ランタンの種類と基本の使い方、おすすめランタン13選

コールマンショップ店長に教えてもらうランタンの使い方

ランタンはキャンプのムードを左右する必須アイテムです。キャンプの必須アイテムにして基本ツール、ランタンの種類と扱い方を、コールマンショップ店長に伝授してもらいましょう。

コールマンショップ店長の小松さんいわく「お客さまにキャンプに必要なアイテムを聞かれたときは衣・食・住のどれを優先させるかをうかがっています。ただいずれの場合も大事にしていただきたいことの上位に“灯り”がありますね」。

そこで迷うのがどのタイプのランタンを選択するかです。手軽なのはLEDランタンですが、テントとタープを設営した場合は全体を照らせるほどの光量はないのでガスかガソリンをプラスすると完璧に。「ガソリンランタンの扱いは実際にやってみると意外と簡単です。ガソリンならではの燃焼音と明るさ、あたたかみのある光をぜひ体感していただきたいです」

長い目で見た場合はガソリンランタンがお得ですが、迷ったときはお店のスタッフに相談してみましょう!

【教えてくれた人】コールマン 昭島アウトドアヴィレッジ店 店長 小松要一さん

 

広いフロアに豊富な商品が並ぶ同店で2015年のオープン時から店長を務める。さわやかな笑顔でどんな質問にもハキハキ応えてくれる。

ランタンの種類と特長

ガソリンランタン

【ガソリンランタンの特長】
・燃料コスパが良い
・光量が大きく長年使える

ランタンのなかでも光量が大きく燃焼時間が長い。また外気温に左右されにくいのが強み。マントルの装着や扱いに慣れが必要ですが、燃料コストが安く定期的なメンテナンスや劣化したパーツは交換もできるので、長い間使い続けることが可能。

ガスランタン

【ガスランタンの特長】
・手軽に大光量を確保
・燃料を他ギアと併用可

ガソリンランタン同様マントル装着の手間はありますが、燃料がカートリッジ式なので初心者でも扱いやすく光量も大きいのが特徴。バーナーと燃料を併用できるのもメリット。ただし、外気温の影響を受けやすく低温では光量が不安定になることも。

LEDランタン

【LEDランタンの特長】
・屋内外問わず使える
・種類が豊富で多機能

スイッチひとつでオン・オフができ、テント内や車内で使えるのがメリット。電池が切れてもコンビニなどで調達できるので安心。また光源を分割したり、モバイル機器の充電ができるなど多機能モデルが多いのも特徴です。光量はガソリン、ガスに比べて弱め。

ガソリンランタンの基本の使い方

使用したモデルは「コールマン/ワンマントルランタン」

定番&ロングセラーモデルで燃焼音とあたたかみのある光に魅了される人多数。シンプルな構造で扱いやすい。シーズンズランタンもこのタイプ。燃料はホワイトガソリン。

【DATA】
価格:13,455円
サイズ:約φ160×H310mm
重量:約1,400g
問い合わせ:コールマン
https://www.coleman.co.jp/

下準備

マントル、ホワイトガソリン、フューエルファネル(じょうご)、着火用ライターを用意。コールマンのじょうごは適量で注ぎをストップしてくれるので便利。

ランタンの燃料タンクにホワイトガソリンを注ぎます。目安量は注ぎ口の下側のラインまで。タンク内の空気量もほどほどに確保するのが燃焼時間を長くするコツ。

燃料バルブをオフにし、ノブを引き出して右回りに止まるまでまわす。止まったら左回りに2〜3回まわしてから親指で穴をおさえ40回以上ポンピング。

マントルのから焼き

ベンチレーターとグローブをはずし、マントルは装着前に緩く結んでからジェネレーターのくぼみにかぶせてしっかり結ぶ。

ひものいらない部分はカットしましょう。リップ(ひだ)が均等になるようにし、全体を膨らませるように形を整えます。

着火用ライターでマントルの下から火をつけて燃やします。燃料バルブは閉めておくこと。燃えてなくなる心配は無用。

全体が真っ白な灰の状態になればから焼きは成功。崩れて穴が空いてしまうと発光しないので指やモノが当たらないよう注意。

点火

グローブとベンチレーターを装着して点火しましょう。燃料バルブは開けずに着火用ライターを下の口から差し込み種火を点火。

着火した状態で燃料バルブを少しずつ開けます。火がついたら着火用ライターを引き抜き、さらに燃料バルブを開放します。

勢いよく燃料バルブの開閉を繰り返すと火の勢いが落ち着いてきます。ここでもう一度ポンピング作業をすると光量が安定するのです。

きれいに点火ができた状態。マントルは発光しなくなるまで使えるので持ち運びに気をつけましょう。常に予備もあると安心。

ガスランタンの基本の使い方

使用したモデルは「コールマン/2500ノーススターLPガスランタン」

マントルが大きく大光量。そのマントルはワイヤークリップ式で取り付けも簡単。点火装置が内蔵されているので着火もスムーズ。カラーバリエーションがあります。

【DATA】
価格:10,728円
サイズ:約φ145×H260mm
重量:約1,300g
問い合わせ:コールマン
https://www.coleman.co.jp/

使用手順

燃料となるOD缶は一晩使うなら最大サイズが安心。マントル、着火用ライターも用意したらベンチレーターとグローブをはずしましょう。

まずは燃料となるガス缶をセット。本体とガス缶を水平にしてしっかりねじ込みます。斜めになっているとガス漏れや本体故障のトラブルにつながるので注意。

マントルの上下のワイヤーをジェネレータのくぼみにセット。きちんとセットできたらワイヤーをねじって固定します。指で触ってズレたりしなければOK。

セッティングの良い例
悪い例

注意したいのが下部のセッティング。ワイヤー下のひだが中に巻き込まれないよう、きちんと外側に出ていることを確認してからワイヤーをねじって固定する。

着火用ライターでから焼きします。マントルの下から火をつけて全体が白く灰になるまで燃やしましょう。マントルに触れて壊さないよう、また強風にも注意。

ベンチレーターとグローブを装着したら、まず点火装置をカチカチと連続で押しながら次に燃料バルブを開けます。そうすると「ボンッ!」という爆発音が防げるのです。

マントルのいらないガスランタンも!「コールマン/ルミエールランタン」

本体をガス缶に取り付けるだけで使えるキャンドル風ガスランタン。ブラウンのガラス製グローブがレトロな雰囲気。揺れる炎がテーブル上をやさしく照らす。オシャレ度もアップ!

【DATA】
価格:5,437円
サイズ:約φ73×W60×H183mm
重量:約210g
問い合わせ:コールマン
https://www.coleman.co.jp/

おすすめオイル(ガソリン・灯油)ランタン

ロゴス/(ロゴスバイオフレイム)テーブル暖炉

コンパクトな携帯暖炉は、3本芯からトルネード状に立ち上がる炎が美しい。炎に触れても引火しない専用燃料(バイオユニフューエル490)なので、テーブル上での使用も安心。

【DATA】
価格:13,000円
サイズ:約φ152×H282mm
重量:約800g
問い合わせ:ロゴス
https://www.logos.ne.jp/

ペレグリン・デザイン/JD バーフォード マイナーズランプ Mサイズ

19世紀初頭に生まれたパラフィンオイル燃料式のランプ。真鍮と銅メッキでできたボディの中で小さくゆらめく炎が、アンティーク感を高める。イギリスはウェールズでの製造。

【DATA】
価格:15,000円
サイズ:約φ63×H180mm
重量:625g
問い合わせ:ペレグリン・デザイン
https://www.peregrine-f.com/

ペトロマックス/HK500

 

世界中で愛される灯油燃料式マントルランタンは、200 以上のパーツからなるオーセンティックな佇まいが魅力。プレヒートが必要など取り扱いに手間がかかるものの、500キャンドルパワーの明るさは圧倒的だ。

【DATA】
価格:26,000円
サイズ:φ170×H400mm
重量:2400g
問い合わせ:スター商事
https://www.star-corp.co.jp/

おすすめガスランタン

SOTO/プラチナランタン

プラチナの触媒作用という新しい発光方式を採用。破損しやすいマントルやホヤが不要なので気軽に携行でき、耐風性にも優れています。120ルクスの明るさはソロキャンプにもぴったり。

【DATA】
価格:13,800円
サイズ:約D65×W77×H110mm
重量:約210g
問い合わせ:新富士バーナー
http://www.shinfuji.co.jp/

SOTO/虫の寄りにくいランタン

虫が関知しにくい波長の光にするホヤや蚊取りマットを装着できるリフレクターなど、虫を寄せ付けない工夫が詰まったガスランタン。光量を安定させるパワーブースターを備える。

【DATA】
価格:8,800円
サイズ:φ136×H375mm
重量:1,300g
問い合わせ:新富士バーナー
http://www.shinfuji.co.jp/

プリムス/2245ランタン

同ブランドが誇る定番モデルは、すりガラス状のホヤが分散するマントル発光らしからぬ優しい光が最大の特徴。着火装置付属で簡単に取り扱い可能。吊り下げ用のワイヤーが付属。

【DATA】
価格:10,500円
サイズ:φ83×H127mm
重量:200g
問い合わせ:イワタニ・プリムス
https://www.iwatani-primus.co.jp/

キャプテンスタッグ/テラパワーガスランタン〈L〉

大型マントルと傘内側の反射板が生み出す光量はガスランタン中でもトップクラスで、サイト全体の灯りをこれ1台で済ませられるほど。プラスチック製の収納ケースが付属します。

【DATA】
価格:18,000円
サイズ:φ200×H230mm
重量:1,100g
問い合わせ:キャプテンスタッグ
https://www.captainstag.net/

おすすめキャンドルランタン

ロゴス/キャンドルランタン

ガラスホヤ付きのランタンは、35mm径のタブキャンドルを装填して使用。テーブルライトにピッタリな明るさとサイズ感で、吊り下げ用のハンドルも備えます。キャンドル1個付属。

【DATA】
価格:930円
サイズ:約φ55×H95mm
重量:約80g
問い合わせ:ロゴス
https://www.logos.ne.jp/

キャプテンスタッグ/プロンズキャンドルランタン

専用キャンドルを装填するシンプルなランタン。プロンズ仕上げの鉄でできた本体と傘は、テーブルランタンとしての雰囲気が抜群。キャンドル1個付属で、購入後すぐに使える。

【DATA】
価格:800円
サイズ:約φ103×H175mm
重量:約150g(キャンドル含む)
問い合わせ:キャプテンスタッグ
https://www.captainstag.net/

UCO/キャンドリア

灯す本数で明るさを調節可能な、3本のキャンドルを内蔵するランタン。天面にシェラカップを置けば簡易コンロに早変わり。大型のハンドルは木の枝などに吊す際にも活躍します。

【DATA】
価格:5,600円
サイズ:φ100×H200mm
重量:540g
問い合わせ:モチヅキ
https://www.e-mot.co.jp/

おすすめLEDランタン

ベアボーンズ/フォレストランタンLED

炭鉱用カンテラ風のデザインと電球色の灯りがキャンプに映えるLED ランタン。内蔵バッテリーはUSB接続による充電式。200ルーメンの最大光量で3時間の連続点灯が行なえる。

【DATA】
価格:8,000円
サイズ:φ152×H241mm
重量:510g
問い合わせ:エイアンドエフ
https://www.e-mot.co.jp/

モンベル/パワーバンク ランタン

可動式シェードにより、収納時はさらにコンパクトになるUSB充電式の小型LEDライト。最大光量時の照射時間は約6時間。6,400mAh のモバイルバッテリーとしても使える。

【DATA】
価格:6,000円
サイズ:φ58×H143mm
重量:243g
明るさ:最大600ルーメン
問い合わせ:モンベル
https://www.montbell.jp/

コールマン/360°サウンド&ライト

Bluetooth 接続スピーカーになるLED ライト。リチウム充電地が付属し、最大光量で音楽を再生しても約5時間連続駆動。IPX4の防水性能だから水辺などにも使用シーンが広がります。

【DATA】
価格:8,000円
サイズ:約φ130×H251mm
重量:約1,000g
明るさ:最大400ルーメン
問い合わせ:コールマン
https://www.coleman.co.jp/

※価格や仕様などの情報は2019年6月時点のものです。

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フィールドライフ 編集部

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2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

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