FOCUS(フォーカス)・ATLS 6.8|ニューモデルインプレッション
Bicycle Club編集部
- 2021年10月03日
フォーカス
ATLS 6.8
29万8000円(完成車)
SPEC
■フレーム:アルミ、148×12mm ■フォーク:カーボン、110×12mm ■コンポーネント:シマノ・GRX ■ハンドル:アルミ ■ステム:アルミ ■シートポスト:アルミ ■ホイール:ノバテック・25エリート ■タイヤ:WTB・リドラーTCS、700×45C ■カラー:ミネラルグリーン サイズ:48、51、54cm ■試乗車重量実測値:10.6kg(54/ペダルレス※タイヤチューブレス化済み)
スポーツバイクの原点ともいえる、乗ること自体に楽しさを見いだせる
鈴木祐一がインプレッション
多くのバイクにはレーサーならば速く走ること、ツーリングなら長距離での快適性と、目的により求められる性能があるが、ATLSが他と一線を画すのが自転車に乗ること自体に気持ちよさを感じることだ。ヘッドアングルやフォークオフセット、タイヤ幅やアクスルをはじめとした剛性、ハンドルサイズまですべてが高次元でマッチング。クイックすぎず鈍臭さを感じることもなく、ゆとりを持ってバイクを操れる楽しさがある。アルミフレームだがシートステーの柔軟性が発揮されており、衝撃を逃がすとともに、グラベルで重要な路面追従性も確保した。ペダリングに対して硬すぎず柔らかすぎず路面を絶妙にとらえていける。
ATLSを楽しむ秘訣は速さや距離などの数値をあえて無視し、バイクと対話することだ。
インプレッションライダー
鈴木祐一
MTBクロスカントリーとシクロクロスのトップレーサーとして活躍したバックボーンを生かし、グラベルロードをインプレッションする。神奈川県相模原市でバイクショップ「ライズライド」を営む。身長180cm。
問:グローブライド アウトドアスポーツチーム www.focus-bikes.jp
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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