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東京五輪自転車ロード代表争いで逆転! 宇都宮ブリッツェン増田がスペインで20位ポイント獲得

10月12日、スペインバスク地方で開催される『プルエバ・ビリャフランカ・デ・オルディシア』UCI1.1(国際自転車競技連合カテゴリー1.1)のレースが行われ、宇都宮ブリッツェンの増田成幸が20位(暫定リザルト)でゴールし、UCIポイントを獲得。正式発表はまだだが、増田が東京五輪代表選考争いに逆転し、代表候補になる可能性が出てきた。

このままいけば代表は新城と増田に

日本の東京五輪自転車競技ロードレースの出場枠は2枠で、JCF(日本自転車競技連盟)の選考基準では独自のポイントランキング順で決められる。うち1枠は群を抜いてポイントをもっている新城幸也(バーレーン・マクラーレン)でほぼ決まっており、このレースでは残りの1枠を巡り、レース前のランキング2位の中根英登(NIPPO・デルコ・ワン・プロバンス)、3位の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、4位の石上優大(NIPPO・デルコ・ワン・プロバンス)の3名が争っていた。

JCF独自のポイントはUCIのポイントをもとに算出されるため、選手たちはUCIポイントを獲得できるレースに出場し、ポイントを獲得する必要があった。

コロナ禍で選考期間が延長され、10月17日までのレースでの獲得ポイントで争われることになり、実質的に今回のレース「オルデシア」がポイントを獲得できる最終レースとなっていた。そのために宇都宮ブリッツェンは普段おこなわない海外遠征を実施、この1戦のために増田を送り込んだ。

そして、今回増田が20位になったことで、獲得ポイントが282の中根に対して、増田がもともとの274.8に9(UCI3ポイント×3)ポイント追加し、逆転した格好だ。正式発表はまだだがJCFの示した代表選考基準どおりであれば選考は増田になる模様だ。

JCF独自ポイントの算出方法はこちら

東京五輪、ロードレース代表候補3人が直接対決!?  ブリツェン増田がスペインでのUCIレースに電撃出場⁉

エースのために走った中根は、チームの優勝に貢献

NIPPO・デルコ・ワン・プロバンスはエースのサイモン・カーがこのレースで優勝しており、中根と石上は個人のためではなくチームのエースが勝つためにアシストせざるをえない事情もあった。このためにレース途中でリタイヤしている、プロチームでは自身の成績以上にチームのための働きを要求される。そうなるとUCIポイントの獲得はなかなか難しくなる。

今回、日本代表候補の選考基準の設定が今後の課題となりそうだ。

プルエバ・ビリャフランカ・デ・オルディシアコース 距離165.7㎞

コースは変則的な周回路を5周回する。残り3㎞下り基調の平坦となる。

プルエバ・ビリャフランカ・デ・オルディシア(UCI1.1)
Prueba Villafranca-Ordiziako Klasika(スペイン)UCI 1.1

期間・日程
2020年10月12日

開催地
スペイン・バスク地方

大会の様子はYouTubeでも配信

大会公式WEBサイト
https://www.ordizia-pruebavillafranca.com/

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PROFILE

山口

Bicycle Club / 編集長

山口

バイシクルクラブ編集長。かつてはマウンテンサイクリングin乗鞍で入賞。ロード、シクロクロスで日本選手権出場経験をもつ。47歳を迎えた現在ではレースだけではなく、サイクリングを楽しむためために必要な走行環境やサイクルツーリズムなどの環境整備などにも取り組んでいる。

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