ウルスシュミットが逃げ切りでワールドツアー初勝利 ティレーノ~アドリアティコ第6ステージ
Bicycle Club編集部
- 2021年03月16日
「それまで時速45kmで走っていて、4分のリードもあったので、最終ラップに入った時点で逃げ切れると思っていた。逃げグループを形成するのはいつも難しいが、今日のメンバーは協調して走ることができていた。私自身も調子のよさを感じていたし、最後はスプリントで勝てると確信していた」
マリアアッズーラ タデイ・ポガチャル コメント
「逃げグループが非常に強く、自然と速いレースになったとともに、結果的に彼らを捕まえることができなかった。1日中集中し、(総合を争う)他選手の攻撃に注意を払っていた。最後の上りでは、集団全体がスプリントフィニッシュを狙っての動きとなっておらず、そのまま静かなレースになった。まずはこのステージを終えられてよかった。明日のタイムトライアルでもよい走りがしたい。今年はステージレースの多くにタイムトライアルが含まれていることもあり、明日は今後に向けたよいトレーニング機会にもなると思う。UAEツアーの時とは異なるフラットなコースレイアウトで、スペシャリストたちが実力を発揮するだろう。コース上にはスピードバンプ(車両のスピードを押さえる路面上の凹凸)もあり、路面に集中する必要もある。とにかく、リーダージャージを守ることを意識して走りたい」
マリアチクラミーノ ワウト・ファンアールト コメント
「いま振り返っても昨日は本当に大変なステージだった。今朝の時点で疲れが残っていたので、逃げを追うかは集団の動きにゆだねようと思っていた。結果的に逃げグループはとても強かったので、自分たちはイージーに走り切ることが得策だった。明日(個人タイムトライアル)はもう一度(ステージ優勝に)トライする。昨年の個人タイムトライアルのほとんどで勝っているフィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)が優勝候補筆頭だ。毎日がハードだった1週間のレースの最後に彼を倒すのは難しいが、時間との戦いを楽しみたい」
ティレーノ~アドリアティコ2021 第6ステージ(169km)リザルト
1 マッズ・ウルスシュミット(デンマーク、イスラエル・スタートアップネイション) 3時間42分9秒
2 ブレント・ファンムール(ベルギー、ロット・スーダル) +0秒
3 シモーネ・ヴェラスコ(イタリア、ガズプロム・ルスヴェロ) +0秒
個人総合時間賞
1 タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAE・チームエミレーツ) 26時間24分59秒
2 ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ) +1分15秒
3 ミケル・ランダ(スペイン、バーレーン・ヴィクトリアス) +3分0秒
各賞ライダー
マリアアッズーラ(個人総合時間賞)
タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAE・チームエミレーツ)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)
ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ヴィスマ)
マリアヴェルデ(山岳賞)
タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAE・チームエミレーツ)
マリアビアンカ(ヤングライダー賞)
タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAE・チームエミレーツ
大会WEBサイト
https://www.tirrenoadriatico.it/
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Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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