エポンゴルフ(EPON GOLF)最新ゴルフクラブ|ゴルフギアブランド図鑑
EVEN 編集部
- 2021年04月30日
エポンゴルフ(EPON GOLF)ってどんなブランド?
昨年から続く怒涛の新作ラッシュの意味とは
キング オブ パーツブランド「エポンゴルフ」は世界中のクラブメーカーのOEMを手掛ける「遠藤製作所」を母体に、1977年に誕生したブランドだ。クラブメーカーがこれまで生み出してきた歴代の名器、その多くを手掛けてきた遠藤製作所が、そこで得た開発ノウハウや鍛造技術を注ぎ込んで生まれるプロダクトは極めて高い製品精度、仕上げの美しさを誇る至高の存在。大手メーカーと比べても群を抜く豊富なライナップを誇るのも彼らの強みだ。
昨年は、母体である遠藤製作所が創業70周年。これを記念し、名器『エポン460』をモダナイズした『エポン450』を限定で発売。即完売させるなど、いまやその動向は日本のみならずアジアを中心に世界中へと広がりつつある。
その思いが確信となったのは、新年早々に彼らが発表した国内男子ツアー中西直人選手とのサポート契約締結のニュース。これまでツアープロモーションから距離をとってきたエポンゴルフが、である。彼らの中で、今確実に何かが変わりつつある。それは昨年12月からほぼ毎月のように発表している積極的な製品のリリースからも見て取れる。販売サイクルに縛られることなく、満足できる製品ができなければリリースしないのがエポンの信念と聞いたことがある。昨年発表した『EF-01』も短尺仕様を提案した意欲作で、わざわざ専用シャフトとなる『デッドオアアライブ』と併せてリリースしていた。こうした試みは工房の協力なしに実現しえなかったはずである。昨年来、好調が伝えられるゴルフ業界とは言え、工房を中心とした販路に限定されるヘッドパーツブランドである彼らの、かつてない販売攻勢。エポンは今年、ゴルフクラブ市場の台風の目となるはずである。
エポンゴルフ(EPON GOLF)の最新2021クラブ
昨年後半からほぼ月イチペースで新製品を発表してきたエポン。年末のタイプLウェッジから、UT、アイアン、パターと続き、4月以降もドライバー、フェアウェイウッドと続く予定。フィッティング重視でパーツ供給されるブランドながら、予約で完売するモノも。
※価格はすべて参考価格(完成品クラブ)
Tour Wedge Type L
お助けクラブもエポンが作れば超美形
シンプルビューティな「ツアーウェッジ」シリーズに加わったタイプLは、ネックのフトコロがアドレスでは見えにくい角度へぐいっと内側にえぐれ、インパクトエリアぎりぎりのショットでもシャンクになりにくい特性を備える。
29,700円(税抜27,000円)
AF-956
ソールのステンレスとβチタンフェースで飛ばせるUT
フェースにβチタン、クラウンにもチタンを採用した上で、ソールに比重の重いステンレス材を使用し、深重心化したUT。高い反発と高打ち出し低スピンで飛ばせる。同社のUTとしてシャフト脱着の弾道調整機構を初採用。
73,700円(税抜67,000円)
AF-506
テクノロジーで実現。かつてないキャビティ
単一素材の軟鉄鍛造ヘッドながら、前作比で2.5倍もポケット容積を拡大。それにより前作比27%ものスイートエリア拡大を実現させた。また、容積拡大で得た余剰重量をフェース面積の増大に転用したことで、さらなる安心感を獲得した。
184,800円(税抜168,000円)(6本セット)
MS-01
美しすぎるモダンなミルドパター
共通のデザインを採用する2本のマレットは、樹脂を内蔵したチタン製インサートによるソフトな打感が魅力の黒ヘッド「MS-01 BK」、無垢のステンレスのソリッドな打感をもつ「MS-01SV」。アドレスでの見た目も違う兄弟モデルだ。
69,300円(税抜63,000円)(SV)、74,800円(税抜68,000円)(BK)
AF-256
スペックまで未発表の新フェアウェイウッド
現時点で一切の情報がない世界初公開の新作フェアウェイウッド。新世代モデルに共通の弾道調整スリーブを搭載する他、AF-956と共通のソール形状からステンレスソールによる低重心が推測されるが……。正式発表までしばし待て。
エポンゴルフ(EPON GOLF)基本情報
問い合わせ:エポンフラッグシップショップ新潟(0256-64-5551)
エポンゴルフ公式サイト
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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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