旨すぎて悶絶必至の最強餃子塾、開講であーる!【第三回 包み】
buono 編集部
- 2016年10月06日
意外と重要! 包み方で旨さも変わってくる!?
どうも、最強餃子塾塾長のボンジョルノ島貫です。前回までは張り切って某塾長のモノマネをしていましたが、さすがにしつこいのでやめました。だってあと二回ありますからね。本記事のタイトルに名残は残っていますが……。
というわけで、皮作り、餡作りと来て、ついに包みを覚える時が到来したのであります。えー、餃子なんて適当に水付けて包みゃいんじゃーん、などと戯言をぬかす輩にはお仕置きの時間が到来します。ま、冗談はさておき、ホント、包み方って超重要なんです。ちゃんと包んだつもりでも焼いている最中に開いてしまって、せっかくの肉汁がパアになるどころか、皮もグズグズになってしまったりと、きちんとした包み方を知っておいて損はありません! しかも、専門店みたいに美しく包まれた餃子を家で出したら、そりゃあもう大騒ぎってなもんですぜダンナ、ヒヒヒ。
多くの店でも採用されている、基本にして究極の包み方
いろいろ突き詰めていくと、基本こそが頂点であるってことに気付くもんで。餃子の包み方だってそう。基本を覚えることで、一歩ずつ達人への道が近づくのです。ちなみに、この包み方、勘違いしている人が多いので先に注意しておきますが、ヒダを作ってとじるのは片側だけですよ! 両側を何となくくっつけてとじながら両側ごとグニュっとヒダにしているのは美しくないですし、焼いている時に変形してしまうことも。
先に理想形をお見せしよう! コレ、この立体感が重要。
餡を皮にのせたら、親指、人差し指、中指を中心に軽く支え、利き手の親指、人差し指を使ってヒダを作るようにしながら皮をとじていく。
両サイドの皮が一体になるようにギュッととじる。中に入れた餡を少しずつ押し込めながらとじるイメージ。
餡を多く入れすぎたならば、最終地点前で少し抜くようにする。
とじ目は親指を支点に人差し指で折り目を付け、両指でつまむイメージ。
つなぎ目が美しくなるよう微調整し完成。とじ口が緩やかなカーブを描くように成形できれば◎
初心者向け、失敗しない包み方も教えます!
上記の包み方は基本中の基本ではありますが、とは言っても、最初のうちは中々うまくいかないことも。そんな貴方に朗報ですが、必殺の失敗しない包み方を伝授しますよ。簡単に言うと、一方向から閉じていったものを両側から中心に向かってとじるようにするだけ。こうすると、慣れていなくても美しい形で作ることができるのです。
餡を指で押さえながら、サイドからつまみとじていく。
サイドの接着はしっかりと行う。
片方を中央までとじ終えたら、次は逆サイドへ。
餡が皮の中にしっかりと納まるように指で押し込む。
中央に向かってとじていく。
形を整えたら完成! ほれ、簡単じゃろ!
第三回もこれにて一件爆着! どかーん。というわけで爆発エンドからの待て最終回! あ、最後は「焼き」講座やります。
(レシピ監修=シャウ・ウェイ)
旨すぎて悶絶必至の最強餃子塾
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PROFILE
buono 編集部
使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。
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