LOOK(ルック)・795ブレードRSディスク|ニューモデルインプレッション
山口
- 2018年12月25日
注目の最新モデルを徹底インプレッション! ルック・795ブレードRSと同時発表されたディスクブレーキモデル、795ブレードRSディスクに副編・山口が乗った!
スピードリリースでホイール交換も簡単になった
795ブレードRSディスク
LOOK 795 BLADE RSと同時発表となったディスクブレーキモデル。基本コンセプトはディスクブレーキモデルも同じだが、ジオメトリーが多少異なる。リアセンターがリムブレーキモデルが405mmなのに対し、ディスクブレーキモデルでは415mmとなっている。アルテグラDi2仕様で7.37kgとなる
ブレーキ台座は前後ともにフラットマウントを採用し、スルーアクスルはマヴィックのスピードリリースで、ホイールの着脱を容易にしている
ディスクブレーキ仕様はシートステーにはもちろんブリッジもなく、路面追従性を高めている
ルック
795ブレードRSディスク
41万円(フレームセット/税抜)
■サイズ:XS、S、M、L、XL
ちょっとハードに感じるディスクブレーキモデル
副編・山口がインプレッション
ディスクブレーキモデルはリムブレーキモデルとほぼ同じデザインとなっており、バイクの傾向もかなり似ている。ただし、このディスクブレーキモデルのほうが、フォークまわりの剛性が高く、ホイールが左右にヨレる感が少ないようだ。このため、踏み出しの軽さや巡航速度の伸びがさらによくなっている。また、ブレーキをかけたときも、フォークの先がヨレないために、コントロールしやすい。
トータルではフレームの剛性は高い。ただし、路面からの突き上げもリムブレーキモデルとは多少感じ方は違うが、レーシングモデルとしては少なく、トラクションを維持しやすい。スルーにはマヴィックのスピードリリースを使うなどレースにも対応する。
TTバイクにも簡単にチェンジ
795 ブレード RS は昨年発表された 795 ライト RS 同様に TT バイクとしても兼用できるコンセプトになっている。インテグレ ーテッドエアロコックピット採用で、ハンドル位置もヘッドチ ューブがトップチューブから下がったデザイン。薄いADS を使うことでハンドル位置を下げることができる。このため TT ポジションもとりやすくなっている。さらにシートポストはヤグラを反転すること前乗りポジションにも対応、シートポスト に取り付け台座があり、ボトルも取り付けられる。
インプレッションライダー
山口博久
35歳からロードレースに復帰し、Jプロツアーで走った経験をもつ編集者。シクロクロスではC1カテゴリーで走るレース好きなホビーライダー。ただし、パワーが低く、スプリントを苦手とする。
ニューモデルインプレッション
一覧はこちらから
副編・山口のその他の記事は
こちらから
問:ユーロスポーツインテグレーション www.eurosports.co.jp
SHARE
PROFILE
バイシクルクラブ編集長。かつてはマウンテンサイクリングin乗鞍で入賞。ロード、シクロクロスで日本選手権出場経験をもつ。47歳を迎えた現在ではレースだけではなく、サイクリングを楽しむためために必要な走行環境やサイクルツーリズムなどの環境整備などにも取り組んでいる。