
【大入島・上浦編】アンクル・リンネが行く、大分県佐伯市|豊後・佐伯で海巡り

Bicycle Club編集部
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アンクル・リンネのイラストを描くリンネさんこと大野哲郎さんが縁あって九州一の面積を誇る大分県佐伯市を旅してきた。豊後水道に面したリアス海岸、自転車はもちろんそして釣りやグルメが楽しめる天国だった。

【大入島】1周16km、貸し切り状態の自転車天国
「あそこにナブラが見えますね。下に小さな魚がいて、さらにそれを狙う大型魚がいて、波が立っているんです。この入り江にはいっぱい魚がいるので、見ているだけで飽きないですよ。1日中遊んでいたいな」というリンネさん。今回行ってみたかった場所の一つが、写真の「海の細道」。まるで海の上を歩いているようにも見える。
「海の細道」は佐伯湾に浮かぶ大入島にある防波堤だ。島の北西側にある小さな入江と外海を仕切っている。もともとは船を泊めておくための舟隠しで、今ではその堤防の上を歩いて渡ることができ、九州オルレのトレッキングコースにもなっている名所だ。
大入島へのアクセスは佐伯港からフェリーで5分ほど。島の南側にある石間港にフェリーが到着する。さらに海の細道までは島を時計回りにわずか4km強。簡単に冒険気分が味わえる。
フェリーは1時間に1本あるので、2時間もあれば1周16km島内散策が楽しめる。ちなみにすれ違ったクルマは数えるほど、まさに自転車パラダイスだった。
今回は島内に2軒ある食堂のうち、「海の家あじも」で手作りのやまももの砂糖漬けをごちそうに。「どこから来たん?」という会話からお母さんたちと盛り上がり、船を1便遅らせることにした。






【上浦】豊後二見ヶ浦で幸運を掴もう
JR九州、日豊本線佐伯駅から北側へ、線路に沿って国道217号を進むと造船所が並ぶ。
さらに進み上浦に入ると豊後二見ヶ浦が見えてくる。この夫婦岩はリンネさんが手掛けるサイクルコレクトのカードにも描かれている。
夫婦岩の大しめ縄は昭和44年に地元の野球チームが地域へのお礼としたのが始まり。それ以降、豊後二見ヶ浦が広く知られるようになり、毎年12月第2日曜日に市内外約400人の有志の手によってしめ縄が張替えられている。
夫婦岩の近くには「結の石」という石の臼があり、「福玉」を「結の石」めがけて投げ入れる。この「結の石」に石が入ると神様に願いが届くという、野球にゆかりあるアトラクション。
リンネさんは見事1投目から石を入れることができた。楽しく旅ができるように梅雨空が晴れることを祈った。さらにリンネさんが絵馬にイラストを描いて祈願すると、雨も上がり大入島も見えはじめた。ご利益ありだ。






ライダープロフィール/リンネ(大野哲郎)
アンクル・リンネのイラストでおなじみのアーティスト「rinne(リンネ)」。世界中で人気を集める彼のインスタグラムはフォロワー数9.3万人。欧米、アジア、オセアニアなど世界40カ国以上で絵を販売している。昨年はグラスゴーの自転車世界選手権で作品を展示。Instagramはコチラ
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編集:Bicycleclub 文&写真:山口博久
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