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ツール・ド・ポローニュ第4ステージはアルメイダ勝利、総合リードを広げる

ポーランドで開催中のUCIワールドツアー、ツール・ド・ポローニュは現地812日に第4ステージを実施。今大会2回目の頂上フィニッシュが設けられ、最後は精鋭グループによるスプリント勝負に。ここを個人総合首位のジョアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ、ポルトガル)が勝利。今大会2勝目を挙げて、総合リードを広げた。日本勢では別府史之(EFエデュケーション・NIPPO)が102位で終えて、次のステージへと進んでいる。

アルメイダが総合リードを広げて大会後半戦へ

4ステージはタルヌフをスタートし、南西へ針路をとってブコビナリゾートにフィニッシュする160km。途中で3級山岳ポイントを通過するが、勝負を左右する重要な上りは終盤に集中。最後の約25km2級山岳と頂上フィニッシュへの上りが立て続けに待ち受ける。ここまではスプリンターと総合系ライダーが1日おきに主役を務めているが、この日は総合争いにおける大事な1日といえそうだ。

レースは5人の逃げで幕開け。その後1人がメイン集団へ下がったことで、4選手がリードする格好になった。レースを先導したのは、ローレンス・ワーバス(アージェードゥーゼール・シトロエン チーム、フランス)、アッティラ・ヴァルテル(グルパマ・エフデジ、ハンガリー)、エドワード・トゥーンス(トレック・セガフレード、ベルギー)、マルコ・カノラ(ガズプロム・ルスヴェロ、イタリア)。しばらくは3分から4分のタイム差で推移していった。

©︎ Tour de Pologne / Szymon Gruchalski

ただ、この日もリーダーチームのドゥクーニンク・クイックステップが集団をきっちりとコントロール。着々と先頭4人との差を縮めていくと、残り50kmを切ってからはいつでも逃げを吸収できる態勢に。これを受けて集団からは散発的にアタックを試みる選手が表れたが、流れが大きく変わることはなく、集団優位のまま進行した。

©︎ Tour de Pologne / Szymon Gruchalski

それでも粘り続けた逃げメンバーは、フィニッシュ前約11kmで頂上を迎える2級山岳の上りでヴァルテルがアタック。これまで一緒に先行してきたメンバーを振り切って、逃げきりのわずかな可能性に賭けた。しかし、最後の上りに向けて勢いを増す集団にはかなわず。残り7kmでついにレースはふりだしに戻った。

©︎ Tour de Pologne / Szymon Gruchalski

勝負どころに向けては、イネオス・グレナディアーズの牽引でペースが上がっていく。そんな中、残り3kmでレミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ、フランス)がスルスルと先頭に出ると、集団に対して差を広げていく。ここにチームメートのミッケルフレーリク・ホノレ(デンマーク)が追随すると、残り2kmを前にカヴァニャを発射台に単独先頭へ。集団はUAEチームエミレーツが中心になってホノレを追うが、思うようにその差を詰められないまま最後の1kmを迎えた。

©︎ Tour de Pologne / Szymon Gruchalski

このままホノレが逃げ切るかと思われたが、テイオ・ゲイガンハート(イネオス・グレナディアーズ、イギリス)の牽引をきっかけに残り300mで集団がキャッチ。ただ、この状況を待っていたかのように、ホノレに代わって勝負に出たのがアルメイダだった。マテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス、スロベニア)の加速に合わせて番手に入ると、図ったように最後の直線で先頭へ。第2ステージに続く今大会2勝目は、21人の精鋭メンバーによるスプリントを制したものとなった。

©Bas Czerwinski / Getty Images

リーダージャージ自らの勝利によって、総合リードもわずかながら広げることに成功。少しずつながら優位な状況を固めつつある。

また、別府は102位でステージを完了。個人総合では98位として、大会後半戦へと向かっていく。

13日に行われる第5ステージは、ホホウフからビエルスコ・ビャワの173km。ポーランド南部を走行する1日は、中間地点に前後して3つの1級山岳越えが待ち受ける。さらに終盤は、フィニッシュ地ビエルスコ・ビャワを基点とする起伏のある周回コースを走行。引き続き総合系ライダーを中心にレースが進んでいきそうだ。

ステージ優勝、個人総合首位 ジョアン・アルメイダ コメント

©Bas Czerwinski / Getty Images

「アップダウンの多いステージだったが、チームが多大な労力を費やしてくれたことに感謝したい。最後の上りでレミ(カヴァニャ)とミッケル(ホノレ)が良い動きをしてくれて、他チームが追わざるを得ない状況を作ってくれた。最後はモホリッチの後ろから加速したが、その前の段階から冷静に対処できていた。

明日も厳しいステージだが最善を尽くして、これまでと同様のチームスピリットとモチベーションで挑みたい」

ツール・ド・ポローニュ2021 第4ステージ 結果

ステージ結果

1 ジョアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ、ポルトガル)3:51’32”
2 マテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス、スロベニア)ST
3 アンドレア・ヴェンドラーメ(アージェードゥーゼール・シトロエン チーム、イタリア)ST
4 ミハウ・クフィアトコフスキ(イネオス・グレナディアーズ、ポーランド)ST
5 ディオン・スミス(チーム バイクエクスチェンジ、ニュージーランド)ST
6 ジャイ・ヒンドレー(チームDSM、オーストラリア)ST
7 ベン・トゥレット(アルぺシン・フェニックス、イギリス)ST
8 ディエゴ・ウリッシ(UAE・チームエミレーツ、イタリア)ST
9 アントニオ・ティベーリ(トレック・セガフレード、イタリア)ST
10 クイントン・ヘルマンス(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ、ベルギー)ST
102 別府史之(日本、EFエデュケーション・NIPPO)+8’06”

個人総合成績

1 ジョアン・アルメイダ(ドゥクーニンク・クイックステップ、ポルトガル)18:52’24”
2 マテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス、スロベニア)+08″
3 ディエゴ・ウリッシ(UAE・チームエミレーツ、イタリア)+14″
4 ミハウ・クフィアトコフスキ(イネオス・グレナディアーズ、ポーランド)+21″
5 ジャイ・ヒンドレー(チームDSM、オーストラリア)+32″
6 ディラン・トゥーンス(バーレーン・ヴィクトリアス、ベルギー)ST
7 ロレンツォ・ロータ(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ、イタリア)ST
8 ジョヴァンニ・アレオッティ(ボーラ・ハンスグローエ、イタリア)ST
9 エイネルアウグスト・ルビオ(モビスター チーム、コロンビア)+36″
10 ティム・ウェレンス(ロット・スーダル、ベルギー)ST
98 別府史之(日本、EFエデュケーション・NIPPO)+19’52”

ポイント賞

ミハウ・クフィアトコフスキ(イネオス・グレナディアーズ、ポーランド)

山岳賞

ルカシュ・オーシャン(ポーランドナショナルチーム)

チーム総合成績

アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ

ツール・ド・ポローニュ公式ウェブサイト
https://www.tourdepologne.pl/en/

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PROFILE

福光俊介

福光俊介

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

福光俊介の記事一覧

サイクルジャーナリスト。サイクルロードレースの取材・執筆においては、ツール・ド・フランスをはじめ、本場ヨーロッパ、アジア、そして日本のレースまで網羅する稀有な存在。得意なのはレースレポートや戦評・分析。過去に育児情報誌の編集長を務めた経験から、「読み手に親切でいられるか」をテーマにライター活動を行う。国内プロチーム「キナンサイクリングチーム」メディアオフィサー。国際自転車ジャーナリスト協会会員。

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