宇都宮ブリッツェン大久保陣が今シーズン引退を表明
Bicycle Club編集部
- 2020年08月03日
2020年8月3日が宇都宮ブリッツェン所属の大久保陣選手が栃木県 県政記者クラブで記者会見を開催し、2020シーズン限りでの現役引退の表明した。記者会見後にラジオ栃木放送のブリッツェンのイナズマradioに出演しその心中を語った。
引退するなら宇都宮でということで、ほかチームへの移籍を考えなかったという。引退に際してはチームメイトの阿部嵩之選手、監督と相談して今季引退を決めたという。
また、思い出のレースとしては、2015年、大分クリテリウムで青柳憲輝選手とワンツーフィニッシュを決めたこと、先日の群馬でのワン、ツー、スリーフィニッシュなどを挙げた。最後に「今シーズンはまだ走るので、いい走りをできればと思っています」とファンに向けてのメッセージで締めくくった。
以下、チーム公式WEBサイトより。
大久保 陣選手 2020シーズン限りでの現役引退について
2014年から計4シーズン( 2014 , 2015 , 2016 , 2020 )に渡り、チームに大きな成績と存在感を発揮してくれた大久保選手に対し、チームと運営会社は心から感謝の意をもって2020シーズンのレース活動をサポートして参ります。
今週末宇都宮ラウンドでの活躍も期待されますので、皆様には引き続き熱い応援をお願い申し上げます。
大久保 陣 選手 コメント
いつも宇都宮ブリッツェンを応援して頂いてありがとうございます。
6月末に運営会社とのミーティングの際、コロナウィルスの影響を受け、不本意ながら来季2021シーズンの選手契約継続が出来ない事を伝えられて、その場で引退を決意しました。
2014年から2016年までの3年間、宇都宮ブリツェンで活動した後は、2017年から2019年まで他のチームで活動しました。今年2020からチームに復帰しましたが、コロナの影響でレース活動が出来ないまま引退を決める事は辛かったですが、応援してくれる宇都宮の皆さんの前で引退を出来ることが自分にとって一番いいと思ったので、移籍という事は考えませんでした。
チームメイトのみんなからは惜しまれる声も貰いましたが、自分の選択を尊重してくれました。
7月末のJプロツアー東日本クラシックでは、前夜のミーティングで監督がチーム全体にも話してくれて、このレースでチームは言葉通り一丸となって戦えたと思います。
お陰で、Day2のレースでは1位 2位 3位 を宇都宮ブリッツェンがフィニッシュするという素晴らしい成績で、自分自身も2位の表彰台に乗ることが出来ました。
宇都宮ブリッツェン所属中は多くの皆さんに応援して頂きましたし、キャリアの中では多くの成績を残す事が出来て、幸せな選手生活だったと思っています。
引退後ですが、引き続きここ宇都宮で生活していきたいと思っていますし、どんな事をしていくかは、周りの皆さんにも相談しながらこれから考えていこうと思っています。
今週末は地元開催の宇都宮クリテリウムと宇都宮ロードがありますし、今期いっぱいは選手としての活動を継続するので、必ず1勝を挙げて有終の美を飾りたいと思います。今後とも、熱い応援をお願いします。
チーム公式WEBサイト
https://www.blitzen.co.jp/
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