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五輪を見て思うこと【革命を起こしたいと君は言う……】

スチールバイクの限界に挑む今野製作所「CHERUBIM(ケルビム)」のマスタービルダー、今野真一の手稿。今回は自転車競技に関するお話。

頭脳戦スプリント

日本で繰り広げられた世界最高峰の選手たちによる競技。自転車競技は一日に何度もワールドレコードが塗り替えられ熱くなった。

ほかの競技と比べ改めて思うのは、自転車競技の多彩かつ緊張感あふれるムードと極限状態での知的なレース運びだ。私は釘付けになった。

ピスト競技の王様スプリント。強者による一騎打ちの戦いだ。この競技はスピードだけが勝敗を分ける単純なものではない。両者にらみ合い、お互い相手の脚質やギヤ比や心理を見抜き、己のダッシュのタイミングをうかがう。

一瞬のスキをみてトップスピードまで上げ、そのまま逃げ切り勝者となる者、まくりを決めて勝者となる者、勝ち方もさまざまだ。

ひとつ言えるのは、じつは完璧なまでの頭脳戦だということ。この競技のクライマックスはダッシュするタイミングのみだ。持続力やスピードも大事だが一瞬に相手を制し瞬発的に反応しなければならない。

そのタイミングがゴールまで尾を引く。勝者は逃げ切る脚が残っていたから勝てた、まくれる力があったから勝てたのではない。「静」から「動」へ動いたその時、すでに勝敗が決まっているのだ。

ある将棋名人が自転車競技は将棋の対局と共通している点があると言ったらしい。「静から動へ、そして定石と定石破りの頭脳戦」。同じくスプリントも勝負師の研ぎ澄まされた、頭脳と勘が勝敗を分ける知的な競技だ。

2つに分類できるスポーツ

スポーツのスキルには大きく分けて2種類ある。「オープンスキル(開放技能)」と「クローズドスキル(閉鎖技能)」だ。

前者は柔道やレスリング、テニスやサッカーなどに多く要求される。後者は水泳やゴルフに体操、陸上にスキーなどに多く求められる。つまり外的要因に左右されるか否かという分類方法だ。

オープンスキルは常に変わる対戦相手の出方により常にこちらの動きを変動させなければならない。一般的に開放技能系の技術の習得は困難だと考えられている。

一方クローズドスキルは比較的安定した状況下で行われるスポーツで、技術の習得もわかりやすい。他者との競い合いよりも自己との向き合いが強く、トレーニングも反復練習的要素が強い。

試合では練習の成果をいかに出し切れるかどうかが求められ、ゆえにイメージトレーニングを重視する傾向にあり強靭なメンタルも必要とされる。

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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