パター 最新ランキング(2020-2021年)&自分に合うクラブの選び方
EVEN 編集部
- 2021年01月08日
選考委員会メンバーはこちら
クラブアナリスト マーク金井
自称ゴルフ芸人。ゴルフライター、YouTuber、クラブデザイナーなど、マルチに活躍する業界のご意見番。
クラブコーディネーター 鹿又芳典
ゴルフショップ「マジック」ではクラフトマンとしての顔をもつ、パーツブランドの伝道師。本企画では審査委員長を務める。
ゴルフライター 鶴原弘高
ゴルフ雑誌やWEB、YouTube動画で活躍するゴルフライター。プライベートで弾道計測器を所有し、スイングの研鑽に励む理論派。
ファッションモデル 肥野竜也
本業のモデルの他、ゴルフ関連メディアで幅広く活躍するゴルフが好きすぎるモデル。競技ゴルフにも熱心なガチ系アスリート。
ヘッドと打感にバリエーションを広げた「ヘプラー」
マーク金井:テーラーメイドの「トラスパター」はこんなにパターがヘタな人間が打っても結果がイイ! クランクネックなのにフェースバランスっぽく打てるから画期的。ああいう発想がよく出たなと思う。国内メーカーじゃ絶対出ないでしょう。
鶴原:国内メーカーが作ったら、売れないんですよ。いろいろやっても売れないんですよね。
肥野:この「FCG」ってすごく打ちやすいですよね。今までマレットは打てなかったんですけど、これは違和感なく使えますね。ミスに強くて転がりもよい気がします。
鹿又:これはマレットじゃないからね。 マレット形状だけど重心を前にして、操作性を上げてるパター。
肥野:だからブレードしか打てない自分でも、打ちやすく感じたんですね。納得です!
鶴原:形状はマレットだけどブレードの操作性があるのと逆に、マークさんが先程話していた「トラス」は、ブレード形状なのに、マレットのようなフェースバランスという何だかややこしい話です。
マーク金井:たしかに! たまたまだけど好みが逆だったから、こんな話がでてくるって、なんとも面白いね。
鶴原:この「ヘプラー」については、パターで有名な「ピン」が、打感に対して更にバリエーションも広げてきたという点は評価できますよ。
鹿又:ちなみに「オデッセイ」については、本国で話を聞いた際にも言われたんですが、とんでもない数のパターを作っていて、これだけあれば、どれか一つは気に入るモデルがあるでしょう? というところが、評価に値しますね。ただ一人のために存在するパターを作るみたいな。
では、いよいよランキングの発表です!
【第1位】ピンゴルフ へプラー
ボールがフェースに当たった瞬間に『パチン!』と弾くような打感が好みのゴルファーに向けて作られている。そのため、フェース面にインサートがなく、さらには溝もない。ソリッドな打感と打音が得られるように仕上がったパター。33,000円+税~
問:ピンゴルフジャパン(048-437-6501)
PING公式サイト
有識者コメント
音と感触で距離感を作れる
「音と感触で当たった瞬間の強さや打点が素直に伝わるのでフィーリングが作りやすい。弾き感が強いので、あまりフォローを取らない打ち方をしたいゴルファーにオススメ」(ゴルフライター/鶴原弘高)
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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