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FOCUS(フォーカス)・ATLS 6.8|ニューモデルインプレッション

注目の最新モデルを徹底インプレッション! フォーカスがグラベルロードバイクのニュースタンダードと位置づける「FOCUS・ATLS 6.8(フォーカス・エーティーエルエス6.8)」に、鈴木祐一が乗ってみた!

ニューモデルインプレッション
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ロードブースト規格採用の新機軸グラベルロードバイク

フォーカスはロードからMTB、シクロクロス、eバイクにいたるまでを手がけるドイツの総合バイクブランドだ。そして多岐に渡るバイク作りの経験を結集して生み出されたのがグラベルバイクのATLSシリーズ。
具体的にはロングホイールベースとショートチェーンステーという、MTBでトレンドとなっているジオメトリーをグラベルバイクにも採用。またハンドルについても同様でロングリーチ、ショートステムとした。これにより下りでの操作性を向上させ、あらゆる路面状況を楽しめるバイクへと仕上げられた。
また最新のテクノロジーも多く盛り込まれ、ホイールマウントにはエンド幅を拡大したロードブースト規格を採用。これまで以上のタイヤクリアランスを確保し剛性も向上している。標準でアッセンブルされる700×45Cタイヤは、よりエアボリュームの大きい650B×47にも交換が可能だ。ステアリングまわりではC.I.S(コックピットインテグレーテッドソリューション)を採用することでケーブルの露出を最低限に抑えている。
フォーカスがグラベルロードバイクのニュースタンダードと位置づけるATLSは、今回テストしたGRX810ミックスの6.8に加えて、GRX400ミックスの6.7もラインナップされる。

リアもロードブースト規格を採用し、148mm幅となる。ホイール剛性が向上した
ケーブル類はヘッドチューブ上部からフレームへと引き込む内蔵方式を採用した。わずかに露出していることで整備性は格段に向上するため、トラブルの発生率が高いグラベルバイクにとってベストな選択といえる
エンド幅を110mmに拡大したロードブースト規格を採用し、650B×47タイヤも装着可能なクリアランスを確保したカーボンフォーク。サイドにはキャリアなどを取り付けられるダボを設ける
整備性を考慮してスレッドタイプのBBを採用。シートチューブにはフェンダーマウント用のダボも設けている

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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