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【JBCF経産旗ロード】マトリックスパワータグが圧巻の1-2-3フィニッシュ

9月21日、22日、広島県にてJプロツアー第18戦「第53回JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」が開催された。以下、JBCFからのレポートをお届けする。

Jプロツアー(JPT)

2019年のJプロツアー全22戦の中で最もステータスの高い大会が「経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」。レースグレードは最高ランクの「プラチナ」に指定され、獲得できるポイントは「ゴールド」ランクのレースと比べて1.5倍の高配点だ。さらにJプロツアーで唯一団体戦が設定されるレースでもあり、優勝チームには真紅の「輪翔旗」が与えられる。

会場は「西日本ロードクラシック」の舞台でもある広島県三原市の広島県中央森林公園の1周12.3kmのコース。今年はチャンピオンシップの名に相応しく、14周172.2kmで行われる予定だった。しかし台風17号の接近による悪天候が予想されたことから、1周減の13周159.9kmとされ、スタート時間も早められて行われた。短縮されたとは言え、4時間を超える長丁場のレースだ。

台風17号が接近する中、奇跡的にドライ路面でスタート
2周目に形成された10人ほどの先頭集団

レースが動いたのは2周目。10名ほどが先行し、4周目までに8名に絞られた先頭集団が形成される。メンバーは、増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、石橋学、孫崎大樹(以上TEAM BRIDGESTONE Cycling)、入部正太朗(シマノレーシング)、ホセ・ビセンテ・トリビオ、アイラン・フェルナンデス(以上マトリックスパワータグ)、中島康晴(KINAN Cycling Team)、柴田雅之(那須ブラーゼン)。後続のメイン集団との差は一気に2分まで開き、その後4分30秒まで広がっていく。

レース中盤、3連トンネルを抜けていくメイン集団
9周目、展望台への登りで先頭集団のペースアップを図る入部正太朗(シマノレーシング)

レースが中盤から終盤に差し掛かると、アイランと中島が相次いで落車により遅れて先頭集団は6人に。これをマトリックスパワータグが牽引するメイン集団が追走し、10周目までに1分30秒差まで詰める。さらにそこからフランシスコ・マンセボとオールイス・アルベルト(以上マトリックスパワータグ)、徳田優(TEAM BRIDGESTONE Cycling)の3人が抜け出し、11周目に先頭集団に追いつく。ここで先頭集団が再構成され、マンセボ、オールイス、徳田、増田、入部、ホセの6人が先行。パンクで遅れた岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が猛追するが、2分以上開いた差は詰めきれない。組織立って追走する集団もなく、勝負は先行した6人に絞られた。

11周目、フランシスコ・マンセボ、オールイス・アルベルト・アウラール(マトリックスパワータグ)らが追いついて再構成された先頭集団
12周目、パンクで遅れた岡篤志(宇都宮ブリッツェン)は、前を追うも詰めきれず

最終周回の13周目に入り、入部がアタックするも勝負を決めるに至らず、6人は残り100mのホームストレートへ。最後のスプリントは3人を残したマトリックスが圧倒し、オールイス、マンセボ、ホセの順にフィニッシュラインを越え、マトリックスパワータグが1位から3位を独占した。団体総合でもマトリックスが優勝し、3年連続で輪翔旗を獲得。さらに優勝したオールイスが総合首位となり、6月の第9戦群馬CSC交流戦6月大会以来となるプロリーダージャージを奪回した。

オールイス・アルベルト・アウラールを先頭にマトリックスパワータグが1位から3位を独占
7位でフィニッシュした岡篤志(宇都宮ブリッツェン)

<結果  JPT 159.9km>
1位 オールイス・アルベルト・アウラール(マトリックスパワータグ) 4時間8分14秒
2位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ) +0秒
3位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +0秒
4位 徳田 優(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0秒
5位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +2秒
6位 入部正太朗(シマノレーシング) +21秒

団体成績
1位 マトリックスパワータグ 2160p
2位 TEAM BRIDGESTONE Cycling
敢闘賞 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)

中間スプリントポイント
3周回完了時 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
6周回完了時 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
9周回完了時 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

Jプロツアーリーダー オールイス・アルベルト・アウラール(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)

マトリックスパワータグの3人が表彰台を独占
輪翔旗は3年連続でマトリックスパワータグ安原監督の元に

Jフェミニンツアー(JFT)

4周49.2kmで行われたFクラスタは、1周目の三段坂で伊藤優以(Team ZERO UNO FRONTIER)と牧瀬翼(IKEUCHI EXIT HOKKAIDO EXPANDIND)がペースアップして集団の人数を絞り、伊藤、牧瀬、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)の3人が後続に大差をつけて先行する。3周目に唐見が遅れ、伊藤と牧瀬のマッチレースとなって最終周回へ。残り4km、三段坂で牧瀬がアタック。一気に伊藤を突き放し、そのままフィニッシュまで逃げ切った。

最終周回は牧瀬翼(IKEUCHI EXIT HOKKAIDO EXPANDIND)と伊藤優以(Team ZERO UNO FRONTIER)のマッチレースに
牧瀬翼(IKEUCHI EXIT HOKKAIDO EXPANDIND)が優勝

<結果 Fクラスタ 49.2km>
1位 牧瀬翼(IKEUCHI EXIT HOKKAIDO EXPANDIND) 1時間26分49秒
2位 伊藤優以(Team ZERO UNO FRONTIER) +28秒
3位 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)  +1分29秒
Jフェミニンリーダー 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)

Jエリートツアー(JET)

9周110.7mで行われたE1クラスタは、序盤から数名の逃げ集団が何度か形成されは集団が吸収することを繰り返しながらレースが進行する。残り2周、高岡亮寛(Roppongi Express)と吉田泰大(フィッツ)の2人が先行し、メイン集団に30秒前後の差をつけて逃げる。最終周回の9周目、展望台への登りで高岡がアタックすると吉田はついて行けず、高岡が残り3kmを独走して逃げ切り勝ちを決めた。

レース終盤、高岡亮寛(Roppongi Express)と吉田泰大(フィッツ)が逃げる
高岡亮寛(Roppongi Express)が優勝

<結果 E1クラスタ 110.7km>
1位 高岡亮寛(Roppongi Express) 2時間52分20秒
2位 吉田泰大(フィッツ) +4秒
3位 寺崎武郎(バルバレーシングクラブ) +26秒
4位 宮崎泰史(津末レーシング) +26秒
5位 岩切弘輝(津末レーシング) +33秒
6位 狩野 敦(上毛レーシング) +46秒
Jエリートツアーリーダー 比護 任(イナーメ信濃山形-EFT)

 

リザルトは以下のとおりだ。

Day1
https://jbcfroad.jp/race/50/

Day2
https://jbcfroad.jp/race/51/

 

Jプロツアー第18戦
第53回JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ
日付 2019年9月21日22日
開催地・コース 広島県中央森林公園サイクリングコース(12.3km/1周)
距離 159.9km(JPT)、49.2km(F)、110.7km(E1)、61.5km(E2)、49.2km(E3/Day-1)、36.9km(E3/Day-2)
https://www.jbcf.or.jp/

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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