プロ選手が使うロードバイク 宇都宮ブリッツェン増田成幸|JCL
Bicycle Club編集部
- 2021年05月08日
2021年にJCL(ジャパンサイクルリーグ)が開幕し、そのツアー戦である三菱地所JCLプロロードレースツアーは、すでに第1戦と第2戦が行われた。ここではJCL参戦各チームのバイクを短期集中で紹介していく。第1回は東京五輪ロードレースの日本代表に内定している宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手のバイクだ。
JCLリーダージャージ・マイヨプリエを獲得した増田成幸
宇都宮ブリッツェン所属。JCLロードレースツアー2021 第1戦 カンセキ真岡芳賀ロードレースでは、ラスト5kmから単独で抜け出し、そのままフィニッシュまで押し切って優勝した。リーグのリーダーマイヨプリエを獲得している。ヒルクライム、ロード、TTまで幅広く活躍するオールラウンダーで、東京五輪ロードレース日本代表にも内定している。
バイク:メリダ・スクルトゥーラ
宇都宮ブリッツェンは、メリダのオールラウンドレーシングバイクのスクルトゥーラとエアロロード・リアクトをレースによって使い分けている。増田選手が使うのは主にスクルトゥーラ。今季からディスクブレーキモデルを使っている。
スクルトゥーラは、軽量レーシングロードにエアロの要素を取り入れ、軽量で空力性能にも優れたオールラウンドバイク。フラッグシップモデルのチーム-Eは新城幸也が所属するバーレーン・ヴィクトリアスも使用する。宇都宮ブリッツェンが使うスクルトゥーラ8000-Eは、チーム-Eと同じ同社のトップグレード・CF4カーボンフレームを採用。いずれもDi2専用フレームで、フレーム重量865g、フォーク重量380g(いずれもカタログスペック)。異なるのはカラーのみだ。
ディスクブレーキキャリパー装着部には、エアロロードのリアクト同様に放熱用のフィン・ディスククーラーを設けている。CNC切削されたアルミ製の軽量なフィンにより、ディスクブレーキキャリパーの冷却性能を35%高め、長い下りなどハードなブレーキが続く局面でも安定した制動力が長く持続できる。
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。