CXレース表彰台の常連「インフライト」の2023年モデルを発表｜CANYON

Bicycle Club編集部

2022年09月29日

「CANYON（キャニオン）」から新製品が登場。2023年モデルのシクロクロスバイク「インフライト」のラインアップが発表された。以下、プレスリリースより。

数々のタイトルを獲得した勝利の象徴、インフライト

季節が夏から秋へと移ろい、いよいよシクロクロスシーズンが到来。そしてそれに合わせて、現代のシクロクロスシーンにおけるアイコンとも言えるレースバイクがそのスタートラインに戻ってきました。キャニオンの「インフライト」は、マチュー・ファンデルプールをはじめとした最高峰のライダーと共に幾度も世界選手権のタイトルを獲得、さらにワールドカップでも勝利を重ねてきたバイク。あらゆるクロスコースで表彰台の常連である「インフライト」、その2023モデルの発売です。

トップチューブの屈曲部「キンク」

トップチューブがシートチューブと接合する部分付近に設けられた独特の屈曲部により、小さなフレームサイズでもフロントトライアングルが大きく確保され、レース中に担ぎやすい形状となっています。

バイクをテストしたマチュー・ファンデルプールとチームアルペシン-フェニックスの選手たちは、トップチューブの屈曲部をつかんだときのバイクの前後バランスが良いという点で意見が一致しています。バイクが前方あるいは後方に傾こうとする力を抑える必要がないため、担いで障害物を越えるのが楽になり、貴重なエネルギーを節約できるのです。

また、シートポストクランプの位置を下げてシートポストのしなりを使える部分が長くすることにより、シートポストの変形量を確保。凹凸の激しいコースでの振動吸収性を高め、快適性を向上させる効果があります。

安定性と俊敏性を両立させる、シクロクロス専用ジオメトリー

インフライトのジオメトリーは、あらゆる点でシクロクロスレースに最適化されています。リーチとホイールベースを延長したことで、もたつき感がない。ステムを短くすることで、コーナリングがシャープに。そして、微調整されたフォークジオメトリーと72°のヘッド角により、ハンドリングはレスポンス良く仕上がっています。さらに、フレームサイズに合わせたコクピットサイズを採用。難しい局面でのバイクコントロールを向上させます。

泥の付着面を極限まで減らしたフレーム

泥詰まりを防げば、トラブルも避けられます。インフライトのフレームは、泥が付着しにくいチューブ形状、内装ケーブルルーティング、十分なタイヤクリアランスなど、さまざまな工夫により泥詰まりを防止。過酷なコンディションでもピットインの回数を減らし、コース上を走り続けることができます。最大タイヤ幅は35mmです。