落車が相次ぐ第3ステージ、ミランはスプリントジャージをキープ|TEAM ユキヤ通信
Bicycle Club編集部
- 2023年05月09日
ジロ・デ・イタリアに参戦中の新城幸也。
第3ステージも昨日に続き、200kmを超える長丁場。アドリア海の海岸線から内陸に入り南下。緩やかなアップダウンがあるものの、ほぼ平坦の前半から中盤を過ぎ、180km地点の最終盤に3級、4級カテゴリーの山岳が設定されている213kmを走る。
一日中曇りがちの天候だったが、最終の山岳地点に合わせるかのように雨が降り出し、落車が相次いだ。
新城は昨日の優勝でスプリントジャージを着用しているジョナタン・ミラン(イタリア)のジャージを保持するため、106km中間地点に設定された中間スプリント獲得に向け集団を牽引。その後、終盤の山場で遅れだしたミランと一緒に、グルペットでフィニッシュ。ミランはスプリントジャージをキープ。明日の第4ステージは、3度の2級が登場する山場に入る。
新城幸也のコメント
「今日は長い1日だった。213kmのレースに加えて、ニュートラル区間が10km、さらにフィニッシュしてからチームバスまで4km。グルペットでゴールに到着したのが17時30分、ホテルまで1時間移動。夕食21時。過酷な3週間が始まった事を感じる。
レースは残り40kmからの連続山岳の前の位置取り、雨降が降りだしてスリッピーな状況だったが、今日もしっかりと前に位置する事ができた。昨日の勝者ジョニーが最後の山を越えてくれたら良かったが、上りがとてもハイペースだったようだ。チームの総合リーダーを担うジャック(ヘイグ/オーストラリア)は落車などのトラブルでタイムを失うことがなかったので良かった。明日は雨が降らないでほしいと願う。南イタリアの路面は、雨が降るととても滑るからね……」
Race公式サイト
Giro d’Italia 2023 | Official site (giroditalia.it)
- BRAND :
- Bicycle Club
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。