スコットから新型エアロロードバイク! NEWフォイル登場
Bicycle Club編集部
- 2020年08月28日
「SCOTT(スコット)」のエアロロードのFOIL(フォイル)がモデルチェンジが発表された。今回で、3代目となるフォイルは、空力性能、軽さという点で完成度の高い仕上がりをみせていたが、さらに進化を遂げるべく、ケーブル類をフル内蔵化、新しいコックピットを導入している。
ワイヤー類を内蔵し、新しくなったコックピット
ワイヤー類を全てフレーム内に収め、エアロダイナミクスに優れるフレームデザインがシンプルになっている
FOILのエアロダイナミクスは特許取得済みの F-01テクノロジーによって完成しており、フォイルはミッチェルトン・スコットチームの活躍など証明済みだ。今回、新たなフォークを再設計し、ケーブル類を全て内部に統合し、より高い空力特性を実現している。
新型フォイルは電動式、機械式両方のシフトワイヤーをフレームに内蔵でき、メンテナンス性も確保している。
フロントフォークは、ワイヤーを完全内蔵にし、空気抵抗の低減を追及しているほか、最大30Cサイズのタイヤまで対応するクリアランスも確保している。
フォークエンドには空力を考えフィンが取り付けられたデザインとなる
剛性を高めたBBまわり、PF86を採用
PF86ボトムブラケットを採用し、ダウンチューブとテーパーシートチューブを高い剛性でBBに接続した設計になっている。スコットの伝統的なカーボン成型テクノロジーの恩恵として、非常に高い剛性を確保する事を実現している。
フレームには通常のマウントとダイレクトマウント仕様の2種類のディレイラーハンガーが付属。ダイレクトハンガーを使用するコンポーネントの場合はより敏速なホイール交換が可能となる。
ホイール交換が簡単になっている。新しいドロップアウトデザインにより、くぼみ部分を利用しスムーズにホイールの着脱が可能。ハブはフレームの傾斜した部分をガイドとして使い、さらに押し上げることで、スムーズに収まる形状だ
快適な乗り味を実現するシートステイ、エアロ形状なヘッドチューブ
現在のFOILに採用される、薄いシートステーにはラフな路面でも高いクション性を発揮する設計になっている。さらに高い快適性を重視したアプローチの結果、マシュー・ヘイマンによるパリ・ルーベでの勝利でも実証されている。
FOILのヘッドチューブデザインは、特に横風が、つまりヨー角に優れた空力特性をもつエアロプロファイルとなっている。さらにヘッドとフォークの接合部分もエアロ形状となっている。
アディクトRCにも採用されている「シンクロス・コンボ クレストンiC SL」ハンドルバーをNEWフォイルでも採用。ワイヤーの内蔵に加え、人間工学に基づいたポジションを可能としている。
国内での販売価格、時期などは未定となっている。情報が入り次第お伝えする。
問:スコットジャパン
https://www.scott-japan.com
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。