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スペインから帰国した石原悠希が優勝、国内ロードレース開幕|西日本チャレンジロード

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石原は「(レース前から)マンセボ選手をはじめ、マトリックス勢はマークしていました。狙っていたわけではないですが、結果として15名の勝ち逃げに乗ることができました。残り3周での4名での飛び出しもアタックした選手についていった結果ああいう形になり、4名での逃げでは(小林)海選手中心にまとまって差が広がり、逃げ切りという形になりました」と、前々での展開がうまくはまった形になったとのこと。

「(レース終盤での小林との2名先行については)宮崎選手がきつそうに見えた一方で、海選手がひとりだけかなり調子が良さそうに見えていました。そんな中で海選手だけひとりで行かせてしまっては終わってしまうので思ったので、何とか自分が対応しました。スプリントに持ち込めれば勝てると思っていたので、スプリントに持ち込めて良かったです」と、4人での先行となった後は狙い通りの走りができた石原。

シーズン序盤からいい流れを作ることができた石原は、「スペインでの活動は7月にレースがかなり集中しているので、そこを目標にしています。国内では6月の全日本選手権と9月の国体を目標に活動しようと思っています」と夏にかけてピークを作っていく目標を語ってくれた。

A-Uカテゴリーでは園田大智(ヴィクトワール広島)がチームの地元で優勝を飾る

オープニングレースとなったA-Uカテゴリーには学連登録の選手や、ヴィクトワール広島、VC福岡、Avenir Cycling Yamanashiといった国内トップカテゴリーレースで活動するチームの選手たちが参加。

A-UカテゴリーはA-Eカテゴリーよりも2周回短い、5周回合計61.5kmで開催。
A-Uカテゴリーのレースは組織的な動きとなることが少なく、どちらかというとサバイバルな展開になることが多い。
コースの特性もあって逃げ集団ができるというよりは、アタックの繰り返しで集団の人数が減っていく、そんな展開が予想された。

68名の選手たちがスタートラインに並ぶと、9時にレースはスタート。
1周目は様子を見るような落ち着いた雰囲気となるが、2周目に入るホームストレートでアタックがかかり、集団の人数を減らし始める。

2周目のフェンストンネル先のアップダウンで5名の選手が抜け出すが、この動きはすぐに捕まり、展望所への上りでペースが上がるも抜け出すまでには至らない。

3周目には集団の人数も25名前後まで減る中、ヴィクトワール広島やAvenir Cycling Yamanashiの選手たちが上りで積極的にペースを上げ、さらに集団の人数を減らしてく。

最終周回に入ると、このタイミングで石原悠太(松山学院高等学校)と神村泰輝(Avenir Cycling Yamanashi)が抜け出し、石原が単独で後半の登り区間へ入っていく。

あとは展望所への上りを残すとのみという状況でも石原が単独で先行し、決まったかのように思われた矢先、展望所への上りで集団は石原を吸収。
下り区間を残すのみとなり、11名での小集団スプリントに。

園田大智(ヴィクトワール広島)がスプリントで先頭に出ると、瀬戸口瑛(Avenir Cycling Yamanashi)が追いすがるも、ゴールラインで差すことはできず、園田がチームの地元での優勝を決めた。

優勝した園田大智(ヴィクトワール広島)のコメント

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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