グラベルを走るバイクと撮影を楽しむ機材|筧五郎が青森・白神を往く【機材編】
Bicycle Club編集部
- 2021年04月24日
カンパニョーロ・エカル
約27万円~(9点セット/税込)
問:カンパニョーロジャパン
www.campagnolo.com
フロントシングル化でトラブルを減らし、リア13速化でワイドレシオ化したグラベル用ドライブトレイン。リア9-42Tと上りでも余裕。
管洋介が教えるツーリング撮影のポイント
ツーリングで持っていくカメラはコンパクトにしたいもの。基本的には16mm~ 70mmあたりの超広角から中望遠までのズームレンズ1本があればかなり画角で遊べるだろう。
すべてを写し込もうとするとついつい広角に振ってしまいがちだが、後で見直すとすべての写真の画角が広いのはなんだか味気ない。ズームを使い分けるコツはこうだ。遊び心が騒ぐときは広角寄り、素直に被写体に向き合うときは50mm前後で収めるのがいいだろう。50mm前後のレンズで印象に残る被写体を撮るコツは「3歩前に出て1歩下がる」。被写体を画角で切って収めるのが苦手な人は試してみよう。
このほかカメラの設定を変えると印象的になるモードがある。ニコンのカメラではピクチャーコントロールという設定項目。ニュートラル、風景、モノクロ、ビビッド、スタンダードとそれぞれに引き立てる色や明るさ、コントラストなどの表現に特徴があり、森の濃さを表現したいときなどこのモードを変換することで大きく印象が変えられる。
今回は男どうしの旅、林道の濃密な自然の様子を伝えるためにビビッドで設定している。もちろん撮影した後に変換もできるが、何を表現したいのか意志を持って撮影に臨むことが大事だと思う。
ニコン派の管さん、カメラはD810、レンズはAF-Sマイクロニッコール60mm 1:2.8G、AF-Sニッコール16-35mm 1.4Gを使用
五郎さんはカメラはニコン・D500。レンズはシグマ・17-50mm F2.8EX DC OS HSM。管さんに習いながら撮影してみた
プロフィール
筧五郎
全日本マウンテンサイクリングin乗鞍で優勝したほか、シクロクロスマスターズ元日本チャンピオン。酷道の旅を
ライフワークとする56サイクル店主。名古屋でメンテナンスやトレーニング指導を行う。
www.56cycle.com
管洋介
アヴェントゥーラサイクリングでレースを走りながら、スクールなどで指導を行うプレイングマネージャー。本誌ではインプレライダーとして活躍する。本職はフォトグラファー。
筧五郎が青森・白神を往く「前編」はこちらから
筧五郎が往く青森・白神【前編】
筧五郎が青森・白神を往く「後編」はこちらから
筧五郎が青森・白神を往く【後編】
青森のサイクリングに関する情報はこちら
青森県サイクル・ツーリズム推進協議会
https://aomori-cycling.com/
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
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TEXT & PHOTO:筧五郎/管洋介
協力:青森県サイクル・ツーリズム推進協議会
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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