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エースを失ったチームのアタックの嵐、イツリア・バスク カントリー|ユキヤ通信

4月5日、新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)が出場中のスペイン・バスク州で開催中のUCIワールドツアー、イツリア・バスク カントリー(4月1日~6日)の第5ステージが行われた。ロマン・グレゴワール(グルパマ-FDJ、フランス)がステージ勝利し、フアン・アユソ(UAEチームエミレーツ、スペイン)が総合首位となった。

前半は時速52kmの高速レース、ブイトラゴが6位に

第5ステージは、レース恒例のバスク州の州都ビトリアからスタートし、バスク地方中西部の山岳地帯を通過し、西岸のビルバオに近いアモレビエタ・エチャノでフィニッシュする176kmのコースでおこなわれた。

前日の落車でエースを失ったチームがアタック合戦を繰り広げ、レースは終始ハイスピードで落ち着かない展開となった。最初の山岳ポイントをきっかけに集団はシャッフルされ、人数を減らしながらフィニッシュへと向かう中、新城が所属するチーム・バーレーンヴィクトリアスはサンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア)らが果敢に仕け、最後は35人ほどの集団スプリントで6位、7位にペイヨ・ビルバオ(スペイン)と続いてフィニッシュした。

前半のハイスピードの展開で動いていた新城は、最終グループの中で140位でフィニッシュしている。

沿道の声援を受けながら2級山岳を越えていく新城 Photo:Miwa IIJIMA

新城幸也のコメント

「今日のステージは速かった。チームプランは逃げにニキアス(アルント)を乗せることだったが、レースはスタートからアタックが止まることなく続き、82km地点にある2級山まで、逃げはできなかった。アベレージは52km/hぐらいだったと思う。自分は2級山岳で集団から遅れてしまい、残りを10人程のグルペットでゴールを目指した。毎日が全力なのが、バスクカントリーらしいレースと言えば、それまでだ。ペースがまた1段と速くなっていると感じている。先頭走るにはフロントギヤは55じゃないと足りない(苦笑)。明日はいつもどおりの上りと下りしかない、キツいキツい最終ステージ。どこまで集団に留まれるか、毎年チャレンジするしかない」

レース公式サイト

Itzulia Basque Country

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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