新城幸也がレースに復帰、エシュボルン~フランクフルトで中根とともに出場|ユキヤ通信
Bicycle Club編集部
- 2022年05月02日
5月1日、ドイツのフランクフルトを舞台に開催されたUCIワールドツアー1Dayレース『Eschborn-Frankfurt(エシュボルン~フランクフルト』に出場した。
このレースは毎年5月1日のメーデーに開催されるドイツ最大のワールドツアーレース。コースは8つの山岳ポイントを越え、最後は市内地の平坦周回コースに入る185km。新城は、2018年以来2度目の出場となり、チームは地元ドイツのスプリンター、フィル・バウハウスのスプリント勝利を目指した。
新城はパリ~ルーベでのケガから復帰しての第1戦目となるレースで、好調な走りで集団を牽引。フィニッシュまで残り5Kmで仕事を終えチームメイトに託した。しかし、エースのフィル・バウハウスは混戦のフィニッシュで行き場を失い、惜しくも4位。新城は12秒遅れの66位で無事にレースを終えている。
新城幸也のコメント
仕事を終え66位でフィニッシュした新城。Photo:Cor Vos
『パリ~ルーベでの落車リタイアからの復帰レースだったので、自分自身の調子もわからなかったが、いざ走り出したら、調子よく走ることができた。
フィル(バウハウス)のスプリント1本勝負だったので、位置取りに脚を使った。どこまで脚がもつのかわからなかったがレース展開がアタック合戦のキツイ状況にならなかったのが良かった。
1カ月前の詰め込んだレーススケジュールの成果か、パワーデータ上でも良い数字だったので、調子が良かったんだろう。最後の5kmまで先頭で位置取りの仕事ができて、安心した。肝心な結果はフィルが4位……と、表彰台までもう少しだった。中根選手(EF)とも行き帰りの飛行機で一緒になり、レース中もいろいろ話せて、楽しかった。彼は終盤の落車で足留めされたみたいだけど。コロナ感染などどうなるかと不安もあったが、ひとまずは、シーズン前半戦は怒涛のレーススケジュールを良い形でこなすことができて良かった!』
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