チームメイトのダミアーノ・カルーゾが山岳ステージを制す｜ユキヤ通信

スペインで開催中の「第76回 ヴエルタ・ア・エスパーニャ」に参戦中の新城幸也。

第9ステージはプエルト・ルンブレラスからアルト・デ・ベレフィケまでの山岳ステージ。今大会最初の難関ともいえる4つの峠越えに、超級山岳フィニッシュという188kmを制したのは、新城のチームメイト、5月のジロ・デ・イタリアで総合2位のダミアーノ・カルーゾ(イタリア)。
さらに4位にはジャック・ヘイグ(オーストラリア)、7位にはジーノ・マーダ(スイス)とバーレーンヴィクトリアスは超級山岳ステージで個々の力を見せつける結果となった。
なお、新城は143位で無事にフィニッシュしている。

チームの強さを、『どうだ!!』という表情でフィニッシュした新城　photo Miwa IIJIMA

新城幸也コメント

「なんて強いチームなんだろう(笑)。今日の厳しいステージで優勝、4、7位。トップ10に3人も！これからも楽しみだ！
今日はステージ優勝狙っていた。スタートからアタック合戦が激しく、最初の2級山岳までに決まってくれればと思ったが、登りに入っても全然、集団は止まる気配がなかった(苦笑)。
今日も暑かったので、ボトルを運んだりして集団で休んでいるところで落車が起こり、メイン集団から脱落。50人ぐらいいたのでこのままグルペットかなと思っていたら、逃げが決まって、補給所通過だったりでメイン集団がスピードダウンしたのでまた復帰できた。
しかし、29kmの1級山岳に突入するとリーダーチームのユンボはゆっくりとコントロールしていたのだが、5kmぐらいしか登ってないのに、イネオスのペースアップで集団から遅れて、グルペットでゴール目指した。
ここまで平坦で風を受けて走ってきたからか、疲労で上りでは苦しんだが、今日のチームのステージ優勝で少し疲労が抜けた(笑)。
これでチームは今年のグランツール全てでステージ優勝したことになった。まだ9ステージなのか、もう9ステージ?なのかは分からないけど、明日は回復に努めて、第2週目もたくさん働かないとね」

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【保存版】ブエルタ・ア・エスパーニャ2021スタートリスト＆コースプレビュー

2021年08月13日