オールドMTBがマイブーム!? フリマの100円コーナーにお宝も【西山自転車商会】
ニシヤマ
- 2022年04月03日
「自転車はスポーツではなくホビー」と言い張る、いじってなんぼのレストア編集者の手記。
最近忙しくてフリマに行けていないニシヤマ。最近好みのジャンルにオールドМTBが加わったことで、物欲に拍車が掛かっている。今回はその中で見つけたパーツ達を紹介する。
フリーマーケット、100円箱から見つけたお宝
2021年に行けた自転車フリマはひとつだけだ。11月28日開催された荒川で開催の荒サイフリマ。わがホームの多摩川、関戸橋フリマはぼ〜っと週末をすごしていたら終わっていた、オレとしたことが……。
ひさびさということもあって、自分でもあきれるほどに買い込んでしまった。これ以上ガラクタを増やしてどうする?
しかし、たくさん買ってしまうのには別の理由もある。というのも最近好みに新たなジャンルが加わったからだ。オールドМTB(マウンテンバイク)ってやつだ。オールドなのに新しいジャンルっていうのもなんか変だが。
自分の場合、MTB黎明期に興味がエレキギターに移ってしまったので、MTBの時代はよく知らない。シマノ・デオーレは、2代目の鹿マーク以降買ったことがなかった。
古いパーツを買う大きな動機は「懐しがる気持ち」なので、自分にとって懐かしい経験のないMTBはあまり引っかからなかったわけだ。
なんでオールドMTBがいまさら気になってきたかというと、流行ってきたからにほかならない。みんなが欲しがっているから欲しくなる。ちょっと前のトランギア・メスティン症候群みたいな感じだ。
▼アウトドアでブームとなっている、メスティンはこちら
興味を持ち始めると、いままではフリマの放出品箱に入っていても普通にゴミにしか見えなかった、90年代くらいのシマノやサンツアーのロングケージのメカなどが妙にカッコよく見えてくるから不思議だ。
MTB系のパーツは自分の手持ちの在庫が薄い感があるので、焦りみたいなものもあるかもしれない。今思えば手放しちゃったものなどもあるが、時すでに遅し。
今回のフリマで、シマノ・デオーレのMT60というリアメカを入手した。これが鹿マークの次のメカだったことを初めて知った。自分の古いパーツ知識にこんな空白があったとは。
ランドナー系は、ちょっと知りすぎてしまった感がある。MTB系は知らないことのフロンティアなのでなんだか楽しい。レストアすべきМTB案件を物色中だ。
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