新城幸也が4度目のブエルタ・ア・エスパーニャ出場。15回目となるグランツールへ

バーレーン・ビクトリアスから第76回ブエルタ・ア・エスパーニャ出場メンバーが発表され、新城幸也がメンバーに選ばれた。新城自身にとっては4度目のブエルタ・ア・エスパーニャ、15回目のグランツール出場となる。

メンバーはブエルタ・ア・ブルゴスでも総合優勝したミケル・ランダ(スペイン)をエースに、ジロ総合2位の活躍をみせたダミアーノ・カルーゾ(イタリア)、ジャック・ヘイグ（オーストラリア）、ワウト・プルース（オランダ）、ジノ・マーダ(スイス)、マーク・パドゥン（ウクライナ）、ヤン・トラトニック(スロベニア)の8名で総合上位を狙う。

今年ブエルタは8月14日にスペイン北部のブルゴス県にあるブルゴス大聖堂を舞台に第1ステージ、個人タイムトライアルで開幕、レースの名の通り、今年はスペインを大きく1周するルートを取り21ステージで開催され、9月5日にポルトガルにほど近いガリシア州の州都サンティアゴ・デ・コンポステーラのサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂にフィニッシュする、総距離3,417.7kmのレースとなる。特に山岳がキツく、7つの山岳ステージがあり、第17ステージは距離185 km、最大勾配16％というハードなコースで、続く18ステージも山岳が設定されている。

新城幸也のコメント

『また、皆さんに嬉しいご報告が出来ます。ヴエルタ出場が決まりました。
とにかく、今年のチームは絶好調でジロもツールも、それ以外のレースでもみんな強いですから、その中でもこうしてグランツールのメンバーに選ばれたことは、自分にとっても誇りに思います。
直前のレースでミケレ(ランダ)が総合優勝し、エースの仕上がりも確認できていますし、ジロでのダミアーノの総合2位を支えたメンバーやツールで大活躍のメンバーで臨むので、僕自身このヴエルタがどんなレースになるか楽しみです。
その分任されることも多いとは思いますが、オリンピックで日本の皆さんからたくさんのパワーを頂いたので、期待に応える仕事をしてきます。
3週間、楽しんで応援してください!!』

スポーツディレクター　ゴラズド・シュタンジェリのコメント

「ブルゴスでの優勝という好結果を受けて、ランダをリーダーとしてレースに参加します。表彰台に立つことが私たちがブエルタで戦う目的です。また、すべてのライダーがこのレースでステージを勝ち取ることができる強力なラインナップです。したがって、私たちはすべてのステージでランダを守り、彼をサポートしますが、チームがステージ優勝できる機会があれば与狙っていきます。私たちは積極的にレースを展開し、今シーズンのグランツールでのステージ勝利数に追加したいと考えています。このライダーたちは、エキサイティングな3週間のレースに向けて準備万端です」