モニュメント直前! ベルギークラシック4連戦を見事完走|ユキヤ通信
Bicycle Club編集部
- 2022年03月31日
3月30日にベルギーフランデレン地方で行われたワールドツアー1DAYレース「Dwars door Vlaanderen(ドワルス・ドール・フラーンデレン)」に参戦した新城幸也。クラシックレースの頂点と言われるモニュメントレース、ロンド・ファン・フランデーレン直前の調整レースとして、モニュメント獲得を目指す選手たちが顔をそろえる、ベルギークラシック石畳4連戦の最後のレースだ。当初は出場予定のなかった新城だが、チームからの要望で急きょ4連戦全てに参戦となった。
レースは4月3日のモニュメントを狙うエース級の選手たちが自ら積極的に動き、厳しい展開に。バーレーン・ヴィクトリアスは、このレースからベルギークラシックに合流したヤン・トラトニック(スロベニア)が自ら攻撃を仕掛け、9位でフィニッシュ。新城は4分12秒遅れのメイン集団の中、59位でフィニッシュ。ベルギークラシック4連戦を全て完走した。
新城幸也のコメント
「今日は逃げに乗りたかったのだが、 逃げとして成立したグルーブが5人と少なかったので見送る判断となった。コースはE3に似た感じだけど、石畳が少ない分走りやすかった!!
チームとしては フレッド・ワイド(イギリス)でトップ5を目標にスタートしたのだが、そのフレッドが途中で落車してしまいプラン変更。ヤン・トラトニック(スロベニア)が、追走するなど積極的に動いてトップ10でフィニッシュしてくれた。チームとしてはこれ以上は何もできなくて自分は25位集団でゴールを目指した。
調子は日々上がっていき、それと同時にレースにも対応できるようになった。レースは違えど、行われている地方が一緒なので同じ道を通る事もあったりで、このベルギークラシックは経験も大事な鍵になってくることを感じた。
急きょやって来た出場の機会だったが、終わってみれば走る事ができてとても良かった。調子もミラノサンレモよりも上がったと感じているし、経験値が増えた事は何よりだと思う。
1日だけど自宅に帰れるので、リセットしてこれから始まるスペイン(バスク)での山レースに備えたいと思います」
なお、新城の次のレースは以下が予定されている。
4月2日スペイン・バスク地方『Gran Premio Miguel Indurain (1-Por)グランプリ・ミゲル・インデュライン)』
4月4日~9日スペイン・バスク地方『Itzulia Basque Country (2.UWT)イツリア・バスクカントリー』
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