BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • 湘南スタイルmagazine
  • ハワイスタイル
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

チッコーネが山頂フィニッシュを独走で勝利|ジロ・デ・イタリア

ジロ・デ・イタリアの第15ステージは、ジュリオ・チッコーネ(トレック・セガフレード、イタリア)が優勝。27人の大逃げの中から、山頂フィニッシュに向かう残り19kmでいち早くアタック。他を寄せ付けない走りで独走勝利を飾った。総合トップは、リチャル・カラパス(イネオス・グレナディアーズ、エクアドル)がキープ。マリアローザを着用し、3週目に向かう。

序盤から逃げの打ち合いとなった15ステージ

第15ステージは、難易度星4の178kmの山岳コース。平坦基調の前半をクリアした後、山岳争いに突入。2つの1級山岳を越え、2級山岳コーニュの頂上を目指す。この日を終えれば残り1週と佳境に差し掛かるジロ。総合争いはもちろん、エースを失ったチームによるジャージやステージ優勝争い、さまざまな思惑が絡み合う。

スタート直後に落車が発生し、カラパスも足止め

レースはスタート直後に落車が発生。10人ほどが巻き込まれカラパスも足止めとなるが、無事集団に復帰した。その後は逃げに乗りたい選手によるアタック合戦が勃発。27人の大逃げが完成する。その中には、マチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス、オランダ)や山岳狙いのクーン・ボウマン(ユンボ・ヴィスマ、オランダ)、総合15位のテイメン・アレンスマン(チーム ディーエスエム、オランダ)なども含まれていた。なお、EFエデュケーション・イージーポスト、ユンボ・ヴィスマ、チーム ディーエスエムは3人を乗せていた。一方、メイン集団はイネオスがコントロール。4分ほどのタイム差を保っていた。

1つ目の1級山岳ピラ・レ・フルールの上り、76km地点で山岳ポイント2位のボウマンがアタック。そのままトップで通過し山岳ポイントを109に伸ばす。この時点で山岳1位のディエゴ・ローザ(エオーロ・コメタ、イタリア)を逆転。エースのトム・デュムランを失ったユンボの使命はジャージ獲得。重要なミッションを達成した。その流れでボウマンは先行、そこにマチューとマーティン・トゥスフェルト(チーム ディーエスエム、オランダ)がジョイン。先頭は3人になる。

残り約55km、2つ目のモンテロヴェーレの上りも先頭3人で突入するが、逃げから残された追走メンバーがペースアップ。チッコーネ、サンティアゴ・ブイトラゴ(バーレーン・ヴィクトリアス、コロンビア)、マーティン・トゥスフェルト(チーム ディーエスエム、オランダ)が先行する一方、ボウマンやマチューが遅れてしまう。さらにその後、ヒュー・カーシー(EFエデュケーション・イージーポスト、イギリス)が追いつき4人に。このまま約40kmのモンテロヴェーレ山岳ポイントを通過していく。

チッコーネが圧巻の走りで独走

クライマックスに向けて走る一行。先頭は、アントニオ・ペドレロ(モビスター チーム、スペイン)とルイ・コスタ(UAEチームエミレーツ、ポルトガル)を加え6人になる。メイン集団は5分以上離れてイネオスがコントロール。ステージ狙いと総合狙いの思惑がはっきり分かれる形になった。

ステージ優勝に向けての争い、いち早く勝負に出たのはチッコーネだった。コーニュの上り口からわずか数km、残り19km地点でアタックを仕掛ける。その動きにブイトラゴとカーシーも食らいつこうとするが、チッコーネは独走態勢に。淡々とペダルを踏み続ける。

10kmを切っても後ろとのタイム差は約1分。そのうえ、徐々にそのタイム差を拡大していく。最後までチッコーネの快調な走りは変わらず。タイムトライアルのごとく一定のペースを刻んで、フィニッシュラインをトップで通過。地元イタリアのチッコーネが見事勝利を飾った。

メイン集団にいたカラパスは7分48秒遅れの11位でフィニッシュし、マリアローザを問題なくキープ。総合トップ10はギヨーム・マルタン(コフィディス、フランス)が12位から10位にランクアップした以外、変わらなかった。

16ステージは難度5の山岳ステージ

休息日明けの第16ステージは、難度5の山岳ステージ。3つの1級山岳が待ち受けている。カラパスから5位のドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ、イタリア)までのタイム差は1分1秒。熾烈な総合争いがみられるだろう。

ステージ優勝 ジュリオ・チッコーネ コメント

難しく、不運だった期間を乗り越えて、この勝利にたどり着いた。(チームメイトの)フアン・ロペスとの1カ月間のトレーニングを終えた後、今回のジロがいい大会になるだろうと確信した。第9ステージ(の遅れ)は大きな痛手となったけれども、集中していれば何かできると思った。ラスト10km、たくさんのことが頭に浮かんできたけど、観客の応援を楽しめた。忘れていた感覚だったが、それを思い出したよ。

ジロ・デ・イタリア2022 第15ステージ結果

ステージ結果

1 ジュリオ・チッコーネ(トレック・セガフレード、イタリア)4:37’41”
2 サンティアゴ・ブイトラゴ(バーレーン・ヴィクトリアス、コロンビア)+1′31″
3 アントニオ・ペドレロ(モビスター チーム、スペイン)+2′19″
4 ヒュー・カーシー(EFエデュケーション・イージーポスト、イギリス)+3′09″
5 マーティン・トゥスフェルト(チーム ディーエスエム、オランダ)+4′36″
6 ルカ・コヴィリ(バルディアーニCSFファイザネ、イタリア)+5′08″
7 ナトナエル・テスファツィオン(ドローンホッパー・アンドローニジョカトリ、エリトリア)+5′27″
8 バウケ・モレマ(トレック・セガフレード、オランダ)
9 ハイス・リームライゼ(チーム ユンボ・ヴィスマ、オランダ)
10 ギヨーム・マルタン(コフィディス、フランス)+6′06″

個人総合時間賞(マリアローザ)

1 リチャル・カラパス(イネオス・グレナディアーズ、エクアドル) 63:06’57”
2 ジャイ・ヒンドレー(ボーラ・ハンスグローエ、オーストラリア)+0’07”
3 ジョアン・アルメイダ(UAEチームエミレーツ、ポルトガル)+0’30”
4 ミケル・ランダ(バーレーン・ヴィクトリアス、スペイン)+0’59”
5 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ、イタリア)+1’01”
6 ペリョ・ビルバオ(バーレーン・ヴィクトリアス、スペイン)+1’52”
7 エマヌエル・ブッフマン(ボーラ・ハンスグローエ、ドイツ)+1’58”
8 ヴィンチェンツォ・ニバリ(アスタナ・カザクスタン チーム、イタリア)+2’58”
9 フアン・ロペス(トレック・セガフレード、スペイン)+4’04”
10 ギヨーム・マルタン(コフィディス、フランス)+8’02”

ポイント賞(マリアチクラミーノ)

アルノー・デマール(グルパマ・エフデジ、フランス)

山岳賞(マリアアッズーラ)

クーン・ボウマン(ユンボ・ヴィスマ、オランダ)

ヤングライダー賞(マリアビアンカ)

ジョアン・アルメイダ(UAEチームエミレーツ、ポルトガル)

チーム総合

ボーラ・ハンスグローエ

▼【保存版】ジロ・デ・イタリア2022スタートリスト&コースプレビューはこちら

ジロ・デ・イタリア2022

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load