と、国内外から集結する出場16チームが発表された。

40年以上の歴史を持つ、若手育成と地域貢献のステージレース

ツアー・オブ・ジャパンは、1982年から開催された「国際サイクルロードレース」を継承し、1996年にUCI(国際自転車競技連合)公認ステージレースとして現在の名称に変更。今年で27回目の開催(前身大会含め40年以上)を迎える、日本を代表する自転車イベントである。

国内では唯一となる、都府県をまたぐ8日間のステージレースであり、総走行距離は769.5km、総獲得標高は11,419mに達する過酷なコース設定が特徴だ。大会組織委員長の栗村修氏は、「国内ではダントツで最長の距離。総獲得標高も非常に過酷で、今年も厳しいレースになる」と語る。

本大会は、世界を目指す若手選手にとって重要な登竜門と位置づけられており、バラエティに富んだ8つのステージで国際的なレース経験を積む貴重な機会を提供している。また、各開催地では選手による自転車安全教室やセミナーが開催されるなど、自転車競技の普及や地域活性化にも貢献している。

2025年大会コース概要:堺から東京へ、変化に富んだ全8ステージ

今年も大阪府堺市での個人タイムトライアルで開幕し、京都、三重、岐阜、長野、静岡、神奈川を経て、最終日には東京都大井埠頭での周回レースでフィナーレを迎える。クイーンステージとなる第6ステージは、富士スピードウェイをスタートし、激坂で知られる「ふじあざみライン」を駆け上がる過酷な山頂フィニッシュが設定されている。

  • 第1ステージ 堺 (5/18 日): 大仙公園周回コース (個人TT) 2.6km / 10m
  • 第2ステージ JPF 京都 (5/19 月): 普賢寺ふれあいの駅~けいはんなプラザ周回 103.6km / 1,836m
  • 第3ステージ いなべ (5/20 火): 阿下喜駅前~いなべ市梅林公園周回 127.0km / 1,650m
  • 第4ステージ 美濃 (5/21 水): 旧今井家住宅前~美濃和紙の里会館前周回 137.3km / 1,218m
  • 第5ステージ 綿半 信州飯田 (5/22 木): 下久堅小学校グラウンド前発着 周回 120.9km / 2,580m
  • 第6ステージ 富士山 (5/23 金): 富士スピードウェイ西ゲート~ふじあざみライン五合目 66.6km / 2,347m (クイーンステージ)
  • 第7ステージ AMANO 相模原 (5/24 土): 橋本公園~鳥居原ふれあいの館前周回 107.5km / 1,728m
  • 第8ステージ SPEEDチャンネル 東京 (5/25 日): 大井埠頭周回コース 104.0km / 50m

(※コース内容は変更になる可能性あり)

国内外から精鋭16チームが集結!新城幸也所属チームも参戦

今大会には、海外7チーム、国内9チームの合計16チームが出場する。

注目は、大会3連覇中のJCL TEAM UKYO(日本)である。そして、UCIプロチーム(セカンドディビジョン)として久々の参戦となるイタリアのソリューションテック・ヴィーニファンティーニだ。同チームには、新城幸也が所属しており、新城はビデオメッセージで「久しぶりの参加。強いメンバーで挑みたい」と意気込みを語った。

その他、世界トップチームの育成組織であるワンティ・NIPPO・リユーズ(ベルギー)や、若手育成に定評のあるレンベ・ラド・ネット(ドイツ)、将来有望な選手を揃えるシーキャッシュ X ボディラップ(オーストラリア)などが海外から参戦。国内からは、キナンレーシングチームマトリックス パワータグ宇都宮ブリッツェンといった強豪コンチネンタルチームに加え、今年初参戦となるVC福岡などが顔を揃える。日本ナショナルチームはU23世代中心の編成ながら、全日本選手権タイムトライアル2連覇の実績を持つ金子宗平(群馬グリフィン)もメンバー入りする予定である。

【出場全16チーム】

  • 海外チーム(7)
    • ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ (PT、イタリア)
    • トレンガヌサイクリングチーム(CT、マレーシア)
    • ルージャイ・インシュアランス(CT、タイ)
    • ワンティ・NIPPO・リユーズ(CT、ベルギー)
    • シーキャッシュ X ボディラップ(CT、オーストラリア)
    • レンベ|ラド・ネット(CT、ドイツ)
    • チームブッファーズ・ジェスチョン ド パトリモワンヌ(Club、フランス)
  • 国内チーム(9)
    • JCL TEAM UKYO
    • キナンレーシングチーム
    • マトリックス パワータグ
    • ヴィクトワール広島
    • 宇都宮ブリッツェン
    • シマノレーシング
    • VC福岡
    • 愛三工業レーシングチーム
    • 日本ナショナルチーム

観戦情報:ガイドブック配布&全レースライブ配信

各ステージ会場では、コースマップや選手情報が掲載された大会公式ガイドブックが無料配布される。
また、大会前日の記者会見から全8ステージのレース映像は、YouTubeのツアー・オブ・ジャパン公式チャンネル『BPAJ ch』にてライブストリーミング配信される予定だ。

日本の美しい風景の中、世界レベルの選手たちが繰り広げる熱い戦いに期待が高まる。

【大会概要】

  • 名称:UCI 公認国際自転車ロードレース『 Tour of Japan 2025 』(アジアツアー・クラス2.2)
  • 主催:自転車月間推進協議会
  • 主管:ツアー・オブ・ジャパン組織委員会(事務局:一般財団法人日本自転車普及協会)
  • 開催日程:2025年5月18日(日)~5月25日(日)
  • 公式ウェブサイト:https://www.toj.co.jp/2025/
  • 公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@BPAJch

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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