BIONTECH・バイオンテック インソール スーパーライト【TEST ME】
ハマダ
- 2019年02月14日
編集部が気になるパーツやアクセサリーをインプレッション! 今回は家庭用の電子レンジで手軽に熱成型できるBIONTECH・バイオンテック インソール スーパーライトをテストしてみた。
手軽な価格で、自分の足型に熱成型ができる薄型インソール!
このバイオンテックインソールは、ランニングやサイクリングなど多くのスポーツシューズに使えるインソール。解剖学的形状に基づいた設計が、ヒザや足首、ひいては筋肉への衝撃を軽減する。今回紹介する「スーパーライト」は、ノーマルと比較してボリュームを20~30%減らし、軽量化を施したモデルだ。
その特徴は家庭用の電子レンジで手軽に熱成型が行えること。熱成型自体はインソールとしては珍しくないが、4000円を切る価格ではめったにない。成型にかかる時間もわずかで、まさにコスパに優れた一品といえる。今回は加熱後、MTB用ビンディングシューズに挿入して長時間ペダリングしてみた。
足裏アーチのサポートで、サイクリングにも歩行にも好影響!
あくまで歩行時の数値ではあるが、安定性が+44%、足首への衝撃はなんと126%も軽減される! 連鎖的に腰へのダメージも軽減される
裏地の黒い部分はハサミでカットして、サイズを調整できる。ビンディングシューズの種類によって微妙にソール形状が異なるのでありがたい
インソールをレンジに入れて500Wで40秒温めた後、シューズ内で足を2分間乗せる。その後1時間歩行(もしくはペダリング)してなじませる
ヒールカップ部分がやや高く、カカトを気持ちよくホールドしてくれる。前面からは見るとインソール全体の凹凸が確認できる
「スーパーライト」なのでノーマルと比較すると、少しボリュームダウンしている。ただし一般的なインソールと比較すると、それでもやや厚い
INFO
バイオンテック・バイオンテック インソール スーパーライト
3900円(税抜)
●ヨーロッパサイズ:35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46 ●重量:74g(ノーマルモデルは97g)
TESTER’S IMPRESSION
3900円で熱成型! 足への当たりが心地よく感じる!
まずは成型から。40秒の加熱後、ほどよい温度のうちに靴下で上に乗る。大きく形状が変わるわけではく、わずかにへこみが付くくらいだが、足への当たりは確かに変わる。靴に挿入するとカカト部分の高さが若干上がる。もともと入っていたインソールによってはフィーリングが異なるだろう。
そして気になるペダリングについて。足裏とインソールの密着度がシューズ内で増すのを確かに体感できる。とくに土踏まずとカカト部分だ。「一気にペダリングパワーがアップした!」とまでは言えないが、フィット感が増し、気持ちのいい安定感を得られる。個人的にうれしいのは、他のシューズインソールと比較して硬くない点。
ロード用シューズのインソールはパワー伝達のために硬いモデルが多いが、こちらはやや柔らかめ。歩きを含むツーリングやサイクリング、つまりロードシューズよりMTBシューズに最適なモデルだ! 重量減の効果は正直わからないが、デメリットはないのでOK(笑)。
TESTER
ハマダ
元サイクリングショップ店員の編集部員。足のサイズは43.5(約27.5㎝)で偏平足気味。学生時代、靴屋でアルバイトしていた経験もある。歩行用もサイクリング用も過去に複数インソールも試していて、やや柔らかめのモデルが好み
問:トライスポーツ www.trisports.jp
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