イツリア・バスクカントリー開幕！　狙うはバスク出身のエース、ランダの総合上位｜ユキヤ通信

4月3日にスペイン・バスク地方で開幕した6日間のワールドツアー「Itzulia Basque Country(イツリア・バスクカントリー)」に参戦中の新城幸也。
第1ステージはスペイン・バスク州の都ヴィトリアをスタートして南下し、スペインワインの有名な産地としても知られるラグアルディアの街に設けられた周回をまわりフィニッシュする165.4km。序盤に2級山岳があるものの、距離は7kmで平均勾配5.8%ときつい峠ではなく、各チーム、集団でのゴールスプリントに備える一日となった。

チーム・バーレーン・ヴィクトリアスとしては地元スターのミカエル・ランダ、ペイヨ・ビルバオの２人が総合上位を狙っていたが、レースに入る直前に体調不良を訴えていたペイヨ・ビルバオが発熱。残念ながら第1ステージでレースを去ることになった（チームは呼吸器感染症と発表）。

ミカエル・ランダはトップとタイム差なしの集団内でフィニッシュ。新城は6分8秒遅れの154位でフィニッシュしている。

新城のコメント

「今日はスプリントになるとの予想で、これからのステージのことを考え、できるだけ疲労せずにステージを終えることがチームの目的だった。最後は油断して、下りで中切れにあってしまい、グルペットでのゴールとなったが、落車などのハプニングもなく1日を過ごせて良かった。ランダ(ミカエル)はバスク出身なので、ほとんどのコースを知っていて、集団の前に上がるタイミングとかを指示してくれるので、走りやすい。明日からも心強いよね！
残念ながら、今シーズン初めて一緒に走るのを楽しみにしていたペイヨが体調不良で、明日はスタートしないけどしっかり治して次にまたどこかでだね！　レースの規模としては大きくないかもしれないけど、自分にとってはいろんな意味で1年で1番、大変な1週間が始まった。しっかりと最後まで走り抜けたいと思う」

Race公式サイト
https://itzulia.eus/en/itzulia/