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パワーメーターとシマノコネクトラボでヒルクライムの時間短縮 Vol.4|SHIMANO

2023年4月からシマノコネクトラボを使い始めた筧 五郎さん(以下、五郎さん)。これまで日々のトレーニングデータをシマノコネクトラボにアップしていて、自身の乗り方の改善やコンディション調整に役立ててきた。
今回は、そんな五郎さんが毎年エントリーしている「乗鞍ヒルクライム」(通称:乗鞍)の参戦記をご紹介。走行データもともに公開します!

走行距離約10,000km、獲得標高約90,000m

五郎さんといえば、2005年の乗鞍でチャンピオンに輝いた優勝経験者(58分59秒)。「昔も今も自転車に乗るのが好き」と、48歳(1975年生まれ)の現在も、自身が営む「56CYCLE」の業務や、NHKの「チャリダー★」のロードレース男子部の監督などで忙しいなか、ほぼ毎日乗る時間をつくっている。

では、実際にどれぐらい走っていたの?

シマノコネクトラボにログインして確認してもらうと、データをアップし始めた4月から9月までの約5カ月で走行距離は約10,000kmを超えていた。獲得標高は約90,000mだ。

「そんなにガツガツ走っていないですよ」と笑う五郎さん。
とはいえ、自転車を生涯スポーツとして楽しむ姿は、同じサイクリストとしてあこがれてしまう。

乗鞍前の直近3カ月の走行距離は、6月が1,942km、7月が2,153km、8月が1,496km。
8月の距離が少ないのは、乗鞍本番(8月27日)に向けて疲労をためないよう調整していたから。
なお、40代前半のころの「ツール・ド・おきなわ」出場時は、月に3,000km走り込んでパフォーマンスを上げていた時期もあったとのこと。

1年間の走行時間、走行距離、獲得標高などのデータ。シマノコネクトラボの場合は画面左にある「統計パワーカーブ」から呼び出せる(五郎さんは4月から利用し始めたので、それ以前のデータはなし)
カレンダー画面を見ると走った日が一目瞭然に。走行距離や獲得標高、走行時間などの表示は、右上の「合計パラメーター」から変更できる

大会まであとひと月、仕上がりは順調

7月中旬、五郎さんは自身の56ローラー教室の受講生の皆さんと乗鞍合宿を実施した。
乗鞍のコースは、標高がスタート地点で1,260m、ゴール地点で2,730m(日本の舗装路最高地点)と非常に標高が高い。合宿の目的は、高地への順応と、受講生の皆さんに走りのペースをつかんでもらうことだ。1時間30分と1時間15分ペースの2組に分かれて試走した。

最終日、五郎さんは自分のコンディションを確かめるために自身のペースでも試走。タイムは1時間09分30秒だった。
「例年より仕上がりが早く感じましたが、『このまま行けばいい結果を出せそう』」と好感触。
「2分270W、3分210Wのインターバルをしながら上れていたので、2019年の乗鞍のときよりも調子が良いかな、と考えていました」
五郎さんは過去の乗鞍で、2019年は1時間01分34秒、2022年は1時間8分57秒で走っている(2020年、2021年はコロナウイルスの影響により中止)。

こちらもシマノコネクトラボの走行データを見せていただいた。

乗鞍合宿のペース走の1コマ。56ローラー教室の門を叩いてくれる受講生の皆さんは、自分を信じて練習してくれている――期待に応えたいから、五郎さんは常に真剣に向き合う(一番後ろが五郎さん)
乗鞍の試走時の1時間09分34秒のデータ。シマノコネクトラボは、シマノパワーメーターのようなトルクを測れる機器と組み合わせると、トルクも表示される。自分がどのようなペダリングでパワーを生み出しているか(軽めのギヤを速く回してパワーを生み出す出すor重めのギヤをゆっくり回してパワーを生み出す)などがわかる
*トルク(クランクを回す力)×ケイデンス(クランクを回す速度)=パワー
自身のペダルの踏み方がわかる指標の一つがペダリンググラフ。五郎さんは90度(クランク3時の位置)でトルクがかかっている。ペダリングの効率がいい(写真赤丸)。ペダルを踏み遅れている人は、トルクカーブの頂点が90度ではなく120度(下死点)に近づいていく
試走時の時系列グラフ。序盤から終盤まで220~270Wの間でパワー(青線)を保って走っていたのがわかる

なんでやねん!

乗鞍の大会当日、早朝6時前には選手たちが集まり始める。
五郎さんは歴代優勝者としてコールされて、スタート地点へ。乗鞍のコースは全長20.5km、標高差は1,260m、平均勾配6.1%。およそ以下のような特徴がある。

出発の時刻が迫り、いざ、スタートだ。
五郎さんも強豪選手とともに走りだすものの、思うように走れない……。
「最初のカーブから心臓がしんどくなってしまって」と五郎さん。
これではダメだと悟って周囲の邪魔にならないように後ろに下がる。

三本滝レストハウス通過のタイムは18分10秒。そこから淡々と走って約10kmの中間地点を32分で通過した。ただ、トラブルが重なる。

「冷泉小屋(12km地点)を過ぎたあたりでタイヤがスローパンクして、後輪がペコペコに……」。

「なんでやねん!」と自身に突っ込みを入れるも、位ヶ原山荘なら空気入れがあるだろうと、建物が見えてすぐに「空気入れありますか!」と叫んで、6気圧まで入れて再スタートを切った。
この時点でタイムは約52分。そこから持ち直すものの、結果は1時間12分30秒(大会公式リザルト)となった。

「僕のデータでよければ」と、ご提供いただいた乗鞍当日の時系列グラフ。序盤の入り方の様子やスローパンクによるパワーの低下の様子などが見てとれる

3676分の1名として

2023年の乗鞍は、悔しい結果となってしまった五郎さん。しかし、「また上りたい」とにこやかに話す。

「自分への挑戦かな。あの頃(2005年の優勝時)の何が何でも勝ちたい、自分をアピールしたいという、オレオレな気持ちは過ぎ去ったけれども、何かに集中して取り組む時間がとても好きだから」
その何かに集中して取り組む対象が「乗鞍」という。

とはいえ、好きが高じてというのもあるようで……。

じつは五郎さんは大会の2日前に、「都ぜんざい 筧 五郎 ファンライド乗鞍サイクリング」を企画して参加された方とコースを走っていた。その際に、1時間30分ペースで引っ張るつもりが、いつの間にか1時間23分のハイペースへと。

「皆に『おいっ!』と突っ込まれました(笑)」

そして迎えた本番当日、「このときの疲労が溜まっていたのかも」と苦笑いする。
ちなみに、7月の乗鞍合宿後からコンディション調整は上手くいっていて、この試走の前にピークに近い状態だったそう。

2023年の乗鞍にチャレンジした参加者は3,676名。そのひとりひとりに物語があり、五郎さんの場合は、こうした感じで幕を閉じた。

最後に乗鞍の魅力を聞くと、
「森林限界を超えてからの進まなさ」と笑って返してくれた。

来年に向けて準備が始まり、シマノコネクトラボにアップされる走行データも増えていくことだろう。

筧 五郎さん:愛知県名古屋市にある「56CYCLE」店長。これまでに国内の主要ヒルクライムレースで優勝してきた。シクロクロス全日本選手権大会のマスターズのチャンピオンにも輝いている

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