京の名店で出会うレア珍味×名酒5選 『京 泰山木』
buono 編集部
- 2016年10月12日
INDEX
酒の肴は数あれど、驚きと個性的な味わいにおいて珍味に勝るものはない。
酒好きの左党が通う名店『京 泰山木』で味わえる、稀少な珍味とそれに合わせたい銘酒を厳選。目でも舌でも楽しめる珍味のランウェイ、堂々開演。
能登の珍味を一枚まるごと堪能
干しこのこ(972円)
糸上のナマコの卵巣に塩をあて、三味線のバチ状にタコ糸に吊るし、乾燥させた能登の珍味。『泰山木』では瀬戸内海や小豆島産のものを使用。一枚まるごとは珍しい。
抜群に合う日本酒
滋賀県「喜楽長(きらくちょう)純米吟醸」。米の旨味がしっかり感じられる辛口。のどごしはやわらか。864円。
濃厚な雲丹を思わせる豆腐
山雲丹豆腐(540円)
豆腐をもろみに半年間漬け込み、発酵・熟成させた、九州の山間部に伝わる珍味。濃厚な雲丹のような食感と風味から「山雲丹豆腐」と呼ばれるようになったとか。
抜群に合う日本酒
高知県「土佐しらぎく 涼み純米吟醸 八反錦」。広島産の八反錦を使用した涼やかな夏限定の純米酒。864円。
滋賀県名産の香り高い鮒料理
ふな寿司(1,512円)
琵琶湖産の“にごろぶな”を米と塩に漬けこんで乳酸発酵させた珍味。独特の香りがクセになり、ほど良い酸味と旨味が広がる。共に発酵させた米を添えて。
抜群に合う日本酒
京都府「蒼空 純米酒 美山錦」。伏見の老舗酒造が作った新しい夏酒。爽快な風味で喉越しも抜群。972円。
京都ならではの風雅な一品
鰹の酒盗の東寺和え(432円)
組み上げ湯葉に鰹の酒盗と茎わさびを乗せた一品。「東寺和え」とは湯葉で仕上げた料理のこと。大豆の香り、酒盗の熟成香、そして茎わさびの辛味が絶妙に絡み合う。
抜群に合う日本酒
奈良県「風の森 純米しぼり華 秋津穂 無濾過無過水」。伸びやかな旨味と初々しい酸が上品な生酒。756円。
香り豊かな完熟山椒が引き立てる
鯛の身と塩辛の山椒和え(648円)
鯛の身を短冊状に切り、鯛の塩辛と京都美山の香り高い完熟山椒と和えた珍味。淡白な鯛の身に、まろやかな塩辛と鼻腔をくすぐる山椒が加わり、独特の味わいに。
抜群に合う日本酒
滋賀県「センセーション 笑四季 朱ラベル 特別純米火入れ」。南国果実を思わす香りが人気の限定酒。756円。
DATA
『京 泰山木』(きょう たいさんぼく)
住所/京都府京都市中京区西洞院六角下ル池須町424-2
TEL/075-231-3736
営業/17:30~23:15(L.O.)
休み/日・祝日(月曜が祝日の場合は火曜休み)
http://www.kyo-taisanboku.com/
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PROFILE
buono 編集部
使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。
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