小谷村|長野県・ジャパンバイシクルルート実走調査
Bicycle Club編集部
- 2021年03月31日
景観にもルートにも恵まれた、国内随一のヒルクライムの村
北アルプス白馬山麓に位置し、まさに急峻な山岳地形の中にある小谷村。雨飾高原や鎌池など、ここにしかない絶景がごほうびとなるチャレンジングなヒルクライムと、豊かな自然の中を抜けるサイクリングを組み合わせた小谷村を象徴するコース。
小谷村は、ショートコースから栂池自然園を目指す本格的なコースまで、地形を生かした8つのヒルクライムコースを提案しており、足試しも、組み合わせたロングライドも楽しめる。コース内には道標や位置表示があり、わかりやすい。
季節とともに景観が大きく変わることも小谷の魅力のひとつ。冬季はオンロードはお休み。真っ白な雪上のライドを楽しめる。
※冬期は積雪や路面凍結があるため、オンロードの走行は5月〜11月を目安にプランを立てよう
上写真/コース内最難関、小谷温泉へのヒルクライムは鎌池で小休止。青空と紅葉を映し出す湖面は息を飲むような美しさ。クリートでは歩きにくいが見る価値のある美景が広がる。
美しい北アルプスを望む
降り積もる雪にあらがい、根本が曲がった木々が自然の厳しさを語る。立ち姿は力強く、美しい
景観に魅かれキツい勾配もクリア!
オススメの立ち寄りポイント
鎌池ぶな林亭
小谷村中土18926-1
鎌池のほとりに立つ。左/味わい深いきのこたっぷりのきのこ汁 右/そば粉とジャガイモで作る小谷名物「ちゃのこ」。ニョッキのようなもちもち生地に手作りの具が包まれる。ちゃのこは「おたり名産館」でも購入可能
からすのパンやさん
小谷村千国乙4926-1
小ぶりで食べやすく、リーズナブル! 料金を置きメモを残せば、いつでも購入可能。お店の優しい空気にほっこり
CAFE(カフェ) 十三月
里山の中におだやかにたたずむ。上/こだわりのコーヒーを旬の素材を使った手作りケーキとともに 下左/サイクルラックも美しい景観の一部になる 下右/古民家を改装した店内には自然光が差し込み、居心地のよい空間が広がる ※冬期休業あり
一輪の華
小谷村千国乙6756
地域に根差し、地元の小学校にも納品する小さなベーカリー。ハード系パンは、外はカリッ、中はふんわり。スイーツ系デニッシュもサクサク! こだわりと優しさが詰まったパンのファンは多い
小谷村ルートマップ
小谷村が誇る2本の絶景への登坂を据え、道中ほぼアップダウンのヒルクライムコース。獲得標高は2350mを超える。登坂量を調整して走ろう
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サイクルライフナビゲーター
絹代さん
イベントやレースのMCや執筆、健康/観光/町づくりなど自転車に関わる全般でマルチに活動中。茨城県内の自転車活用推進計画などの検討委員も務め、自転車環境の向上や魅力発掘・発信等の活動にも携わる。
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PROFILE
Bicycle Club編集部
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