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日本チャンプ與那嶺恵理が今シーズン初レース、ベルギーでカペルミュールを上るレース

2月27日、東京五輪自転車競技ロードレース日本代表候補で、現日本チャンピオンの與那嶺恵理(よなみねえり、チーム・ティブコ-シリコンバレーバンク)が2021年シーズン初レース、ベルギーで開催されたオンループ・ヘットニュースブラッド・ウーメン(124㎞)に出場し、30位でフィニッシュした。

オンループ・ヘットニュースブラッドはベルグと呼ばれる急坂とパヴェと呼ばれる石畳がある、激しいレースとして知られ、なかでも有名なカペルミュール(教会の坂)を通る。このレースでは世界チャンピオンのアンナ・ファンデルブレッヘン(チーム SDワークス)が勝利している。

以下、與那嶺恵理選手からのレポートをお届けする。

2021年ベルギークラシック。久しぶりのレース

初戦を落車1回で終えました。

懐かしい感じのする北米のチーム。最高の機材、アットホームな空気。あとは私がやるだけです。

スペインでの2ヶ月の合宿を終えて、今日から4月末まで、2ヶ月間のクラシックシーズンへ突入しました。

初戦、オンループ・ヘットニュースブラッド、フランダースクラシック。早速石畳とクラシックの洗礼でした。作戦はシンプル。それぞれのベストを尽くして生き残る事こでした。無観客(武井享介コーチはうるさい)肌寒い深い霧の中、スタートをしました。

最初の1時間は位置取りにとても苦労しました。プロツアー全体が久しぶりのレースに意気込みが激しく。当然コーナーごと、位置取りがとてもきつかったです。

最初の石畳。うまく「ハマらない」まま突入。前の選手が減速した際、私は止まりきれず落車。久しぶりに転びました。後ろもごちゃごちゃと巻き込み落車。ごめんなさい。

落車の前後、集団内でうまく泳げない感覚がありましたが、落車後は吹っ切れて突っ込めるようになりました。落車の際、シューズが破損してしまい、チームカーへ戻りタイラップで再固定。こんな日もありますが、今日はベルギークラシック。レースは止まりません。

石畳、激しい位置取り、細く荒い舗装路

進むごとに選手の数はどんどん減り、気づけば私のチームは私だけが30名ほどの先頭集団に残っている状況でした。落車から復帰までかなり脚を使ったのでボディブローが効いて来ました。

何度か千切れては戻り、位置取りをして、そしてまたちょっと千切れて。カペルミュールへ突入。中盤まで粘ったのですが力尽きて後退。

そして最後の石畳の上り、ボスベルグへ入りましたが、ギリギリ前方の15名ほどの先頭集団に届きませんでした。

あとは痛い脚を無理やり回してゴールへ雪崩れ込みましたが、スプリントはズブズブと後退し、そして30位。

昨年より悪くない感触と順位でした。残らなければならない集団に残れたので今はこれでよしとします。徐々にコンディションを上げながらアルデンヌクラシックに望みます。

やっとレースが始まった嬉しさと疲労感と足の痛み。レースシーズンが始まりました。鼻息荒く行きます。

次のレースは明後日、3月2日 SamynDesDames ベルギークラシックです。

全てを力に変えて

與那嶺 恵理

Omloop Het Nieuwsblad WE(1.Pro)
オンループ・ヘットニュースブラッド・ウーメンコース

レース公式WEBサイト
https://www.omloophetnieuwsblad.be/

輿那嶺恵理 公式WEBサイト
http://eriy.jp/

 

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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