ロードバイク用サングラスの選び方を解説【おすすめ商品5選】
FUNQスタッフ
- 2022年06月30日
INDEX
ロードバイク用のサングラス(アイウエア)は、安全に運転するために初心者、経験者問わず必須のアイテムです。
サングラスは以下からあなたを守ってくれます。
- 日差しや紫外線
- 風や砂埃、ごみ、虫、道路にはみだした枝
- 目の疲れ
ロードバイクは時速30km、慣れてくれば時速40kmと、とてもスピードが出るため、視界が良好でなければ少しのトラブルで危険な事故に遭う可能性が高くなります。安全に快適に、ロードバイクを楽しむためにも、サングラスは必ず準備しましょう!
また、自分に合ったサングラスを見つければ、日々の運転がさらに楽しくなりますよ!
ロードバイク用サングラスの選び方!
ロードバイク用のサングラスは、自分に合ったものを選ぶ必要があります。
選びときに見るべきポイントは4つあります。
- レンズの色
- レンズの種類
- 形状
- ビジュアル
それぞれの違いを理解して、自分に合ったサングラスを選びましょう!
レンズの色
レンズの色は、使用するシチュエーションによって、視認性(見やすさ)が異なります。
グレー系、グリーン系
日差しのまぶしさを軽減してくれるため、日中に乗ることが多い方向けです。オールラウンドに活躍する色なので、最初の1本にもオススメです。
イエロー系、クリア系
イエロー系やクリア系は、まぶしさを軽減しないため暗い道でも鮮明に見えやすい特長があります。
ブルー系
ブルー系はレンズの遮光性が高いため、日差しが強い日におすすめです。車のヘッドライトがまぶしい夜間走行にも活躍します。
レンズの種類
レンズには偏光レンズと調光レンズがあります。どちらも特殊な加工がされたレンズで、さまざまな特徴があります。
メリット、デメリットをそれぞれ紹介します。
偏光レンズ
とにかくまぶしさを軽減したい方にはオススメです。
偏光レンズのメリットとデメリットは、以下のとおりです。
■メリット
道路や車、建物などからの余分な反射光をカットします。レンズの色を余計に濃くする必要もないため、目が疲れにくい特長もあります。
■デメリット
まぶしさに強い分、暗い場所では見えづらくなるので注意が必要です。液晶画面(スマートフォンなど)も角度によっては見えづらいことがあります。
調光レンズ
さまざまなシチュエーションに対応する汎用性の高さが魅力です。
調光レンズのメリットとデメリットは、以下のとおりです。
■メリット
紫外線の量によって、レンズ色が変化します。自動でレンズ色を調整するため、晴れの日でも曇りの日でも、朝でも夜でも活躍します。
■デメリット
レンズ色の変化には多少時間がかかるため、明るい場所から暗い場所に移動する際(トンネルの出入り口など)には、期待どおりの効果が得られないことがあります。
度付きレンズ
視力に不安のある方向けに、度付きのサングラスも販売しています。
OAKLEYのような大手メーカーでは、通常の度なしレンズから度付きレンズに変更できるモデルも多数取り扱っています。公式サイトで、度付きレンズへ変更した場合の価格を確認できます。
※おおよそ通常価格+30,000円ほどで度付きレンズへ変更できる
ちなみに、視力の不安のある方の選択方法は以下の3つです。
- 度付きレンズをかける
- コンタクトレンズの上から度なしサングラスをかける
- 普段使っている眼鏡の上からかけられるオーバーグラスをかける
視力に不安のある方も、多くの選択肢があるのはうれしいですね!メリット・デメリットを知り、あなたに合ったものを選びましょう。
度付きレンズをかける
度付きレンズをそのまま装着する方法は、通常の眼鏡と同様に軽量で、違和感がありません。荷物が少なくて良いのもメリットです。ただ、度付きに対応したサングラスを選ぶ必要があり、お気に入りの商品が対応していない可能性もあります。ただ対応するものは豊富に取り揃えられています。
コンタクトレンズの上から度なしサングラスをかける
コンタクトレンズを装着し、度なしサングラスを上から装着する方法は、普段からコンタクトレンズの方には特に向いているでしょう。制限なく、好きなサングラスを選ぶことができます。度付きサングラスに比べて軽量なのもポイントです。ただし、コンタクトは長時間乗ると目が乾いてしまうこともあるため、レンズの替えが準備必須です。
オーバーグラスをかける
オーバーグラスは、上記2つに比べると価格が安く、4,000円弱くらいで購入可能です。また、普段から眼鏡の方は気軽にかけることができますね。
長距離や暑い日などの走行時に汗をかいた場合、汗を拭くときに眼鏡とオーバーグラスどちらも拭く必要があり少し面倒です。
形状
ロードバイク用のサングラスには「アジアンフィット」と「グローバルフィット」があります。
- アジアンフィット:アジア人の骨格向け
- グローバルフィット:欧米人の骨格向け
グローバルフィットを選ぶ場合、サングラスがずり落ちたり、着用感があわずに「きつい」「痛い」といった違和感を感じることもあるかもしれません。
日本人の骨格には、アジアンフィットが向いています。特にこだわりがなければ、アジアンフィットを選ぶことをおすすめします!
ビジュアル
サングラスは「全身のコーデに合う色を選ぶ」ことも重要です。
オシャレを意識するあまり、サングラスだけがオシャレすぎると違和感があります。全体のコーディネートを考えながら、サングラスを選ぶことをおすすめします。ウェアに合わせて何種類かサングラスを用意すると、選ぶのが楽しくなりますね。
プロも使用するロードバイク用サングラスメーカー!
まずは、ロードバイク用サングラスメーカーを5社紹介します!初心者の方でも購入しやすい価格帯を取り扱うメーカーをご紹介します。
アイウエア業界のリーダー的存在/OAKLEY(オークリー)
米国カルフォルニア週に本社を構えているオークリー。スポーツ&ライフスタイルブランドとして有名で「あらゆる状況下で眼を守る」ことを第一に技術開発されています。
全世界で約600の特許取得をしている点も信頼の証ということができるのではないでしょうか。プロ野球選手の大谷翔平選手が愛用していることでも有名で、多くの人気を集めているブランドです。
ロードバイク以外にもあらゆるスポーツで使用される、まさにサングラスの王道ブランドです。最初の1本でオークリーを選ぶと満足できる可能性が高いと言えるでしょう。
コスパ◎のNo.1ブランド/TIFOSI(ティフォージ)
2003年にアメリカ・ジョージア州で誕生したブランドがティフォージです。素材や製法による高い性能と耐久性を備えているため、アウトドアを楽しむ人を中心に愛用されています。
コストパフォーマンスが優れているのが人気を集める理由でしょう。ランニングマーケットでシェア半分以上を誇るNo.1ブランドに成長し、さらに良い商品を生み出し続けています。
コストパフォーマンスやデザインを重視する初心者には、ティフォージのサングラスがおすすめです。
専売技術による革命/Rapha(ラファ)
ロンドンでサイモン・モットラムが設立したのがラファです。2004年の創業以来、ラファは上質なサイクリングウェアを生み出し、附属品としてサングラスを販売するようになりました。
初心者からプロ選手までが愛用する製品は、快適性とパフォーマンス、そしてスタイルを刷新し続けています。初心者はデザインから製品を選ぶ傾向があるでしょう。ラファの製品は上質なうえにシンプルなデザイン性が優れているため、初心者から上級者ライダーまで最適なサングラスと言えます。
専売技術である「ROSE」テクノロジーを採用し、「とにかく鮮明に見える」ことに注力しているメーカーです。
すべてはサイクリストのために/KABUTO(カブト)
日本ブランドであり、とくにヘルメットで有名なのがカブトです。日本人が手掛けるからこその繊細な技術が特徴で、「造形・素材・空力解析」がこだわりです。
国際的なサングラスメーカーとしてはマイナーかもしれませんが、上質なヘルメットに合わせるサングラスが複数販売されています。そのラインナップは「広い視界・軽量・デザイン」が重視されており、初心者でも扱いやすいようシリーズ化されています。
日本人に向けた製品が豊富なので、比較的サイズが合いやすいでしょう。装着時のフィット感を求める方は、カブトのサングラスを使ってみるのがおすすめです。
日本自転車パーツ界の王/SHIMANO(シマノ)
日本企業からシマノも忘れてはいけません。大正10年に創業されたシマノは、競技用自転車から生活に密着した自転車を制作しています。
ロードバイクのコンポーネントにもシマノ製が使われることが多く、品質の高さには定評があります。
世界中のプロライダーたちが愛用する製品も多数あるため、初心者からプロまでが「慣れ親しんでいる」のがシマノと言えるかもしれません。
ライディング時に使うサングラスだけでなく、日常でも愛用できるデザインモデルも豊富なので、普段からサングラスを使用する人にもおすすめです。
ロードバイク用おすすめサングラス5選!
ロードバイク用おすすめサングラスを5つ紹介します。
前述のおすすめメーカーの商品を含め、初心者が使用しても満足できる製品ばかりです。サングラスの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
OAKLEY(オークリー) Radar EV Path
メーカー参考価格:28,710円(税込)〜
オークリーの定番商品と言っても良いのが「Radar EV Path」です。スポーツタイプのスタイリッシュなデザインにより、見た目だけでも楽しめます。
多くのプロライダーやマラソン、野球などのスポーツ選手も愛用しているため知名度が高い商品と言えます。
初心者が「とりあえずサングラス」と考えるときには、Radar EV Pathを購入しておけば、まず後悔することはないと言えるのではないでしょうか。
TIFOSI(ティフォージ) Alliant【調光レンズモデル】
メーカー参考価格:13,750円(税込)
こちらは下部フレームのない軽量なモデルです。初心者にも装着しやすく、レンズを交換することも可能なのでさまざまなレンズを試すことができます。
1本もっておきたい調光レンズ。手に取りやすい価格です。
OAKLEY(オークリー) Radarlock Path
オークリーから「Radarlock Path」も紹介させていただきます。前述の「Radar EV Path」の軽量版と考えていただければよいでしょう。
不要なものを削ぎ落とし、初心者にも扱いやすい価格で販売されているものです。オークリーの製品を使ってみたいけれど、値段が気になってしまう初心者におすすめの商品です。
フレームカラーも複数あり、自分に合う色を検討することもできます。様々な色のサングラスを試したい方にも使用していただきたいものです。
KABUTO(カブト) NB-01
参考価格:5,500円(税込)
軽い・かけやすい・買いやすいをテーマに開発された、Newスタンダードアイウエアです。安心の日本製で、そのコストパフォーマンスの高さにも定評があります。
透明性、耐衝撃性、耐熱性にも優れており、全体の機能性が非常に高いのが特長です。
SHIMANO(シマノ) S-PHYRE R
レーシングアイウエアを再定義するS-PHYRE R。驚くほど軽いリムレスフレームとワイドな一体型レンズが風をブロックし、クリアな視界を提供します。
日本製なので日本人の鼻や耳の形状にかなりフィットし、装着感も抜群です。
サングラスをかけて安全にロードバイクを楽しもう!
ロードバイクを楽しむために、サングラスは必要です。サングラスは以下の点を考えながら購入しましょう。
- レンズの色
- レンズの種類
- 形状
- ビジュアル
サイクリングは楽しいものですが、眼を痛めては楽しめるはずがありません。美しい景色や、移り変わる風景を楽しむためにサイクリング用サングラスを検討してみてください。
お気に入りのサングラスが見つかれば、きっとあなたのサイクリングは更に快適になるでしょう!
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PROFILE
「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。