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蜆〈シジミ〉|料理を愛する人のための魚図鑑

コクのある出汁が出て健康効果も期待できる

アサリとともに日本に馴染みの深い二枚貝シジミ。美味しい出汁が出るため、みそ汁の具に利用されるほか、佃煮などにされ、古くから食されている。鉄分が多く、肝臓にいい貝としても知られる。

シジミの日本の在来種は、汽水域に分布するヤマトシジミと淡水域に分布するマシジミ、琵琶湖の固有種であるセタシジミの種が生息する。味はセタシジミがもっとも美味とされる。

おすすめの料理

みそ汁、吸い物、佃煮など

調理の準備

3%の塩水(水1Lに塩30g)にシジミを入れ、半日から1日置いて砂を抜く。調理前に貝をこすり合わせて洗い、汚れを落とす。

DATA

分類

マルスダレガイ目 シジミ科

学名

Cyrenidaes

英名

Freshwater Clam

産地

琵琶湖、島根県の宍道湖、青森県の十三湖、茨城県涸沼川、千葉県の利根川河口が有名。

冬と夏が旬。1月から2月の厳寒期が“寒シジミ”、8月は“土用シジミ”といわれる。

目利きのポイント

  • 新鮮なもの。触るとフタを閉じるものを選ぶ。

出典

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buono 編集部

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使う道具や食材にこだわり、一歩進んだ料理で誰かをよろこばせたい。そんな料理ギークな男性に向けた、斬新な視点で食の楽しさを提案するフードエンターテイメントマガジン。

buono 編集部の記事一覧

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