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コーヒーの屋外自家焙煎に挑戦!|モリパーク アウトドアヴィレッジで開催【自然体験イベント】

2月の3連休初日、焚き火でコーヒー焙煎をするワークショップに行ってきました! 道具は一式持っているものの、なにが正解かわからず何年も持て余しており、「いつかやるんだ……」と思い続けていた、そんなタイミングでのワークショップ情報。これは行くしかない。

文・写真◉フィールドライフ編集部

本格的だけど気軽に参加できる

今回は午前2回、午後2回の4回ですべての時間が満席に!

会場は昭島にある「モリパークアウトドアビレッジ」。芝生広場に着くとコーヒーのいい香り。会場では今回の講師・農園プランナーで発酵クリエイターの宮原悠さんが参加者にコーヒードリップのレクチャー中。フィールドライフ、PEAKSでおなじみのライター、よっちさんもいる!

よっちさんお手製のウッドストーブ。これを作るワークショップにも参加したい!
ザルは100円ショップのものだそう。豆がほどよく転がるように溝をつけるなどひと工夫されている。

周りには炭の入ったウッドストーブと生豆が入ったザルが並んでおり、テンションがあがります。「これぞ炭火焙煎じゃないですか……」。ザルを手に持ち、さっそく焙煎スタート!

緊張しながら豆を火にかける

みなさん、まずはじーっと豆の観察。

最初は火元からややはなして、揺らさずに火を入れるのがポイントだそう! しびれが切れそうになったタイミングで焼きムラがでないように少し動かして豆を転がす。それをしばらく繰り返すと突然「パチッ」と音が鳴る。

焙煎前の生豆って青っぽいんですよね。

音が鳴る感覚が短くなったら今度は豆ができるだけ重ならないように左右に振りながら焙煎する。よく見るあのアクションです。でも慎重というより単にビビリな私の豆の色がなかなか変化しない……。

ちょっと色が変わってきたか……⁈

中深煎りを目指していたのに……

ここまでは非常にうまくいっている、はず。ここで焦ってはいけない、がまんがまん……。

隣で参加していたご夫婦の奥さまの豆はすでにいい色になっている! しかし焦りは禁物。いつもいい感じになってきたところであと少しの我慢ができず失敗しているダメパターンを思い出すんだ……。と言い聞かせてザルを振り続ける。でも私が目指す中深煎りの色にはなかなかならない。どこで焙煎をやめるかを見極めるセンスも必要なのです。

「もうそれいい感じだよ、いまどきのサードウェーブだよ」とよっちさん。

「いや、私はクラシック派なのでツヤツヤさせたいんです!」

と応戦するも、寒さに負けて焙煎はフィニッシュすることに。

表面サラサラのサードウェーブ(風)コーヒー。中の水分がしっかりと抜けているのがよい焙煎とのこと。

どんどんいい香りが広がってきて、みんな楽しそう。焙煎後は豆を挽いてドリップコーヒーを楽しむところまでがセットになっているのです。

焙煎した豆でコーヒードリップタイム!

見た目はとてもいい感じ! ちなみにこのドリップバッグスタンドも100円ショップで買えるそう。

じつはこの日は小雪がちらつくほどとにかく寒くて、コーヒードリップ用のお湯もどんどん冷めていく状況。宮原さんのレクチャーを受けながら宮原さんに淹れていただき、私は動画を撮るシチュエーションに(すみません)。

ハンドドリップといえば、お湯を滴下すると豆がむくむくと膨らんでくるイメージだと思いますが、浅煎りだとそれほど膨らまないそう。ツヤツヤした豆、いわゆる深煎りは豆の中に炭酸ガスが多く溜まっているので膨らむんだとか。

そして中深煎り派の私が、過去に1回だけサードウェーブの波に乗りたくて購入した豆がいくらていねいに淹れてもあまり膨らまなかったことを思い出し、淹れ方がまちがっていたのではなかったと何年か越しに安心しました(笑)。

飲む瞬間も緊張する〜

すっきりとした見た目のコーヒー。サッパリ系が好みなので、個人的にはばっちり。

そして肝心の味は……「美味しい!」。

ごくごく飲めるスッキリ系サードウェーブコーヒーになっていました。(プロに淹れてもらったからか?)炭火焙煎なんだけど炭火のにおいが気にならなかったのも不思議。

よっちさん焙煎の豆。ツヤッツヤの中深煎り。こちらも全然味が違って美味しかった。

炭火ではなくお家のコンロでもできますが、チャフ(豆の薄皮)が紙吹雪のように舞い散って後片付けが大変になるので、屋外での焙煎をおすすめします(笑)。

参加者との交流も楽しい

宮原さんがつけていたのはCASIOの「TSR-100」(1994年)。文字盤右に放射温度計が付いていて、ここを対象物に向けると離れたところの温度が計れるというもの。これには大興奮!!!

今回のワークショップは、カシオ計算機が主催している自然体験プログラム「WILD MIND GO! GO!」の一環。昭島にほど近い羽村に会社がある縁で、アウトドアビレッジで2024年の4月から毎月ワークショップを行なっています。講師は宮原さんやよっちさんなどアウトドアの達人たちですが、カシオの社員の方々も有志でサポーターとして参加。普段は一般ユーザーと直接関わることが少ないため、このようなワークショップがユーザーの生の声を聞く良い機会になればという思いもあるそうです。そんな社員のみなさんと時計やカメラなど往年の名機の話で盛り上がれるのもカシオファンにはたまらないポイント。

アウトドアのヒントが盛りだくさん

ワークショップでの完成品がコラージュされた画像。これを見ただけでもワクワクしませんか?

「WILD MIND GO! GO!」は生き物としての力を取り戻すための自然体験を集めた、体験メディアで、今回の焙煎のハウツーもこちらに詳細が紹介されています。

ちなみに3月は「ゴマを絞れる」らしいので、興味のある方はモリパークアウトドアビレッジのHP内、「イベント」のページをチェックしてみてください!

3月のワークショップも行くぞ〜!

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PROFILE

フィールドライフ 編集部

フィールドライフ 編集部

2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

フィールドライフ 編集部の記事一覧

2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

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